2026.08.14
2026年8月14日 更新 みなさんこんにちはいつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます今回は岡谷市で行った屋根工事、外壁工事でお世話になったお客様から頂いた、お客様の声を3選ご紹介します屋根や外壁にお困りごとがあってもどこに頼んでいいかわからない…

今回のお客様は築30年ほどになるまで、屋根の大きなメンテナンスを行っていませんでした。
「屋根について何をすればいいのか分からないので、とりあえず見てもらってアドバイスがほしい」
そんなご相談から始まった工事です。
インターネットで屋根工事業者を探され、街の屋根やさん松本諏訪平店へお問い合わせいただきました。
築30年前後になると、スレート表面の色あせや塗膜だけでなく、防水シートや野地板など普段は見えない部分の状態も工事方法を左右します。
そのため今回は、最初から工事方法を決めるのではなく、屋根の表側と小屋裏の両方を確認してからご提案することにしました。





諏訪市の築30年ほどの住宅から、「これまで屋根のメンテナンスをしていないので、一度状態を見てほしい」とご相談をいただきました。
調査するとスレート屋根の経年劣化だけでなく、小屋裏では野地板の雨染みや外からの明かりも確認。
そこで今回は、既存スレートを残して下地を補強し、横暖ルーフSを施工する屋根カバー工法をご提案しました。
築年数だけで工法を決めず、実際の屋根の状態から今回の工事を選んだ理由をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店は、長野県塩尻市のイトウ住建が運営しています。
今回の工事は、諏訪市の築約30年の戸建て住宅で行ったスレート屋根のカバー工法です。
小屋裏から確認した野地板に雨染みなどがあったため、既存スレートの上に12mm厚の構造用合板を増し張りして下地を補強。
その上に防水シートを施工し、ニチハの金属屋根材**「横暖ルーフS」**で仕上げました。
施工面積は約140㎡、工事費用は約170万円(税込)、工期は約2週間です。
※屋根の状態によって必要な下地補強や施工方法は異なります。
既存屋根を残せない状態では、カバー工法ではなく葺き替え工事をご提案する場合があります。
屋根全体を確認すると、築30年ほど経過したスレートには塗膜の剥がれなど、経年による劣化が見られました。
スレートは表面の塗膜が劣化すると水を吸いやすくなり、反りやひび割れなどにつながる場合があります。
ただし、屋根表面の劣化だけであれば塗装を検討できるケースもあります。
今回は小屋裏にも気になる症状があったため、表面だけを見て塗装と判断せず、屋根下地まで確認することが重要でした。
小屋裏を確認すると、野地板には雨染みがあり、一部では外からの明かりも確認できました。
外の光が見えることだけで雨漏りとは断定できませんが、野地板の雨染みなども合わせると、屋根内部へ雨水が浸入した可能性を考える必要があります。
この状態では、スレート表面を塗装するだけでは下地の状態を改善できません。
そこで今回は、屋根表面をきれいにするメンテナンスではなく、下地と防水層まで含めて屋根を改修する方法を検討しました。
棟板金を確認すると、固定している釘が浮いている箇所がありました。
釘浮きは金属の温度変化による伸縮などでも起こりますが、今回の工事で棟板金を撤去すると、内部の下地木材(ヌキ板)に腐食が確認されました。
下地木材が傷むと釘の保持力が低下し、棟板金が強風で浮いたり飛散したりする可能性があります。
見えている釘だけを打ち直すのではなく、その釘が効いている下地まで確認することが大切な状態でした。
現地調査では小屋裏の野地板に雨染みなどが確認され、お客様も本工事までの雨を心配されていました。
そこで、工事を始めるまでの応急処置として屋根面をブルーシートで覆い、雨養生を行いました。
ブルーシートは屋根を根本的に修理するものではありませんが、工事までの間に雨水が浸入するリスクを抑えるための一時的な対策になります。
調査結果だけをお伝えするのではなく、本工事まで建物をどう守るかも含めて対応しました。
今回の工事で最も重要だったのは、築30年だからカバー工法にしたのではなく、屋根表面と小屋裏の状態を確認したうえで工事方法を決めたことです。
現地調査では、
などが確認されました。
この状態でスレート表面だけを塗装しても、傷みが確認された野地板や防水層への対策にはなりません。
そこでイトウ住建では、屋根全体を改修する方法としてカバー工法をご提案しました。
一般的なスレート屋根のカバー工法では、既存スレートの上へ防水シートを敷き、その上から新しい金属屋根材を施工する方法があります。
しかし今回の住宅では、野地板に傷みが確認されていました。
そのため、
既存スレート
↓
12mm厚構造用合板
↓
防水シート
↓
横暖ルーフS
という構成で施工することにしました。
既存スレートの上に12mm厚の構造用合板を増し張りすることで、新しい屋根材を固定するための下地を確保してから、新しい防水層と金属屋根をつくるのが今回の施工方法です。
野地板に傷みがある住宅では、既存スレートをすべて撤去し、下地から改修する葺き替え工事も選択肢になります。
今回は現地調査で建物の状態を確認した結果、既存スレートを残し、その上に構造用合板を施工して下地を補強する方法が可能と判断しました。
既存スレートの撤去を伴わないため、葺き替えと比べて撤去・処分する屋根材を抑えられることもカバー工法の特徴です。
ただし、野地板や屋根構造の傷みが大きい場合などは、既存屋根を撤去して状態を確認しながら直す葺き替え工事のほうが適している場合があります。
つまり、
「築30年だからカバー工法」でも、
「野地板が傷んでいるから必ず葺き替え」でもありません。
今回のように、既存屋根を活かしながら必要な下地補強を加えられるケースもあります。
お客様は今後もこの家に住み続ける予定でした。そのため、工事費だけでなく、これからも安心して住み続けるためにどこまで直しておくべきかを考え、下地補強を組み込んだ屋根カバー工法をご提案しました。
同じ諏訪市でも、屋根の状態によってカバー工法を選んだ理由は異なります。
→【諏訪市の屋根カバー工法施工事例5選|スレート屋根のリフォーム事例を紹介】
で、ほかの施工事例もご覧いただけます。
今回の屋根カバー工法では、既存スレートの上へそのまま新しい屋根材を重ねるのではなく、12mm厚の構造用合板による下地補強を行いました。
ここからは、下地の状態を確認しながら新しい防水層と屋根をつくっていく工程をご紹介します。
まず既存の棟板金を撤去すると、内部の下地木材(ヌキ板)に腐食が確認できました。
現地調査で見つかった棟板金の釘浮きには、この下地の傷みも影響していたと考えられます。
下地木材が腐食すると釘やビスの保持力が低下するため、表面から釘を打ち直すだけでは十分な補修にならない場合があります。
棟板金の不具合では、板金だけでなく固定する下地の状態まで確認することが重要です。
既存スレートの上から12mm厚の構造用合板を増し張りし、新しい屋根を施工するための下地をつくります。
野地板とは、屋根材や防水シートを支える屋根の下地となる板材のことです。
合板は継ぎ目が一直線にそろわないよう、位置をずらしながら施工しました。
継ぎ目を分散させることで、一か所へ力が集中しにくい配置にするためです。
今回はこの工程を加えることで、傷みが確認された既存下地をそのまま新しい屋根の固定下地として使わない施工方法としました。
構造用合板の上には、軟質弾性プラスチックルーフィング「チャンピオンルーフィング」を施工しました。
**ルーフィングとは、屋根材の下に施工して建物内部への雨水浸入を防ぐ防水シートです。
**屋根は表面の屋根材だけで雨を防いでいるわけではなく、この防水層も重要な役割を担います。
今回は板金の小片をパッキン状に使用して釘で固定し、防水シートを確実に留めながら施工を進めました。
屋根と外壁が接する壁際では、防水シートを立ち上げ、防水テープを使用して固定しました。
壁際は屋根面を流れてきた雨水の影響を受けやすく、納まりが不十分だと雨水浸入の原因になる場合があります。
そのため屋根の広い面だけでなく、壁際・棟・軒先といった屋根の取り合い部分をどのように防水するかが重要です。
完成後には見えなくなる部分ですが、屋根の防水性を支える大切な工程です。
防水シート施工後、軒先へスターターとなる軒先唐草を取り付けます。
軒先唐草とは、屋根の先端部分に取り付ける板金部材で、屋根材の端部を納めるとともに、雨水を適切に排出するための役割があります。
屋根カバー工法では、屋根面だけでなく軒先の納まりも新しい屋根に合わせてつくり直します。
このスターターを基準として、次の工程から横暖ルーフSを順番に施工していきます。
新しい屋根材には、ニチハの金属屋根材**「横暖ルーフS」**を採用しました。
横暖ルーフSは、塗装高耐食GLめっき鋼板と断熱材を一体化した横葺き金属屋根材です。
既存スレートを残すカバー工法にも使用されています。
軒先側から順番に施工し、屋根全体を新しい金属屋根で覆っていきます。
今回はその下に構造用合板と新しい防水シートも施工しているため、表面だけでなく下地・防水層を含めて屋根を改修しています。
横暖ルーフSを葺いた後、外壁と屋根が接する部分へ「雨押え」を取り付けます。
雨押えとは、外壁を伝った雨水が屋根との取り合い部分から内部へ入り込むのを防ぐための板金部材です。
下の工程では防水シートと防水テープによる処理を行い、その上から雨押えを施工することで壁際を納めます。
屋根材本体だけでなく、こうした取り合い部分まで適切に施工することが雨漏り対策では重要です。
横暖ルーフSや棟・壁際などの板金施工が終わったら、屋根全体を最終確認します。
屋根材や板金の納まり、固定状態などを確認し、施工中に出た切りくずやゴミを清掃して工事完了です。
今回の屋根カバー工法では、築30年のスレート屋根を単に金属屋根で覆うのではなく、12mm厚構造用合板による下地補強と新しい防水層をつくったうえで横暖ルーフSを施工しました。
今回のお客様が最初に抱えていたのは、「築30年になるけれど、屋根に何をすればいいのか分からない」という漠然とした不安でした。
実際に調査すると、スレート表面の経年劣化だけでなく、小屋裏では野地板の雨染みなども確認できました。
そこで、表面を塗装するだけではなく、構造用合板による下地補強、新しい防水シート、横暖ルーフSまで施工する屋根カバー工法を実施しました。
これにより、既存屋根の状態に合わせて下地から防水性を見直すことができ、今後の雨水浸入に対する不安の軽減が期待できます。
諏訪市は冬季の冷え込みが厳しく、年間を通して寒暖差もある地域です。屋根は雨や風だけでなく、気温変化などの影響も受け続けています。
ただし、「諏訪市だからカバー工法が適している」と一律に判断できるわけではありません。
特に今回のような築30年前後のスレート屋根では、
などを確認し、塗装で維持できるのか、カバー工法が適しているのか、葺き替えまで必要なのかを判断することが大切です。
同じ築年数でも屋根の状態は一棟ごとに異なります。
工法を決めてから点検するのではなく、点検結果から必要な工事を決める。
今回の施工事例でも、これが最も大切なポイントでした。
今回のお客様は、最初から屋根カバー工法をご希望されていたわけではありません。
「30年間ほとんど屋根を触っていないので、何をすればいいのか教えてほしい」というご相談でした。
屋根を確認すると表面のスレートだけでなく、小屋裏の野地板にも雨染みなどがあり、塗装だけでは対応できない状態でした。
一方で、建物の状態を確認した結果、既存スレートをすべて撤去するのではなく、構造用合板で新しい下地をつくってカバー工法を行う方法が可能と判断しました。
築20年、30年と経過していても、必要な工事は屋根によって違います。
「そろそろ何かしたほうがいいと思うけれど、塗装なのかカバー工法なのか分からない」という段階でご相談いただいて大丈夫です。
イトウ住建では、まず現在の状態を確認し、なぜその工事が必要なのか、ほかにどんな選択肢があるのかも含めてご説明します。
「築30年になるけれど、一度も屋根をメンテナンスしていない」
「塗装でいいのか、カバー工法が必要なのか分からない」
「小屋裏に雨染みがあるけれど、屋根がどうなっているのか知りたい」
そんな段階でもお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建では、屋根材だけでなく、棟板金や固定下地、雨漏りの兆候、小屋裏など確認可能な範囲を無料点検し、現在の状態をご説明します。
「工事を頼むかはまだ決めていない。まず屋根の状態だけ知りたい」というご相談でも大丈夫です。
今回の事例のように、同じスレート屋根でも下地の状態によって必要な工事は変わります。
まず現在の屋根を知ることが、これからも安心して住み続けるための第一歩です。
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