2026.09.12
2026年9月12日 更新 築30年で初めての外装メンテナンス|屋根と外壁を調査しました こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。 松本市のお客様から、**「築30年になるので、一度屋根と外壁を見てほしい」**とご相談をいただきました。 住宅は築30年。屋…

お客様のお宅には訪問販売業者が何度も訪れ、外装リフォームを勧められていました。
そこで、以前から別の工事でお付き合いのあったイトウ住建へご相談いただき、屋根と外壁を確認することになりました。
実際に確認すると、屋根も外壁もメンテナンスを検討すべき状態でした。
ただし、劣化を指摘されたからといって、その場で工事方法まで決める必要はありません。
重要なのは、現在の屋根材・外壁材がどの程度傷んでいるのか、塗装で維持できる状態なのかを確認したうえで工事方法を選ぶことです。
今回は劣化がかなり進んでいましたが、既存の屋根・外壁を生かした塗装によるメンテナンスを行いました。





こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。
安曇野市で、築30年の住宅の屋根塗装・外壁塗装を行いました。
屋根は化粧スレート、外壁は窯業系サイディングとモルタルが使われている住宅です。
施工前のスレートは既存塗膜の劣化が進み、水を吸い込んでいる状態でした。
外壁にも傷みがあり、塗装によるメンテナンスができるか慎重な判断が必要な状態です。
今回は既存の屋根・外壁を生かして塗装することになりましたが、通常の3回塗りではなく、劣化状態に合わせて下地を強化します。
屋根には関西ペイント「屋根強化プライマーEPO」を2回塗り、その後「スーパーシリコンルーフ2液型」で中塗り・上塗りを施工。合計4回塗りで仕上げました。
外壁も状態に合わせて下地処理を行い、関西ペイント「RSシルバーグロスSi」で仕上げています。
工期は約4週間、屋根・外壁塗装を含む工事費用は約150万円です。
施工地域:安曇野市
築年数:約30年
既存屋根:化粧スレート
外壁:窯業系サイディング+モルタル
施工前:屋根の塗膜劣化・吸水、外壁の劣化
施工内容:屋根塗装+外壁塗装
屋根下塗り:関西ペイント「屋根強化プライマーEPO」2回
屋根仕上げ:関西ペイント「スーパーシリコンルーフ2液型」
外壁仕上げ:関西ペイント「RSシルバーグロスSi」
施工期間:約4週間
工事費用:約150万円
工事のポイント:吸水が進んだスレート屋根に強化プライマーを2回塗り、下地を整えてから中塗り・上塗りを施工。屋根と外壁を同時にメンテナンスしました。
施工前の化粧スレート屋根を確認すると、表面を保護していた塗膜が劣化し、屋根材が水分を吸い込んでいました。
スレート1枚1枚の周囲が黒く縁取られたように見える部分があり、吸水している状態を確認できました。
化粧スレートはセメントを主成分とする屋根材です。
表面の塗膜が劣化すると水分を吸いやすくなるため、単に新しい色を塗るだけではなく、現在の下地がどの程度塗料を吸い込む状態なのかを見る必要があります。
今回の屋根は劣化が進んでいたため、通常の下塗り1回ではなく、下地強化を目的として下塗りを2回行うことにしました。
屋根の下塗りには、関西ペイント「屋根強化プライマーEPO」を使用しました。
この下塗り材を劣化したスレートへ浸透させ、下地を整えてから仕上げ塗装へ進みます。
施工すると、劣化したスレートがプライマーをどんどん吸い込みました。
1回だけでは吸い込みが収まらなかったため、今回は2回塗布しています。
ここが今回の4回塗りで最も重要な部分です。
「4回塗った方が3回塗りより必ず優れている」という意味ではありません。
今回のスレート屋根は下地の吸い込みが大きく、通常の下塗り1回では十分ではないと判断したため、下塗りを2回施工しました。
屋根の状態によって必要な下塗り回数は変わります。
下塗りを2回行ったあと、関西ペイント「スーパーシリコンルーフ2液型」で中塗り・上塗りを行います。
今回の屋根塗装は、
下塗り1回目
↓
下塗り2回目
↓
中塗り
↓
上塗り
の合計4回塗りです。
中塗りの段階では色の透けやムラが見えることがありますが、上塗りを重ねることで色とツヤを整えて仕上げます。
重要なのは回数そのものではなく、なぜその回数が必要なのかです。
今回は劣化したスレートの下地を整えるために下塗りを増やした結果、4回塗りになりました。
今回は屋根だけでなく、外壁も同時に塗装しています。
外壁には窯業系サイディングとモルタルが使われていました。
高圧洗浄後、塗料を付けない窓などをビニールやマスキングテープで覆う「養生」を行います。
養生には周囲を汚さないだけでなく、窓枠など塗装部分との境界をきれいに仕上げる役割があります。
外壁もすべて同じ下地処理ではありません。
モルタル部分は下塗り1回で施工できましたが、南面の窯業系サイディングは塗膜の劣化によって吸水が進んでいたため、プライマーで下地を整えてからフィラーを塗装しました。
屋根と同様に、外壁も素材と劣化状態を確認して下塗り方法を変えています。
軒天には、関西ペイント「ワイドグリップ」を使用しました。
軒天は屋根の裏側にあたる部分で、住宅によっては通気のための開口が設けられています。
今回使用したワイドグリップは透湿性を持つ塗料で、軒天の状態を確認しながら仕上がりに応じて塗装しました。
屋根・外壁を同時に施工する場合でも、住宅全体を一種類の塗料で塗るわけではありません。
施工する場所と素材に合わせて塗料を使い分けます。
下地を整えた外壁は、関西ペイント「RSシルバーグロスSi」で中塗り・上塗りを行いました。
RSシルバーグロスSiは、ラジカル制御型の水性シリコン樹脂塗料です。
今回は外壁に水性塗料を使用しているため、弱溶剤系塗料と比べて施工中の溶剤臭を抑えやすいという特徴があります。
屋根と外壁で同じ塗料を使用するのではなく、それぞれの素材や施工部位に合わせて材料を選んでいます。
今回の工事費用は約150万円です。
ただし、この150万円は化粧スレート屋根だけを塗装した金額ではありません。
屋根塗装に加えて、窯業系サイディング・モルタル外壁の塗装や軒天などを含む外装工事として施工しています。
工期も約4週間です。
そのため、屋根塗装の見積もりを比較するときに「この住宅は150万円だった」と金額だけを見ると、実際の工事内容とのズレが生じます。
屋根面積、外壁面積、足場、下地処理、塗装する付帯部、使用塗料など、「どこまで含まれた見積もりなのか」を確認することが大切です。
今回の住宅は、屋根・外壁とも劣化が進んでいました。
特にスレート屋根は吸水が進み、下塗りを1回増やして下地を整える必要がある状態でした。
今回の住宅では既存材を生かして塗装しましたが、すべての劣化したスレート屋根を塗装できるわけではありません。
ひび割れや欠損、層間剥離など屋根材そのものの傷みが進んでいる場合には、塗装ではなくカバー工法や葺き替えを検討することがあります。
「何回塗るか」「どの塗料を使うか」を決める前に、まず現在の屋根が塗装によるメンテナンスに適した状態なのかを確認することが重要です。
屋根塗装は、使用する塗料の商品名や工事金額だけでは比較できません。
屋根材、劣化状態、必要な下地処理、勾配や足場条件、さらに屋根だけを施工するのか外壁まで同時に施工するのかによって、工事内容と費用は変わります。
今回のようなスレート屋根の4回塗りを含め、条件の異なる屋根塗装事例はこちらで比較できます。
▶ 屋根塗装5つの施工事例|工事内容・塗料・費用の違いを比較
【安曇野市|屋根塗装の施工事例5選|屋根材・塗料・費用を比較】はコチラ>>>
「スレートの色あせがかなり進んでいる」
「屋根が水を吸っているように見える」
「塗装でまだメンテナンスできるのか知りたい」
「屋根と外壁を一緒に塗装した方がいいのか相談したい」
こうした場合、最初から塗料や塗装回数を決めるのではなく、現在の屋根・外壁の状態を確認することが重要です。
イトウ住建では、確認可能な範囲で屋根・外壁の無料点検・無料診断を行っています。
安曇野市をはじめ周辺地域で屋根・外壁の劣化が気になりましたら、塗装で維持できる状態なのか、別の工法を検討した方がよいのかも含めて確認し、住宅の状態に合ったメンテナンス方法をご提案します。
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