2024.09.05
みなさんこんにちはいつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます松本周辺でも人気の高い外壁材ALC(Aotoclaved Lightweightaerated Concrete)、パワーボードの商品名でも知られていると思います。高温高圧蒸気養生された軽…
上伊那郡箕輪町で外壁塗装のお問い合わせがあり現地調査してきました。
築約20年のモルタル造でほぼ総2階のお家です。若いご夫婦が出迎えてくれました。
調査した結果、目で見える劣化症状のほとんどが存在していて、あまりいい状態ではありませんでした。
劣化症状をそれぞれご紹介しますので、
皆さんもご自分のお家で当てはまることがあれば、お気軽に街の外壁塗装やさんにご相談ください。
左(上)の写真が壁に触る前、右(下)が触った後で、右の写真の指先が白くなっているかと思います。これがチョーキングです。
チョーキングとは、塗料の色の成分である顔料が表面に浮き出て、手で触ると外壁の色に近い粉状の汚れが付いてくる現象です。
見ただけではなかなか判断しにくいのですが、触ってみたり、何かが触った後色が少し変わっていたりするとわかります。
塗替えのタイミングの初期段階です。
劣化症状の中で見つけると一番心配になるのがこのクラックではないでしょうか?
もしかしたらこれが原因でうちが崩れてしまうかもしれないと思うこともあるでしょう。
この写真程度のクラックでは家が崩れることはまずありません。
これは軽微な揺れや外壁時の伸び縮みから起こるものです。
ただ、ここから水が入るようになると少々厄介です。
塗り替える際に我々はこのクラックにシーリングを打つか、下塗り材で埋めるなどの防水処理をします。
このお家には2種類のフクレの症状がありました。
1つは左(上)の写真のフクレです。お風呂の窓下に発生していました。
おそらく窓の結露がどこかから塗膜の内側に入ってそれが蒸発する際塗膜を押し上げてしまったことによりできたものです。
このフクレを割ると中から水が出てくることもあります。
もう一つが右(下)の写真の現象です。これは新築時に現場で塗装しているのですがその施工不良によってできたものです。
リシンというザラザラした模様の外壁で、凹凸がたくさんあります。
その凹んだ部分に塗料が届かず、細かい穴となって残ってしまい、そこから室内の空気や水蒸気が出ようとして押し上げてできたフクレです。
いずれにしろこのフクレを全部つぶしてモルタルで補修した後塗装をすることになります。
ひと手間かかるので費用がかさんでしまいます。
フクレが割れてそこから剥がれてきたり、塗料と壁との密着不良で剥がれてきたりして発生します。
左(上)の写真がフクレからハガレに進んだもの、右(下)はおそらく密着不良により発生したものです。
ハガレはそこから水が入り室内への雨漏りにつながることもあります。
聞きなれない単語かもしれません。エフロとはモルタルの中の水酸化カルシウムが雨水や結露によって溶けて外壁表面に滲み出し、空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムになったもの・・・難しいので窓の下の黒や白く筋のような汚れ、と思ってください。
以上がこのお家に起きていた劣化症状です。モルタル外壁で考えられるほとんどの症状が現れていました。どれもメンテナンス時期を示すサインです。どれか一つでも当てはまるものがあれば、早めに街の屋根やさん松本諏訪平店にご相談ください。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根の点検、調査、お見積りは無料で行います。
屋根や外壁でお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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〇今回の現場の箕輪町ってこんな街
箕輪町は南アルプスと中央アルプスに抱かれた長野県伊那谷の北部に位置する田園工業都市として発展している町です。
農業が発達しているほかにも箕輪ダムの紅葉など観光要素、産業分野の先端技術が集結し、ハイテクタウンとしての顔も持っています。
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