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地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦
 
 「屋根の重量が嵩む瓦屋根は地震に弱い…」、阪神・淡路大震災以降、瓦が落下し、倒壊した家屋の映像が繰り返し、流され続けたため、そういったイメージが刷り込まれてしまいました。特に熊本・大分地震では熊本城の瓦が落下していく様子が映像で流されたため、そういった思いを強くした方も多いでしょう。
また近年では大型の台風が発生することも多く、重い瓦が飛散・落下したら…と不安に思う方も増えているようです。
確かに屋根の重量が嵩んでしまう瓦屋根は自然災害に対して不利なことを否めませんが、現在ではそれを克服した防災瓦があるのです。
		
	また近年では大型の台風が発生することも多く、重い瓦が飛散・落下したら…と不安に思う方も増えているようです。
確かに屋根の重量が嵩んでしまう瓦屋根は自然災害に対して不利なことを否めませんが、現在ではそれを克服した防災瓦があるのです。
【動画で確認「災害に強い!防災瓦」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
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動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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またそれよりも以前の施工方法になると「土葺き」と呼ばれ、敷き詰められた土に瓦を押し付けるように固定されているだけのこともあります。
 
 
 
防災瓦は瓦同士が噛み合うようなロック構造になっており、ずれたり、外れたりしにくくなっています。また、瓦1枚1枚を釘やビスで固定するため、飛散や落下も起こりにくいのです。
 
通常の瓦の場合
 
 
防災瓦の場合
 
 
 
 
2018年や2019年に日本に上陸した大型台風では、瓦屋根にかかわらず多くの建物、屋根の被害が報告されました。台風の通り道となった各地で40m/sを超える風速が観測され、最大風速は約55m/sと言われています。
しかし日本の多くの地域での基準風速が30~38m/sなのに対し、防災瓦なら最大瞬間風速であればその1.5~1.8倍まで耐えることができるとされています。しっかり1枚1枚固定された防災瓦なら、ある程度の強風でも飛散や倒壊などの大きな被害は防げるでしょう。
 
 
これまで日本を襲ってきた数々の大地震にも耐えられるということです。
大地震後にテレビで放送されるような「瓦が落下するシーン」とは無縁の屋根材なのです。
瓦同士が噛み合うようなロック構造と1枚1枚を釘やビスで固定する防災瓦は大地震にも強く、地震国日本であっても安心して過ごせます。
 
一般的な瓦の重さは瓦のみで1㎡あたり約43kgです。それに対して防災瓦は1割程度軽く約39kg程度となります(製品によっても差はあり)。さほど軽くなっていない印象を受けますがお家1軒分、約100㎡(30坪)の屋根なら約400kg、現在最も軽い防災瓦(34kg/㎡)で約900kgも軽くなります。およそ軽自動車1台分くらい軽量化することになり、耐震性能に貢献できるのです。
 
防災瓦の製品と事例をご紹介
マルスギ株式会社「イーグルエクサ」
 
<施工事例>
 

 
 
 
 
 
漆喰の傷みもあり瓦のずれや雨漏りの心配がありましたが葺き替えで一新し安心です。
 
 
新東株式会社「セラムFフラット」
 
<施工事例>
 

 
 
 
 
 
株式会社鶴弥「スーパートライ110 サンレイ」
 
何より、通常の瓦より20%ほど軽量化を実現しているため屋根の負担を軽くできるのが魅力です。
<施工事例>
 

 
 
 
もともとが隙間の多い「バラ板」だったため、野地板を補強することで建物の揺れにも強くなります。
 
 
それだけ手間が増えるのですが、釘やビスによる固定はスレートや金属といった他の屋根材でも行われていることであり、特殊なことではありません。そういった施工の手間分、工事費は少しだけ高くなりますが、安全と安心を比べたら安いものです。
瓦による屋根葺き替えをお考えの方はぜひ、防災瓦をお選びください。デザインも和瓦のJ形、平らな洋瓦のF形、M字形の洋瓦のM形、南欧の雰囲気漂うS形と各種ラインナップされています。
 
葺き替え工事費用の例
・雨漏りをきっかけに防災瓦スーパートライ110タイプIへ葺き替え:150万円
 

 
築年数 約43年 建坪 19坪 工事費用 150万円
 
防災瓦の唯一の弱点は割れた時のメンテナンス性だが・・・
防災瓦は釘やビスで固定されている他、噛み合わせでもロックされています。一般的な瓦のように交換するといったことはできないのです。
 
ずれたり、落下したり、脱落したりすることのない防災瓦はメンテナンスの手間が極めて少ない屋根材ということもできます。
 
瓦屋根は地震に弱いの嘘と本当
 
耐震性には柱や耐力壁などの構造が大きく関係します
建物の屋根 が重い場合、それを支える柱や耐力壁も強固なものが求められます。または支えるための柱や耐力壁を増やす必要があります。
簡単に言いますと、同じ造りでも屋根が軽ければ、地震時の揺れに耐える構造として使える部分が多くなります。
逆に、同じ造りでも屋根が重ければ、普段の時も地震時にも屋根を支える構造として使われる部分が多くなり、揺れに耐える構造として使える部分が少なくなるのです。
 
 
1981年以前の旧耐震基準では「震度5程度の地震で倒壊しないこと」が基準でしたが、新耐震基準では「震度6強から7に達する大規模地震で倒壊・崩壊しないこと」に改められました。
新耐震基準以降に建築された建物は瓦の重量も計算に入れた構造をしています。そのため瓦屋根や屋根の重量が重いからといって決して地震に弱いということはないのです。
実際の防災瓦の施工事例
一般的な瓦から防災瓦での屋根葺き替え
		
	 

 
点検時の様子
 
 
葺き土の撤去と野地板の増し張り
 
 
防水紙の敷設
 
 
防災瓦への葺き替え
 
 
竣工
これで雨漏りとは無縁、しかも屋根も軽くなり、強風や地震にも強い屋根になりました。防災瓦は一般的な瓦と同じく耐用年数も長いので、末永く安心してお過ごしできると思います。
 
 
新築の瓦固定義務化とは?
 
国土交通省の調べで、2019年の房総半島台風では固定されていない瓦屋根の脱落が全体の31%に上ったのに比べ、固定された瓦屋根の脱落被害は7%に留まりました。
 
※国土交通省HP:令和元年房総半島台風を踏まえた建築物の強風対策の方向性より
 
※国土交通省HP:「令和4年1月1日から瓦屋根の緊結方法が強化されます」より
リフォームでもぜひ防災瓦をご検討ください
雨漏りした屋根をリフォームしたい、瓦の持つ重厚感にこだわりがある、ということであれば、ぜひ防災瓦をご検討ください。
自然災害が猛威をふるう昨今、屋根の防災性能を高めることは、大切なお住まいと資産、ご家族を守るためにも重要です。
 
雨漏りしている、瓦が割れてしまったなどのお困りごとはもちろん、築年数が経った屋根のリフォームを考えているという場合にも、ご希望やご要望をお伺いし最適な工事方法、屋根材などをご提案いたします。
防災瓦への葺き替えをご検討の際も、街の屋根やさんまでご相談ください。
 
地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦のまとめ
●固定されているから強風でも飛散しない! 地震の時も落下することがない! そのお家に住んでいる方にもお隣の方々にも安全・安心の瓦屋根
●軽さに拘っているものも多いので耐震性能も高い
●一般的な瓦も防災瓦も価格は変わらず、工事費も少し高くなるだけなので瓦屋根に拘る方には絶対にお薦め
●ずれたりすることがほぼないのでメンテナンス費も最低限に抑えられる
●地震や台風などの自然災害が心配な昨今、お住まいを守るために防災瓦をご検討ください

 
						 
									 
									 
							 
									 
		 
		



 
 










 
			