安曇野市屋根葺き替え工事：軽量金属屋根で耐震性アップ：安心安全な屋根工事

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施工事例
安曇野市屋根葺き替え工事：軽量金属屋根で耐震性アップ：安心安全な屋根工事

工事のきっかけ

耐震性が心配なので屋根の葺き替えを検討しているというお問い合わせがあり、調査したところ、かなりの軽量化が期待できると、金属屋根への葺き替えをご提案しました

屋根葺き替え

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え

施工期間: 10日間

使用材料: ガルバリウム鋼板　GMルーフ

築年数: 40年

保証年数: 塗膜15年保証

工事費用: 2,680,000円

建坪: 屋根面積　128㎡

安曇野市で瓦屋根から軽量金属屋根への葺き替え工事を行いました。

屋根を軽くして耐震性を上げたいというご要望でした
地震が頻発している昨今、耐震性アップが目的の屋根工事のご依頼が増えています。
屋根を軽くすることで耐震性が30％上がるという数値も出ていますので、効果のある工事です。

工事の様子と合わせて新しい屋根材に葺き替えるとどのくらい軽くなるかもご紹介していきます。

街の屋根やさん松本諏訪平店ではこれまでに耐震工事を何件も手掛けてきました。
経験、知識豊富なスタッフが費用をなるべく抑えて最大効果が出る工事をご提案します。
耐震リフォームを検討されている方、耐震性に心配がある方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

　〇現場の安曇野市ってこんな街　

安曇野市はおよそ20年前の平成17年10月に豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、明科町の5町村が合併してできました。
長野県の中央よりやや北西に位置する人口約10万人の都市です。
水路が豊富で長野県一の米どころ、きれいな水を使ったわさびづくりは全国でも有名です。
水はけのよさからリンゴづくりも盛んです。
農業だけでなく精密工業も盛んです。
北アルプスの玄関口として県内外から多くの観光客ででにぎわっています。

工事の様子です。

まず既存の瓦を撤去していきます。
和瓦（釉薬瓦）は1㎡あたり約16枚使います。
今回の屋根は128㎡なので、2000枚以上の瓦がある計算になります。
これを1枚1枚手ではずして、下に待機しているトラックに投げ入れます。かなりの重労働です。

瓦の重量は　1枚2.7㎏　×　16枚／1㎡　≒　44㎏
44㎏　×　128㎡　≒　5,700㎏（5.7ｔ　副資材含む）

既存の屋根に5.7ｔの瓦が乗っていたことになります。

今は1枚1枚釘止めが義務付けられていますが、昔の瓦は桟木（さんぎ）という角材に引っ掛けて止めますした。
外すのは簡単なのですが、固定はされていないので、地震が来たら瓦が落ちるのも納得です。

葺き替え工事にはこの桟木も不要なのですべて撤去します。
また、ボロボロになった古いルーフィング（防水シート）も剥がして、屋根上を掃除します。

何もなくなった屋根に12㎜厚の構造用合板を敷いていきます。屋根材の下地になる野地板（のじいた）と言います。
野地板は以前はバラ板と言って、文字通り板材を使っていました。あえてバラ板同士に隙間を作って通気に利用していました。
今は棟換気や軒裏換気などほかの換気方法があるので、新築でもリフォームでも野地板は構造用合板を使っています。

野地板に使う構造用合板は　910㎜×1820㎜　厚さ12㎜です。重量は1枚当たり約12㎏です。
1枚の面積は1.65㎡なので　128㎡の屋根に78枚使う計算です。
12㎏　×　78枚　≒　936㎏　です

次にルーフィング（防水シート）を敷設します。

ルーフィングがしっかりしていれば雨漏りすることはありません。屋根にとって屋根材以上に重要な建材です。
今回使用したルーフィングは通気性のある改質アスファルトルーフィングです。
昔は紙のようなルーフィングを使っていましたが、今は耐久性のあるルーフィングが開発され主流になっています。

ルーフィングは1巻が1ｍ幅で40ｍ巻き　40㎡あるのですが、10㎝ほど重ねて敷くので有効面積は36㎡です。
128㎡　÷　36㎡　≒　4巻使用します。
1巻7.5㎏なので　ルーフィングの重量は　30㎏です。

瓦おろしから、野地板敷設、ルーフィング敷設までを1日で終わらせたかったのですが、屋根面積が大きかったので1日では終わりませんでした。
ただ、瓦は全部外してしまったので、万が一夜に雨が降ると大変です。ルーフィングまで終わらなかった屋根には雨対策で、ブルーシートで養生しておきます。

翌日、前日の残工事を終わらせて屋根材を取り付けていきます。

使用した屋根材はガルバリウム鋼板のGMルーフです。塗膜保証15年ついた屋根材です。

屋根材の重量は1㎡あたり5㎏、瓦2枚分にも及びません。

128㎡　×　5㎏　≒　640㎏　です。

今回の工事でどのくらい屋根が軽くなったかというと・・・

既存瓦屋根　桟木など副資材含めて　約5700㎏（5.7ｔ）

新しい屋根
　構造用合板　　936㎏
　ルーフィング　　30㎏
　屋根材　　　　640㎏
　合計　　　　 1606㎏

3分の1以下　4000㎏以上軽くなりました

和瓦、洋瓦、セメント瓦などは重い屋根材です。金属屋根に葺き替えることでこれだけの効果が出ます。

街の屋根やさん松本諏訪平店では年間20件を超える屋根の葺き替え、カバー工法の工事を行っています。
10日から2週間かかる工事なのでほぼ毎日屋根工事を行っていることになります。
施工は有資格者の経験豊富なベテラン職人が行います。
屋根でお困りごと、お悩み事がある方、耐震性が心配な方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
点検、調査、お見積りは無料で行っています。
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