前回までのブログでは、ダメになった既存の塩ビシート防水を撤去して、12ｍｍ厚のベニヤを敷き、その上にガラスマットをエポキシ樹脂製の塗料で貼り付け、1回目の防水塗装を施したのち、端末シール処理をしたところまでご紹介しました。
今回は最後の工程、2回目の防水塗装のトップコート塗装をご紹介します。
ＦＲＰ防水工事をしている松本市島立の現場から最終工程のご紹介です
松本市島立で施工しているＦＲＰ防水工事をご紹介しています。ＦＲＰとは Fiber Reinforced Plastics（繊維強化プラスチック）の略で、文字通りガラス繊維で強化されたプラスチックです。
防水トップコート塗装
使用した材料はこれまでと同じく日本特殊塗料株式会社の【タフシールトップ＃1000骨材入り】です。耐久性に優れ、断熱、遮熱性能もあります。今回のお家はバルコニー下がリビングになっているので、この工事で防水だけでなく暑さ対策、寒さ対策にもなっています。
このタフシールトップを端や細かいところはハケで塗り、広い面はローラーを転がして塗っていきます。1回目の塗料と2回目の塗料を色を変えることで塗り残しを防ぎます。
表面がざらざらしているのがお分かりでしょうか？使用材料がタフトップシール骨材入りとなっています。このザラザラは骨材という砂状の粒が塗料の中に混ぜられているためです。骨材の効果をザラザラさせることで、雨でぬれても滑らない防滑効果を持たせます。つるつるしていると濡れた時に滑って危険です。
こちらが仕上がり前後の写真です。きれいに仕上がった上に、バルコニー床面の防水はもう心配ありません。１0年ほどの周期で定期的にトップコートの塗り替えを行えば大丈夫です。
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