2026.02.17
2026年2月17日 更新 今回の岡谷市の瓦屋根は、状態だけを見れば工事は不要です。瓦の割れやズレ、漆喰や熨斗瓦の崩れもなく、屋根としての性能は十分に保たれていました。長年使われている屋根とは思えないほど、全体のコンディションは良好でした。ただしお施主様のご希望は「屋根を軽くした…

耐震性の向上が一番の理由です。瓦の重さは1枚が約4㎏、1㎡あたり16枚ほど使う計算なので54kg、今回の屋根は50㎡程だったので、2700㎏(2.7t)の瓦が乗っていたことになります。新しく取り付ける横暖ルーフは1㎡あたり5kg弱、50㎡の屋根で250㎏、副資材を含めても8分の1くらいの重さです。屋根が軽くなると地震の際の揺れが軽減されます。





12mm厚の針葉樹合板を張っていきます。野地板と言います。前の瓦屋根にも当然野地板はあるのですが、文字通り板なので経年でやせて隙間ができたり、節のところで穴が開いたり雨漏りの危険、構造上の強度の問題があるので、新しく合板を張っていきます。今度は90㎝×180㎝の板なので、簡単に痩せることもありません。
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