2026.09.29
2026年9月29日 更新 岡谷市で築30年のモニエル瓦屋根を点検しました 街の屋根やさん松本諏訪平店は、イトウ住建が運営しています。 岡谷市で、築30年ほど経過したモニエル瓦屋根の点検を行いました。お客様が気にされていたのは、屋根全体が以前より白っぽく見えるようになったことです…

屋根は以前にも塗装されており、約15年前に一度塗り替えた履歴がありました。
確認すると、黒系だった屋根は全体的に色あせ、白っぽく見える部分もあります。
一方、屋根全体を交換しなければならないような大きな損傷ではありませんでした。
そこで今回は既存のトタン屋根を残し、塗装によるメンテナンスを行いました。
金属屋根は、築年数だけで「塗装」「カバー工法」「葺き替え」を決めるものではありません。
錆の進行、既存塗膜の密着状態、屋根材そのものの傷みなどを確認し、現在の状態に合った方法を選ぶことが大切です。





こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。
安曇野市で、約120㎡のトタン屋根を塗装しました。工事費用は約35万円、工期は約1週間です。
屋根には以前にも塗装した履歴があり、塗膜の色あせや白っぽい変色が見られました。
大きく傷んでから屋根材を交換するのではなく、既存のトタン屋根を生かして塗装によるメンテナンスを行います。
今回特に重要なのは、仕上げ塗料だけではありません。
高圧洗浄で汚れや弱くなった塗膜を落とし、それでも残った部分には3種ケレンを実施。防錆下塗りを行ってから、硬化剤を混合して使用する2液型シリコン塗料で仕上げています。
金属屋根塗装では、「何を塗るか」と同時に「塗る前の屋根をどう整えるか」が重要です。
施工地域:安曇野市
既存屋根:トタン屋根
屋根面積:約120㎡
施工内容:屋根塗装
使用塗料:関西ペイント「アレスダイナミックルーフ」
塗料タイプ:2液型シリコン塗料
下地処理:高圧洗浄+3種ケレン
塗装工程:防錆下塗り+中塗り+上塗り
施工期間:約1週間
工事費用:約35万円
工事のポイント:弱くなった既存塗膜をケレンで除去してから防錆下塗りを施工。
金属屋根の状態に合わせて下地を整え、2液型シリコン塗料で仕上げました。
施工前のトタン屋根を確認すると、以前の塗装から年数が経過し、屋根全体に色あせや白っぽい変色が見られました。
金属屋根を塗り替える際は、表面の色だけで判断するのではなく、錆の状態や既存塗膜がしっかり密着しているかを確認することが重要です。
今回の屋根には、これから塗る塗料の下地としてそのまま残せない弱くなった既存塗膜もありました。
そのため、高圧洗浄だけで終わらせず、洗浄後に3種ケレンを行って塗装面を整える工程を組みました。
既存のトタン屋根自体は塗装によるメンテナンスが可能な状態だったため、傷んだ塗膜を処理し、防錆下塗りから塗り直していきます。
最初に高圧洗浄を行います。
屋根表面には汚れだけでなく、塗膜の劣化によって発生したチョーキングや、密着力が低下した塗膜が残っています。
高圧洗浄で、これらをできるだけ洗い流します。
ここで大切なのは、洗浄だけですべての下地処理が終わるわけではないことです。
今回のトタン屋根には、高圧洗浄だけでは落としきれない既存塗膜が残っていました。
高圧洗浄後に残った弱い塗膜は、3種ケレンで除去しました。
ケレンとは、金属屋根に残った錆や密着していない古い塗膜などを落とし、塗装できる下地に整える作業です。
今回は皮すきなどの手工具を使い、剥がれやすくなっている部分を除去しています。
古い塗膜の上から新しい塗料を重ねても、その下の塗膜自体が弱ければ、古い塗膜ごと剥がれる可能性があります。
そのため、金属屋根では仕上げ塗料のグレードだけでなく、既存塗膜をどこまで残せるかを確認することが重要です。
下地を整えたら、防錆効果のある下塗り材を施工します。
細かな部分やローラーが入りにくい場所は、先に刷毛で「ダメ込み」を行います。
そのあと、広い屋根面をローラーで塗装しました。
下塗りには、金属面を保護するとともに、仕上げ塗料との密着を確保する役割があります。
今回の工程では、
高圧洗浄
↓
3種ケレン
↓
防錆下塗り
と、仕上げ塗料を塗る前の下地づくりに手をかけています。
完成すると見えなくなる工程ですが、既存のトタン屋根を塗装で維持するうえでは重要な部分です。
下塗り後は2液型シリコン塗料で中塗りを行います。
2液型塗料は、主剤と硬化剤を決められた割合で混合して使用する塗料です。
混合後に化学反応によって塗膜が硬化していきます。
今回も細部を刷毛でダメ込みしてから、広い面をローラーで塗装しました。
ここで重要なのは、「2液型だからどんなトタン屋根にも適している」と一律に考えないことです。
既存塗膜や錆、屋根材の状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで、その屋根に適した塗料を選ぶことが基本です。
中塗りを乾燥させたあと、同じ2液型シリコン塗料で上塗りします。
上塗りでも細部を刷毛で塗装してから、広い面をローラーで仕上げました。
これで、
防錆下塗り
中塗り
上塗り
の3回塗りが完了です。
白っぽく色あせていたトタン屋根にツヤが戻り、屋根面全体が均一に仕上がりました。
今回使用したのは、硬化剤を混合する2液型シリコン塗料です。
ただし、今回の施工で読者の方に最も見ていただきたいのは、塗料の商品名だけではありません。
実際の屋根には以前の塗膜が残っており、一部は高圧洗浄だけでは除去できない状態でした。
そこで3種ケレンを行い、弱くなった塗膜を除去してから防錆下塗りを施工。
その上に2液型シリコン塗料を重ねています。
長野県のように雪や凍結の影響を受ける地域でも、単純に「寒冷地だからこの塗料」と決めるのではなく、まず現在の金属屋根と既存塗膜の状態を見ることが重要です。
安曇野市で施工した3件を比較しても、それぞれ条件が異なります。
ガルバリウム鋼板の急勾配屋根にフッ素樹脂塗料を使用した住宅、3階建て・矩勾配で太陽光パネル設置前に塗装した住宅、そして今回の既存塗膜が残るトタン屋根です。
今回選択したのは、2液型シリコン塗料による塗装でした。
「フッ素とシリコンのどちらが上か」だけで判断するのではなく、屋根材・既存塗膜・錆・勾配・建物条件などを確認し、その住宅に必要な施工を組み立てることが大切です。
屋根塗装は、使用する塗料だけでなく、屋根材や劣化状態、下地処理、足場条件などによって工事内容と費用が変わります。
条件の異なる5件を比較すると、それぞれの違いが分かりやすくなります。
▶ 屋根塗装5つの施工事例|工事内容・塗料・費用の違いを比較
【安曇野市|屋根塗装の施工事例5選|屋根材・塗料・費用を比較】はコチラ>>>
「トタン屋根が白っぽく色あせてきた」
「以前塗装してから10年以上経っている」
「錆や塗膜の剥がれがあるけれど、まだ塗装できるのか知りたい」
「シリコンとフッ素のどちらを選べばいいのか分からない」
こうした場合、最初に決めるべきなのは塗料の商品名ではありません。
まず現在の屋根材・既存塗膜・錆の状態を確認し、塗装で維持できる状態なのか、どのような下地処理が必要なのかを判断することが重要です。
イトウ住建では、確認可能な範囲で屋根の無料点検・無料診断を行っています。
安曇野市をはじめ松本市・塩尻市などでトタン屋根の色あせ、錆、塗膜の剥がれなどが気になりましたら、現在の状態を確認したうえで必要なメンテナンス方法をご提案します。
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