2026.09.29
2026年9月29日 更新 岡谷市で築30年のモニエル瓦屋根を点検しました 街の屋根やさん松本諏訪平店は、イトウ住建が運営しています。 岡谷市で、築30年ほど経過したモニエル瓦屋根の点検を行いました。お客様が気にされていたのは、屋根全体が以前より白っぽく見えるようになったことです…
街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。
安曇野市で、築約50年の農機具小屋の屋根塗装をご依頼いただきました。
しばらく使用頻度が減っていた小屋を再び活用することになり、屋根を確認したところサビが目立っていたことからご相談いただいた現場です。
屋根は三晃式瓦棒葺きのトタン屋根。築年数だけを見ると、塗装以外の改修方法も考えられる時期ですが、古いトタン屋根だから一律に塗装できないわけではありません。
今回は現地で屋根の状態を確認したうえで塗装によるメンテナンスを選択しました。
ただし、サビが発生した金属屋根は、そのまま上から塗ればよいわけではありません。
今回の施工では、仕上げ塗料以上にサビや劣化した塗膜を処理する下地づくりを重要な工程として進めました。
施工場所:安曇野市
建物:築約50年の農機具小屋
屋根:三晃式瓦棒葺き・トタン屋根
確認した状態:色あせ・サビ
施工:ケレン・サビ止め・屋根塗装
下塗り:ザウルスEXⅡ
仕上げ:アレスダイナミックルーフ2液
判断:屋根の状態を確認し、塗装によるメンテナンスを選択
今回のポイントは、「築50年でも塗装できる」ということではありません。
築年数ではなく、サビや腐食の程度、屋根材の状態などを確認して、その建物に塗装が適しているかを判断することが重要です。
施工前の屋根を確認すると、トタン表面には色あせとサビが見られました。
三晃式瓦棒葺きは、金属板を使用した屋根です。
塗装によって表面を保護していますが、経年によって塗膜の保護機能が低下すると、金属部分にサビが発生することがあります。
今回も、仕上がりをきれいにすることだけを目的とするのではなく、サビを処理して金属屋根を保護することを主眼に施工方法を検討しました。
屋根には広い範囲でサビが見られ、一部にはサビが進んでいる箇所も確認しました。
ここで重要なのが、「築50年」「サビている」という情報だけで工法を決めないことです。
古いトタン屋根でも、既存屋根の状態によっては、適切な下地処理を行ったうえで塗装によるメンテナンスを検討できる場合があります。
反対に、腐食が進み屋根材そのものを塗装で維持することが難しい場合には、部分補修やカバー工法、葺き替えなど別の方法を検討する必要があります。
今回は現地で確認した状態から塗装によるメンテナンスを選択しました。
そこで次に重要になるのが、サビたトタンの上へすぐに塗料を重ねるのではなく、塗装前にどこまで下地を整えるかです。
高圧洗浄を行ったあと、サビや密着力の低下した塗膜をケレン作業で除去していきます。
ケレンは、金属屋根塗装の仕上がりを整えるためだけの作業ではありません。
サビや剥がれやすい旧塗膜を残したまま塗装すると、新しい塗料が健全な下地に十分密着できない部分が生じる可能性があります。
特に今回のようにサビが目立つ屋根では、新しい塗料を何にするかだけでなく、塗装前の下地処理が重要です。
瓦棒部分などの形状に合わせて作業し、下塗りを施工できる状態へ整えていきました。
ケレン後は、関西ペイントのザウルスEXⅡを使用して下塗りを行いました。
金属屋根の下塗りには、サビの発生を抑制するとともに、その後に施工する仕上げ塗料との密着性を確保する役割があります。
今回は築約50年のトタン屋根でサビが確認されていたため、下地処理からサビ止めまでを一連の重要な工程として施工しました。
ここまでが仕上げ塗装を行うための下地づくりです。
このあと、アレスダイナミックルーフ2液タイプを中塗り・上塗りし、屋根を仕上げていきます。
サビ止めによる下塗りが完了したら、仕上げ塗装へ進みます。
今回使用したのは、関西ペイントの「アレスダイナミックルーフ2液」です。
金属屋根に使用できる2液型の屋根用塗料で、主剤と硬化剤を規定の割合で混合して使用します。
今回の農機具小屋では、サビが見られた既存屋根をケレンとサビ止めで整えたうえで、中塗り・上塗りの2工程で仕上げました。
中塗りを十分に乾燥させたあと、同じ塗料でもう一度上塗りします。
瓦棒部分や屋根材の継ぎ目なども確認しながら塗り進め、必要な塗膜を形成していきます。
今回のような金属屋根塗装では、仕上げ塗料だけで耐久性が決まるわけではありません。
屋根とあわせて、木製の破風板も塗装しました。
破風板には木部保護塗料「キシラデコール」を使用しています。
キシラデコールは木材に浸透するタイプの木材保護塗料です。
既存の状態を確認して下地を整えたあと、木部へ塗料を浸透させるように施工しました。
屋根とは素材が異なるため、同じ塗料を使用するのではなく、それぞれの部位に適した塗料を選択しています。
雨どいもあわせて塗装しました。
屋根だけが新しく見える状態にするのではなく、今回施工する付帯部まで仕上げることで、農機具小屋の外回りを整えていきます。
付帯部についても、塗装前に状態を確認してから施工することが基本です。
屋根の中塗り・上塗りと付帯部の施工を終え、農機具小屋の塗装工事が完成しました。
施工前に見られた色あせやサビを処理し、トタン屋根全体を塗装しています。
今回の工程は、
高圧洗浄 → ケレン → サビ止め → 中塗り → 上塗り
という流れです。
特にサビが確認された金属屋根だったため、仕上がった色や艶だけではなく、その前段階のケレンとサビ止めを重要な工程として施工しました。
今回の施工事例でお伝えしたいのは、「築50年のトタン屋根でも塗装すれば大丈夫」ということではありません。
屋根のメンテナンス方法は築年数だけでは決められないからです。
今回の農機具小屋ではサビが確認されましたが、現地で屋根の状態を確認した結果、下地処理を行ったうえで塗装によるメンテナンスを選択しました。
一方、トタンの腐食が進んでいる、穴あきがある、下地にも傷みが疑われるといった場合には、塗装以外の補修やカバー工法、葺き替えなどを検討することがあります。
つまり、
「築何年だから塗装」ではなく、「今の屋根が塗装によるメンテナンスに適した状態か」で判断することが大切です。
安曇野市は冬季の積雪や冷え込みもある地域です。
こうした地域環境も踏まえながら、イトウ住建では実際の屋根を確認してメンテナンス方法をご提案しています。
今回の安曇野市の農機具小屋は築約50年が経過し、トタン屋根に色あせやサビが見られました。
現地で屋根の状態を確認し、今回は塗装によるメンテナンスを選択。ケレンとサビ止めで下地を整えたあと、アレスダイナミックルーフ2液で仕上げました。
古い金属屋根で大切なのは、年数だけを見て工法を決めないことです。
街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建では、安曇野市をはじめ松本・塩尻・諏訪地域などで屋根の無料点検を行っています。
トタン屋根のサビや塗膜剥がれが気になる方、古い農機具小屋や物置をこれからも使いたい方は、お気軽にご相談ください。
屋根の状態を確認し、塗装で維持できるのか、ほかの工法を検討した方がよいのかをご説明します。
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