2026.07.20
2026年7月20日 更新 上伊那郡箕輪町でトタン屋根のサビにお困りなら街の屋根やさん松本諏訪平店へ 「屋根にサビが出てきたけれど、まだ塗装で大丈夫なのかな?」 「このまま放置すると雨漏りしてしまうのでは?」 築年数が経過したトタン屋根では、このようなご相談をいただくことが少なく…
こんにちは。イトウ住建です。
本日は諏訪郡下諏訪町にて、屋根カバー工法工事の初日を迎えました。
最初に行ったのは鉄骨ベランダと雨押え板金の撤去作業です。
「屋根工事なのに、なぜベランダを外すの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は屋根カバー工法では非常に重要な工程です。
今回の記事では、ベランダを撤去する理由や、この工程が屋根の耐久性や仕上がりにどのように関わるのかを、現場写真とともにご紹介します。
| 工事内容 | 屋根カバー工法 |
| 本日の工程 | 鉄骨ベランダ・雨押え板金撤去 |
| 工事の目的 | 新しい屋根を施工するための下準備 |
| 施工時間 | 約1日 |
| 次回工程 | 棟板金・貫板撤去、タイトフレーム取付 |
今回屋根カバー工法を行うのは、三晃式(さんこうしき)トタン屋根のお住まいです。
三晃式トタン屋根は、折り目をかみ合わせて施工する金属屋根で、耐久性や排水性に優れ、工場や倉庫だけでなく一般住宅にも多く採用されてきました。
しかし、長年使用すると塗膜の劣化やサビが進み、メンテナンスが必要になることがあります。
今回のお客様からは、「屋根を新しくして、これからも安心して住み続けたい」とのご相談をいただきました。
そこで既存の屋根を撤去せず、その上から新しい金属屋根を施工する屋根カバー工法をご提案しています。
工事初日は仕上がりには見えない準備作業が中心となりますが、この下準備が今後の施工品質を大きく左右します。
そのため、まずは屋根全体の状態や付帯部分の納まりを確認し、安全かつ確実に工事を進められるよう作業を開始しました。
今回のお住まいには、屋根の上に脚が固定された鉄骨製ベランダが設置されていました。
屋根カバー工法では、既存の屋根の上に新しい金属屋根を重ねて施工するため、完成後は屋根全体の高さが少し高くなります。
そのため、現在の高さのままではベランダの脚を元の位置へ戻すことができません。
ベランダの脚が新しい屋根材を押さえつけてしまうと、防水性能や耐久性に悪影響を及ぼす可能性もあるため、工事前にしっかりと確認を行い、安全な施工方法を検討しました。
今回はお施主様から「屋根とあわせてベランダも新しくしたい」とのご要望をいただいていたため、既存の鉄骨ベランダは撤去し、新しいアルミ製ベランダへ交換する計画で工事を進めます。
ベランダは見た目以上に重量があるため、安全を最優先に作業を進めます。
固定状況を確認しながら、一つひとつ部材を取り外し、屋根や外壁を傷付けないよう慎重に搬出しました。
ベランダを無理に残したまま屋根工事を進める方法もありますが、施工スペースが限られてしまい、新しい屋根材を適切に納めることが難しくなる場合があります。
今回は今後長く安心してお住まいいただくことを考え、ベランダを一度撤去してから屋根工事を行う方法を選択しました。
見た目には地味な作業ですが、この判断が屋根全体の施工品質や耐久性につながる重要な工程となります。
鉄骨ベランダの撤去後は、外壁と屋根の取り合い部分に取り付けられている雨押え板金と、その内部の**下地材(貫板・ヌキ)**を撤去しました。
雨押え板金は、外壁から流れてくる雨水が屋根内部へ浸入しないようにする大切な役割を担っています。
しかし、屋根カバー工法では既存の屋根の上に新しい屋根材を施工するため、現在の板金のままでは高さや納まりが合わなくなってしまいます。
そのため、一度既存の板金と下地を撤去し、新しい屋根の高さに合わせて施工し直す必要があります。
この工程を丁寧に行うことで、雨水の侵入を防ぎ、美しい仕上がりと長期間安心して暮らせる屋根へとつながります。
今回の工事で最も重要だったのは、鉄骨ベランダの撤去です。
「屋根工事なのにベランダまで外す必要があるの?」というご質問をいただくことがありますが、屋根カバー工法では屋根材を重ねて施工するため、完成後は屋根面が約30〜50mmほど高くなります。
そのままでは既存のベランダの脚が新しい屋根と干渉し、固定できなくなるだけでなく、屋根材を傷めたり雨漏りの原因になる可能性があります。
対処方法としては、
| 施工方法 | 特徴 |
| ベランダの脚を加工する | 既存ベランダを再利用できるが、加工費が必要になる場合がある |
| ベランダを撤去して新設する | 屋根・ベランダとも新しくなり、耐久性や見た目も向上する |
ベランダの撤去作業では、屋根や外壁を傷付けないよう慎重に取り外すことはもちろん、撤去後に新しい屋根がスムーズに施工できる状態になっているかも細かく確認しました。
また、雨押え板金や下地材を撤去した際には、下地の傷みや腐食がないかも点検しています。
見えなくなる部分まで確認することで、安心して長くお住まいいただける屋根工事につながります。
答えは**「必ずではありません」**。
ベランダの形状や固定方法によっては、脚を加工して再利用できるケースもあります。
しかし、今回のように屋根とベランダを同時に新しくしたい場合や、ベランダ自体の老朽化が進んでいる場合は、撤去して新しいベランダへ交換した方が、耐久性や安全性の面でメリットが大きくなります。
現場の状況やお客様のご希望によって最適な方法は異なるため、イトウ住建では現地調査を行ったうえで、一つひとつのお住まいに合わせた施工方法をご提案しています。
次のような場合は、屋根カバー工法とあわせてベランダの施工方法も確認が必要になることがあります。
✅ 屋根の上にベランダの脚が固定されている
✅ 鉄骨ベランダにサビや腐食が見られる
✅ 屋根とベランダを同時にリフォームしたい
✅ 築20年以上が経過している
一つでも当てはまる場合は、現地調査で確認することをおすすめします。
次回は、既存の棟板金と貫板の撤去を行い、新しい屋根を固定するための吊子という金具の取付工事へ進みます。
屋根カバー工法では、一つひとつの工程が完成後の耐久性や防水性を左右します。
引き続き、安全第一で丁寧に施工を進めてまいりますので、ぜひ次回もご覧ください。
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