2026.09.24
2026年9月24日 更新 安曇野市の屋根塗装|施工事例5選を比較 街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。 「屋根の色あせが気になるけれど塗装したほうがいい?」「金属屋根とスレートでは使う塗料が違う?」「屋根塗装はいくらくらいかかる?」など、屋根塗装を検討するときに…
街の屋根やさん松本諏訪平店は、イトウ住建が運営しています。
岡谷市で、築30年ほど経過したモニエル瓦屋根の点検を行いました。
お客様が気にされていたのは、屋根全体が以前より白っぽく見えるようになったことです。
屋根に上がって確認すると、モニエル瓦表面のスラリー層が広い範囲で剥がれ、下のセメント素地が見えている箇所がありました。
屋根面積は約110㎡。
モニエル瓦は一般的なスレート屋根とは表面のつくりが異なるため、塗装する場合は屋根材の種類と既存塗膜の状態を確認したうえで、適切な下地処理を行うことが重要です。
今回は、実際の屋根でどのような劣化が見られたのか、塗装によるメンテナンスが可能かどうかをどこで判断したのかを、点検時の写真をもとに解説します。
地域:岡谷市
築年数:約30年
屋根材:モニエル瓦
屋根面積:約110㎡
ご相談内容:屋根全体が白っぽくなり、色の変化が気になる
確認した状態:スラリー層の剥がれ、セメント素地の露出
点検時の判断:瓦に大きな割れやズレが見られないかを確認し、塗装によるメンテナンスが可能か検討
今回のポイント:
モニエル瓦は、表面の状態だけでなく、劣化したスラリー層を適切に除去して塗装できる状態かどうかを確認することが重要です。
今回ご相談いただいたきっかけは、お客様が庭から屋根を見た際に、以前より色が白っぽくなっていることに気付いたことでした。
「前はもっと濃い色だったのに、最近は全体的に白っぽく見える」
屋根は普段近くで確認することが難しいため、地上から見える色の変化は点検を考えるきっかけの一つになります。
ただし、色あせて見えるからといって、その場で「塗装すれば大丈夫」と判断することはできません。
特に今回使われているモニエル瓦は、表面に特徴のある屋根材です。
塗装を検討する前に、まず屋根材の種類と表面の劣化状態を確認する必要があります。
そこで屋根に上がり、瓦全体の状態を確認しました。
屋根に上がって最初に確認したのは、一部分だけではなく屋根全体の劣化状況です。
今回の屋根は約110㎡あり、広い範囲で瓦表面の色が薄くなっていました。
近くで確認すると、単純な色あせだけではありません。
モニエル瓦の表面にある着色層が剥がれ、下のセメント素地が見えている箇所があります。
ここが今回の点検で重要なポイントでした。
屋根塗装では、上から新しい塗料を塗ればよいわけではありません。
既存の表面が不安定な状態のまま塗装すると、新しい塗膜をつくっても、その下に残った劣化層から剥がれる可能性があります。
そのため今回は、「何を塗るか」を決める前に、「塗装できる下地をつくれる状態か」を確認していきました。
モニエル瓦はセメントを主成分とする屋根材で、表面には着色されたスラリー層があります。
経年によってこの表面層が劣化すると、色が薄くなったり、部分的に剥がれてセメント素地が見えたりすることがあります。
今回の屋根でも、このスラリー層の剥がれが確認できました。
ここで注意したいのが、劣化したスラリー層を残したまま、その上から塗装しないことです。
新しく施工する塗料だけがしっかり密着していても、その下にある古いスラリー層自体が剥がれれば、新しい塗膜も一緒に剥がれてしまいます。
そのためモニエル瓦を塗装する場合は、高圧洗浄などによって密着していないスラリー層を十分に除去し、その後の下地状態に適した下塗りを行うことが重要になります。
塗料のグレードだけでなく、塗装前の下地処理が仕上がりを左右する屋根材です。
屋根には雪止め用のアングルが設置されていました。
その周辺を確認すると、ほかの部分と比べても瓦表面が白っぽくなり、スラリー層が失われている箇所が見られます。
現行の状態から「雪の摩擦が原因」とまでは断定できないため、今回は原因を決めつけず、雪止め周辺にも表面劣化が見られたという事実をもとに判断します。
こうした付属物の周囲は屋根全体を見るだけでは状態を把握しにくいため、点検では瓦の表面だけでなく、雪止め金具やその周囲も確認します。
今回も局所的な状態だけで判断せず、屋根全体の劣化状況と合わせて塗装の可否を検討しました。
屋根面がぶつかる谷部分も確認しました。
谷は屋根に降った雨水が集まり、軒先方向へ排水される重要な部分です。
今回の屋根では、この谷周辺でもモニエル瓦表面のスラリー層が失われ、セメント素地が見えている箇所が確認できました。
ただし、表面が変色していることだけを根拠に「常に湿っている」「雨漏りしている」と判断することはできません。
点検で確認できたのは、谷周辺でも表面劣化が進んでいるという状態です。
屋根塗装を検討する際には、こうした雨水の通り道となる部分も含め、屋根全体を確認することが大切です。
モニエル瓦は、見た目だけではほかのセメント系瓦と判別しにくいことがあります。
今回の点検では、瓦の表面状態だけでなく、瓦の小口(先端部分)の形状も確認しました。
屋根材の種類を正しく把握することは、その後のメンテナンス方法を決めるうえで重要です。
「瓦だから同じ方法で塗装できる」と考えるのではなく、まず屋根材が何なのかを確認してから、現在の劣化状態に合った方法を検討します。
表面のスラリー層だけでなく、瓦そのものに大きな割れやズレがないかも確認しました。
屋根塗装で回復できるのは、主に屋根材表面の保護機能です。
瓦自体の破損が多い場合や、屋根全体に大きな不具合がある場合は、塗装だけで対応するのが適切とは限りません。
そのためイトウ住建では、色あせや塗膜だけを見て塗装を決めるのではなく、屋根材そのものの状態も含めて確認します。
今回の屋根では、表面のスラリー層の劣化が目立っていました。
そこで、既存の劣化層を適切に除去して塗装できる下地をつくれるかどうかを、メンテナンス方法を検討する際の重要な判断材料としました。
屋根塗装というと、使用する塗料の種類や耐久年数に目が向きやすいと思います。
しかし、今回のようなモニエル瓦では、塗料選びの前に現在の表面状態を確認することが欠かせません。
スラリー層が不安定な状態で残っていれば、その上に新しい塗膜をつくっても十分な密着性を確保できない可能性があります。
そのため、実際に塗装する場合は高圧洗浄などで脆弱な部分を除去し、洗浄後の下地を確認したうえで、モニエル瓦に対応した塗装仕様を選定します。
屋根材の種類を確認する
↓
現在の劣化状態を確認する
↓
塗装できる下地をつくれるか判断する
↓
屋根材と下地状態に適した塗装仕様を選ぶ
この順序で考えることが大切です。
岡谷市の築約30年、約110㎡のモニエル瓦屋根を点検したところ、屋根全体の色が白っぽくなり、複数箇所でスラリー層の剥がれとセメント素地の露出が確認できました。
特に確認したのは、表面だけの色あせなのか、モニエル瓦特有の表面層まで劣化しているのかという点です。
今回は後者の状態が確認されたため、単純に上から塗り重ねるのではなく、劣化した表面を十分に処理してから塗装する必要があると判断しました。
一方で、屋根の状態によっては塗装以外のメンテナンスが適する場合もあります。
築年数だけで「塗装」「葺き替え」と決めるのではなく、実際の屋根材と劣化状態を確認してから判断することが重要です。
地上から安全に確認できる範囲で、次のような変化がないか見てみてください。
・以前より屋根全体が白っぽく見える
・瓦の色が部分的に薄くなっている
・表面がまだらに見える
・セメントのような灰色の部分が見えている
・前回の屋根メンテナンスから長期間経過している
こうした症状があっても、すぐに雨漏りするという意味ではありません。
ただし、モニエル瓦は表面を見ただけでは適切なメンテナンス方法を判断しにくい屋根材です。
ご自身で屋根に上がることは避け、気になる変化があれば専門業者による点検をおすすめします。
今回の屋根で特に目立っていたのは、単なる色あせではなく、スラリー層が剥がれてセメント素地が見えていたことです。
モニエル瓦の塗装では、使用する塗料だけを比較するのではなく、「現在の表面に新しい塗膜をきちんと密着させられるか」という視点が重要になります。
屋根材を確認し、劣化状態を見たうえでメンテナンス方法を決めることが、施工後の不具合を防ぐための基本です。
屋根が白っぽくなってきたからといって、塗装だけで対応できるとも、すぐに葺き替えが必要とも限りません。
大切なのは、屋根材の種類と現在の状態を確認してからメンテナンス方法を決めることです。
イトウ住建では、岡谷市をはじめ諏訪・下諏訪・茅野・松本・塩尻などで屋根の点検・メンテナンスを行っています。
モニエル瓦の色あせや表面の剥がれが気になる場合は、まずは確認可能な範囲で屋根の状態を点検します。
屋根塗装が適しているのか、ほかのメンテナンスを検討したほうがよいのか、実際の状態を確認したうえでご案内します。
屋根に上がって確認するのは危険ですので、ご自身では無理をせず、イトウ住建の無料点検・無料診断をご利用ください。
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