2026.09.27
2026年9月27日 更新 松川村でトタン屋根を調査|軒先まで錆と腐食が進行 こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。 北安曇郡松川村で、錆と腐食が進んだトタン屋根の調査とカバー工法を行いました。 特に劣化が進んでいたのは、1階部分にある下屋のトタン屋根で…

築30年が経過し、これから屋根をどのようにメンテナンスすればよいのか分からないということでご相談いただきました。
お客様が検討されていたのは、既存のスレートを塗装して維持する方法と、屋根そのものを新しくする方法です。
屋根塗装は、現在の屋根材を活かしながら表面を塗膜で保護する工事です。
一方、カバー工法は既存屋根を基本的に残し、その上に新しい防水紙と屋根材を施工します。
どちらを選ぶかは築年数だけでは決められません。
まずは屋根材や棟などを確認し、既存屋根をどこまで活かせる状態なのかを調べました。





こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。
松本市の築30年のお住まいで、化粧スレート屋根95㎡のカバー工法を行いました。
お客様からいただいたご相談は、「屋根を塗装すればいいのか、それとも葺き替えたほうがいいのか見てほしい」というものでした。
そこで最初から工事方法を決めるのではなく、まず現在の屋根を確認しました。
調査すると、化粧スレートには複数の割れがあり、棟板金のジョイント部分ではシーリングが剥がれて隙間ができていました。
さらに、使用していないテレビアンテナから発生した錆が棟板金へ移り、腐食している部分も確認しました。
塗装で表面を保護する方法も検討しましたが、屋根材と棟部分の状態、築30年という経過年数、今後のメンテナンスを考慮し、今回は既存スレートを残してSGL鋼板屋根を施工するカバー工法を選択しました。
工事費用は140万円、工期は10日です。
施工地域:松本市
築年数:30年
既存屋根:化粧スレート
屋根面積:95㎡
確認した状態:スレートの割れ・棟板金の隙間・錆による腐食
検討した工事:屋根塗装・屋根カバー工法
工事内容:屋根カバー工法
新しい屋根材:ニスクPRO「GMルーフ」
屋根材:SGL鋼板
塗膜保証:15年
工期:10日
工事費用:140万円
ポイント:塗装かカバー工法かを先に決めず、既存屋根の状態を確認して工法を選択
屋根に上がって確認すると、化粧スレートの何か所かに割れが発生していました。
スレート屋根の状態を判断するときは、色褪せだけでなく、こうした屋根材そのものの割れや欠損がないかも確認します。
塗装は既存スレートの表面を保護することはできますが、割れた屋根材そのものを元の状態へ戻す工事ではありません。
だからといって、割れが一つあれば必ずカバー工法というわけでもありません。
割れの発生状況だけで結論を出さず、屋根全体と棟部分も続けて確認しました。
屋根の頂部に取り付けられている棟板金も確認します。
棟板金同士が重なるジョイント部分では、シーリングが剥がれ、隙間ができていました。
棟は屋根面とは異なる部材で構成されているため、スレートの状態だけを見て屋根全体を判断することはできません。
屋根材に加えて、棟板金やその接合部分まで確認することで、現在どこにメンテナンスが必要なのかを把握していきます。
棟板金には、錆による腐食も確認できました。
原因の一つとなっていたのが、屋根上に残っていた使用していないテレビアンテナです。
アンテナに発生した錆が雨水とともに棟板金へ流れ、板金側にも錆が移っていました。
棟板金は表面だけでなく、その下に板金を固定する下地があります。
この段階では表面から確認できる範囲で状態を把握し、工事の際には既存の棟板金を撤去して内部も確認します。
今回確認できたのは、化粧スレートの複数の割れ、棟板金ジョイント部分の隙間、そして錆による棟板金の腐食です。
部分的な補修を行ったうえで塗装する方法も考えられます。
しかし今回は築30年が経過しており、屋根材だけでなく棟部分にも劣化が確認されていました。
今後のメンテナンスも考え、お客様と相談した結果、既存スレートを残し、その上から新しい防水紙とSGL鋼板屋根を施工するカバー工法を選択しました。
「スレート屋根だから塗装」「築30年だからカバー工法」と決めるのではなく、実際の状態を確認して工事方法を選ぶことが重要です。
カバー工法の施工に入り、まず既存の棟板金を撤去します。
屋根面のスレートは残しますが、棟板金は新しい屋根に合わせて作り直すため撤去します。
板金を外すと、その下に取り付けられていた木製のヌキが見えてきました。
棟板金を撤去すると、下地として使われていた木製ヌキには腐食が進んでいました。
調査時には棟板金のジョイントに隙間があり、表面にも腐食が見られましたが、板金を撤去することで内部の下地の状態まで確認できました。
棟板金は、この下地へ固定されています。
そのため表面の板金だけを新しくしても、固定する下地が傷んだままでは十分ではありません。
腐食した木製ヌキは再利用せず撤去し、新しい屋根を施工したあとに棟下地も新しくします。
屋根面を整えたら、既存スレートの上から新しいルーフィング(防水紙)を施工します。
使用したのは「チャンピオンルーフィング」です。
カバー工法は、古いスレートの上へ直接金属屋根を載せるだけの工事ではありません。
既存屋根の上に新しい防水層をつくり、その上へ新しい屋根材を施工します。
完成すると見えなくなる部分ですが、屋根材の下で雨水の浸入を防ぐ重要な工程です。
防水紙を施工したあと、軒先へ新しい金属屋根を納めるためのスターターを取り付けます。
スターターは新しい屋根材の施工開始部分となる部材です。
既存スレートの軒先を覆うように取り付け、ここからSGL鋼板製の新しい屋根材を施工していきます。
今回、新しい屋根材として採用したのはニスクPRO「GMルーフ」です。
使用されているのはSGL鋼板で、塗膜保証は15年です。
防水紙を施工した既存スレートの上から、軒先側よりGMルーフを順番に葺いていきます。
今回のカバー工法では、既存スレートを全面撤去するのではなく、現在の屋根を残したまま新しい防水層と屋根面をつくります。
このあと屋根面を仕上げ、新しい棟下地と棟板金、松本地域の積雪を考えた雪止めまで施工していきます。
屋根面を葺き上げたら、棟部分を仕上げます。
工事前の棟板金を撤去した際、その下にあった木製ヌキには腐食が確認されました。
この下地をそのまま再利用せず、新しい棟には樹脂製の下地材を使用します。
棟板金は下地へ固定するため、表面の板金だけを交換しても、固定する部分が傷んだままでは十分ではありません。
今回の工事では、調査時に確認した棟板金の隙間や腐食だけでなく、撤去して初めて見えた下地まで新しくしています。
樹脂製の下地材とシーラーを施工したあと、新しい棟板金を取り付けます。
工事前は棟板金のジョイント部分に隙間があり、テレビアンテナから移った錆による腐食も確認されていました。
さらに撤去後には木製下地の腐食も分かりました。
今回はカバー工法に合わせて、下地から棟板金まで新しく施工しています。
屋根カバー工法は、広い屋根面に金属屋根を重ねるだけの工事ではありません。
棟などの役物も現在の状態を確認し、新しい屋根に合わせて納め直します。
屋根の仕上げには雪止めも施工しました。
今回取り付けたのは「スノーエール」です。
金属屋根へカバーすると屋根表面の状態が変わるため、積雪地域では屋根を新しくする際に落雪対策も考える必要があります。
松本地域の冬季の積雪を考慮し、新しいGMルーフに合わせて雪止めを取り付けました。
築30年、95㎡の化粧スレート屋根をSGL鋼板製「GMルーフ」でカバーしました。
工事前にはスレートの複数の割れ、棟板金ジョイントの隙間、錆による腐食が確認されていました。
さらに工事で棟板金を撤去すると、内部の木製ヌキにも腐食が見つかりました。
そこで既存スレートの上へチャンピオンルーフィングとGMルーフを施工し、棟部分は腐食した木製下地を撤去して樹脂製下地材へ交換。新しい棟板金と雪止めまで施工しました。
工期は10日、工事費用は140万円です。
今回のお客様は、「屋根を塗装すればいいのか、それとも葺き替えたほうがいいのか見てほしい」というところからのご相談でした。
屋根のメンテナンスを考えるとき、最初から塗装・カバー工法・葺き替えのどれかに決める必要はありません。
今回の屋根では、化粧スレートに複数の割れがあり、棟板金にも隙間や腐食が確認されました。
その状態と築30年という経過年数、今後のメンテナンスを考え、既存スレートを残して施工するカバー工法を選択しています。
また、工事を始めて棟板金を外すと、表面からは見えなかった木製ヌキの腐食も確認できました。
見えている屋根材だけでなく、棟や下地まで確認し、必要な部分を新しくすることが大切です。
「塗装で維持できるのか、それともカバー工法を検討したほうがいいのか」は、屋根の状態によって判断が変わります。
松本市・安曇野市で行った5つの施工事例をもとに、屋根の状態と工法を選んだ理由を比較しています。
ご自宅の屋根と近いケースを探したい方はこちらをご覧ください。
→ 安曇野市・松本市|屋根カバー工法の施工事例5選|塗装との判断ポイント
街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建では、松本市をはじめ塩尻・安曇野・諏訪地域で屋根の無料点検・無料診断を行っています。
「スレート屋根をもう一度塗装できるのか知りたい」
「屋根に割れがあるが、どの工事が必要か分からない」
「棟板金の錆や隙間が気になる」
このような場合も、最初から工事方法を決める必要はありません。
確認可能な範囲でスレート屋根や棟板金、下地などの状態を確認し、塗装で維持できるのか、カバー工法や葺き替えを検討する状態なのかをご案内します。
松本市で屋根のメンテナンス方法に迷っている方は、イトウ住建へご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん松本諏訪平店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.