2026.09.29
2026年9月29日 更新 岡谷市で築30年のモニエル瓦屋根を点検しました 街の屋根やさん松本諏訪平店は、イトウ住建が運営しています。 岡谷市で、築30年ほど経過したモニエル瓦屋根の点検を行いました。お客様が気にされていたのは、屋根全体が以前より白っぽく見えるようになったことです…
こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。
松本市のお客様から、**「築30年になるので、一度屋根と外壁を見てほしい」**とご相談をいただきました。
住宅は築30年。
屋根はガルバリウム鋼板、外壁はALCで、これまで屋根・外壁ともに大きなメンテナンスをしていなかったそうです。
30年経過しているからといって、年数だけで工事方法を決めることはできません。
今回は、屋根はサビがどこまで進んでいるか、ALC外壁は塗膜の防水性能がどの程度低下しているかを中心に確認しました。
まずは屋根の状態を確認します。
今回の屋根は勾配があるため、はしごを掛けて上り、はしご上から目視できる範囲を確認しました。
屋根調査では、無理に屋根へ上がることが必ずしも適切とは限りません。
屋根の勾配や表面の状態などを確認し、安全に調査できる範囲から劣化状況を見ていきます。
はしごから屋根面を確認すると、ガルバリウム鋼板の広い範囲にサビが発生していることが分かりました。
屋根表面には、広い範囲で赤サビが確認できました。
部分的な変色という程度ではなく、屋根面の各所にサビが広がっています。
金属屋根は長期間メンテナンスを行わず、表面を保護している塗膜が劣化すると、サビが発生することがあります。
今回の住宅では約30年間大きなメンテナンスを行っていなかったため、塗装する場合はサビの状態を確認し、適切な下地処理を行うことが重要です。
ただし、サビが見えるからといって、すぐに屋根全体を交換しなければならないとは限りません。
反対に、表面だけ塗装すれば必ず維持できるとも限りません。
重要なのは、サビが表面的なものなのか、屋根材そのものの腐食まで進んでいるのかを確認することです。
金属屋根を塗装する場合、サビや浮いている旧塗膜などをケレンで除去し、防錆処理を行ってから塗装します。
屋根材に十分な強度が残っていれば、こうした下地処理を行ったうえで塗装によるメンテナンスを検討できます。
一方で、腐食が進み、穴あきや著しい強度低下が確認された場合には、塗装だけでは十分なメンテナンスにならないことがあります。
その場合は、屋根の状態に応じてカバー工法や葺き替えなど、別の方法を検討する必要があります。
今回も、「築30年だから交換」「サビているから塗装」と工法を先に決めるのではなく、屋根材の状態を確認したうえで判断することが大切です。
続いてALC外壁を確認しました。
外壁表面を手で触ると、白い粉が付着するチョーキング現象が確認できました。
チョーキングは、紫外線や雨などの影響によって塗膜が劣化し、塗料の成分が粉状になって表面へ現れる現象です。
今回の住宅では約30年間大きなメンテナンスをしていないため、外壁表面を保護する塗膜にも劣化が進んでいました。
ALCは塗装によって表面を保護することが重要な外壁材です。
そのため、見た目の色あせだけではなく、現在の塗膜がどの程度機能しているかを確認してメンテナンス時期を判断します。
外壁にはチョーキングだけでなく、クラックなどがないかも確認します。
ALC外壁を塗装する際は、塗料を塗るだけではなく、ひび割れや目地などに補修が必要な箇所がないかを確認してから施工することが大切です。
補修が必要な部分をそのままにして表面だけを塗装しても、外壁全体の適切なメンテナンスにはなりません。
塗装前に外壁全体を確認し、必要な下地処理や補修を行ったうえで仕上げていきます。
今回の調査では、屋根と外壁の両方に経年による劣化が確認できました。
ただし、同じ築30年の建物でも、屋根と外壁では確認すべきポイントが異なります。
ガルバリウム鋼板屋根
広範囲に赤サビが見られるため、施工時に腐食の程度や屋根材の状態を詳しく確認します。
塗装できる状態であれば、ケレンと防錆処理を行ってから塗装します。
ALC外壁
チョーキングなどの塗膜劣化が確認できたため、クラックや目地なども確認し、必要な補修と下地処理を行ってから塗装します。
大切なのは、築年数だけで工事内容を決めるのではなく、屋根材・外壁材それぞれの劣化状態から必要な工事を判断することです。
今回の松本市の住宅は、築約30年で屋根・外壁ともに大きなメンテナンスをしていませんでした。
ガルバリウム鋼板屋根には広範囲の赤サビ、ALC外壁にはチョーキングなどの塗膜劣化が確認されています。
特に屋根は、見えているサビの上からそのまま塗装するのではなく、足場設置後に屋根材の状態を近くから確認し、必要な下地処理を判断することが重要です。
外壁についても、塗装前に補修が必要な箇所を確認します。
今回のように長期間メンテナンスをしていない住宅では、「塗装できるかどうか」を見た目だけで判断せず、下地の状態まで確認してから工事内容を決める必要があります。
築年数が経過した住宅でも、
「まだ塗装で維持できるのか」
「サビがあるから屋根を交換しなければならないのか」
「屋根と外壁を一緒に工事した方がいいのか」
といった判断は、建物の状態によって異なります。
今回の松本市の住宅でも、築約30年という年数だけではなく、ガルバリウム鋼板屋根のサビとALC外壁の塗膜劣化をそれぞれ確認したうえで、必要なメンテナンスを判断しました。
街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建では、屋根・外壁を確認し、現在の状態に合わせたメンテナンス方法をご提案しています。
松本市・塩尻市・安曇野市などで、金属屋根のサビやALC外壁の劣化が気になっている方は、無料点検・お見積もりをご利用ください。
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