2026.07.26
2026年7月26日 更新 塗装で補修できる状態なのか屋根と外壁を詳しく調査しました 「屋根や外壁が古くなってきたけれど、まだ塗装で大丈夫なのだろうか。」とお悩みではありませんか。 今回は、屋根と外壁の塗装をご検討されている塩尻市のお客様からご相談をいただき、現地調査を行いました…
「外壁を触ると白い粉が付くようになった」「細かなひび割れや塗膜の膨れも見つかり、このまま放置して大丈夫なのだろうか。」
今回、上伊那郡箕輪町にお住まいのお客様から、このようなご相談をいただきました。
インターネットで外壁の劣化について調べる中で、街の屋根やさん松本諏訪平店のホームページをご覧いただき、現地調査をご依頼いただきました。
調査の結果、チョーキングやクラック、塗膜の膨れ、剥がれ、エフロレッセンスなど複数の劣化症状が確認されましたが、モルタル下地自体には大きな問題はありませんでした。
今回は、塗装前に外壁の状態を正しく診断することの重要性についてご紹介します。
| 項 目 | 内 容 |
|---|---|
| 調査場所 | 上伊那郡箕輪町 |
| 建 物 | 戸建住宅 |
| 築 年 数 | 約30年 |
| 外 壁 材 | モルタル外壁 |
| 建物規模 | 約35坪 |
| ご相談内容 | チョーキング・クラック・塗膜の膨れ |
| 調査結果 | 下地は健全、塗膜の劣化を確認 |
| ご 提 案 | 補修後に外壁塗装 |
外壁を手で軽く触ると、白い粉状のものが手に付着しました。
これはチョーキング現象と呼ばれ、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、防水性能が低下している代表的な症状です。
塗膜が建物を守る力を失い始めているサインでもあり、このまま放置すると雨水を吸収しやすくなります。
現時点ではモルタル下地への大きな影響は見られなかったため、適切な補修と塗装を行えば十分長持ちさせられる状態と判断しました。
外壁には髪の毛ほど細いヘアークラックから、幅約1mm程度のクラックまで複数確認されました。
小さなひび割れでも雨水の侵入口になることがあり、冬場には浸入した水分が凍結と融解を繰り返すことで、ひび割れが拡大する恐れがあります。
ただし今回の調査では、クラックはモルタル下地の構造的な損傷ではなく補修可能な状態でした。
そのため、クラック補修を行ったうえで再塗装することが適切と判断しました。
外壁の一部では白い結晶状のエフロレッセンスも確認されました。
これはモルタル内部に浸入した水分が表面へ移動する際、セメント成分が析出して現れる現象です。
白いカビのように見えますが、カビではなくセメント成分が表面に現れた現象です。
特に湿気が残りやすい北面では発生しやすく、防水性能の低下を示すサインの一つでもあります。
今回はモルタル下地への大きな損傷は見られませんでしたが、今後も長く建物を守るためには、補修と塗装による防水性能の回復が必要な状態でした。
今回の現地調査では、チョーキング、ヘアークラックから幅約1mmのクラック、塗膜の膨れや剥がれ、エフロレッセンスなど、多くの劣化症状が確認されました。
一見すると「外壁を張り替えた方がいいのでは?」と思われる状態でしたが、詳しく調査したところ、劣化していたのは主に塗膜であり、モルタル下地そのものには大きな浮きや欠損、構造的な劣化は確認されませんでした。
そのため今回は、膨れた塗膜や剥がれた部分をすべて除去し、クラックを適切に補修したうえで外壁塗装を行うことが最も適した方法と判断しました。
一方、この状態を放置すると、ひび割れや塗膜の隙間から浸入した雨水が冬場の凍結・融解を繰り返し、モルタル下地やラス網の腐食へ進行する恐れがあります。
現在は塗装で十分対応できる状態でも、メンテナンスの時期を逃せば張り替えなど大掛かりな工事が必要になる可能性もあります。
今回のように「症状は多いが下地は健全」というケースは、築30年前後のモルタル住宅では決して珍しくありません。
外壁を長持ちさせるために大切なのは、見た目だけで判断するのではなく、下地の状態まで確認したうえで最適な補修方法を選ぶことです。
ご提案内容:クラック補修・塗膜補修後の外壁塗装
モルタル下地は健全な状態を保っていたため、張り替えではなく補修と塗装をご提案しました。
膨れた塗膜や剥がれた部分を適切に処理し、ひび割れを補修してから塗装することで、防水性能を回復させ、外壁を長期間保護できると判断しました。
今回の現地調査では、多くの劣化症状が見られたため、最初は「大掛かりな工事が必要では」と心配されていました。
しかし実際に調査すると、モルタル下地はしっかりしており、適切な補修と塗装で十分長持ちできる状態でした。
外壁は見た目だけでは判断できないことが多くあります。
だからこそ、私たちは工事を前提とするのではなく、「今の状態なら何が最適か」を現地調査で丁寧に確認し、お客様に分かりやすくご説明することを大切にしています。
「外壁を触ると白い粉が付く」「ひび割れや塗膜の膨れが気になる」「塗装で済むのか、もっと大きな工事が必要なのか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。
無料点検では次のような内容を確認しています。
現地調査の結果をもとに、お住まいの状態に合った最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
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