岡谷市屋根調査｜DIYで塗ったトタン屋根｜私たちがDIYを勧めない理由とは | 松本、塩尻、安曇野の屋根工事・雨漏り修繕

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岡谷市屋根調査｜DIYで塗ったトタン屋根｜私たちがDIYを勧めない理由とは

岡谷市で屋根塗装のお問い合わせがあり現場調査に伺いました。
屋根はトタン屋根で、3年ほど前にご自分で一度塗装をされたそうですが、塗膜が剥がれてきてしまい、今回はプロに任せようということでご依頼がありました。
屋根に上って調査してみると、たしかに塗膜が剥がれて、多分前の屋根の色だと思いますが、赤い素地が露出していました。
一見塗装は簡単な作業に見えてDIYでされる方がいらっしゃいます。ホームセンターなどでも塗料は気軽に買えます。しかし、十分な知識、技術がないときれいにはなりません。また高所作業なので危険も伴います。
今回は現地調査の様子とともにDIYでの屋根塗装の危険性をお伝えしたいと思います。

街の屋根やさん松本市倭平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

　〇この現場の岡谷市ってこんな街　　　　　　　　　　　　　　　　　　

戦前の製糸工業から戦後精密工業へと移っていったものづくりの人口4.8万人の都市が岡谷市です。諏訪湖のほとりに位置していて全国有数のつつじの名所として知られている鶴嶺公園はじめたくさんの自然に囲まれています。また、ウナギの町岡谷としても知られています

こちらが塗膜の剥がれた屋根の様子です。このような剥がれ方は下塗りをしないでいきなりトップの塗料を塗った際に起こる剥がれ方の特徴です。お話を聞くと1回塗りしかしていないとのことでした。

DIYをお勧めしない理由その１、十分な知識がない方が多いということ。
私たちは屋根塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げることが当たり前に思っています。ただそれは私たち塗装を職業にしているプロの常識であって、一般の皆さんが3回塗りをご存じかというと疑問です。しかも下塗りは塗装面と塗料の密着を高めるために別の塗料を使うということもご存じの方は少ないでしょう。このように剥がれない塗膜を作るには3回塗りが必要です。そうしないと数年持つか持たないかですぐに剥がれてしまいます。すぐに剥がれたからまた塗るを繰り返すと、だんだん塗膜が厚くなってどうしようもなくなってしまいます。
厚くなった塗膜は手間をかけて全部剥がさなければ、次の塗装をすることができません。全部剥がすにはかなりの労力がかかります。お金もかかります。だから十分な知識がない屋根塗装はやめていただきたいです。

DIYをお勧めしない理由その２、高所作業なので危険ということ。
私たちは塗装に限らず屋根に上る際には何らかの安全対策をして上ります。屋根に上ったことのある方はその時ヘルメットはしていましたか？墜落制止用器具（安全帯）はつけていましたか？屋根塗装は前に進みながら塗ることはできません。必ず後退しながら塗ることになります。進む先が見えない状態です。私たちはこのくらいならまだ進める、まだ足場はある、というのを感覚的だったり、目視で確認したりして作業します。でも一般の皆様、あえて言えば素人の皆さんはそのような感覚はもっていらっしゃらないと思いますし、人間は見えないものは意識から外してしまう生き物です。進む先が見えなければその先に足場がなくなっていても意識から外してしまいます。結果落ちてしまいます。プロでも年間に何万件と墜落事故が起きています。それだけ危険な作業なんです、屋根塗装は！だからDIYでの屋根塗装はやめてください。

今回伺ったお家は、ご自分で屋根塗装をされて際には大きなけがや事故がなく良かったのですが、塗膜の剥がれという不具合が発生してしまいました。幸い大ごとにはならず、剥がれかかった塗膜の除去をして塗装すればきれいになると思います。
DIYで屋根を塗ることのメリットは、材料代だけで済むのでコストを抑えることができるという点、またDIYがお好きなら趣味として楽しむことができるという点だと思います。
デメリットは申し上げた通り知識、技術の不足で不具合が起きる。危険を伴う作業という点です。
前者はお金で解決できますが、後者は大けがをして後遺症が残ったり、最悪命を落としてしまうこともあるでしょう。お金では解決できません。どちらにウェイトを置くかはお分かりいただけると思います。屋根塗装のDIYはやめていただきたいと思います。

街の屋根やさんでは有資格の経験豊富なスタッフが対応させていただきます。屋根にお困りごと、お悩みごと、不安、不満がある方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。点検、調査、お見積もりは無料です。無料点検のご案内は下の左の画像をクリック！お問い合わせは下の右の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。