工事のご相談・ご依頼をご検討中の方はこちらをお読みください
新型コロナウィルス対策について
オンラインでの無料相談・ご提案について
ホーム>
現場ブログ / 松本市の顧客様より瓦点検のご依頼を頂き、点検に行った来ました...
松本市の顧客様より瓦点検のご依頼を頂き、点検に行った来ました。
今回のご依頼は春になると見事な桜が咲き誇る弘法山近くの顧客様さからの瓦の点検依頼です。弘法山古墳は北アルプスを一望する弘法山山頂にありとても大きな前方後円墳です。春になるとそれは見事な桜が咲き乱れます。去年はここへ桜を見に行きましたが今年はどうなる事か・・・早く日本全国に穏やかな日常が戻る事を願うばかりです。この顧客様は私が入社まもなくの頃に外壁サイディング工事でお世話になりました。
さてさて屋根瓦の点検です。お客様と日程を決め伺い屋根へと上ります。今回は私と瓦職人とで伺いました。こちらは2階大屋根です。棟の漆喰もしっかりしています。剥がれや浮きもありません。平瓦もズレている所もなく問題無いとの判断です。
棟も真っすぐです。棟を止めている銅線も切れている所もなく問題ありません。
こちらは1階の屋根です。北面に白い物が・・・漆喰が剥がれています。漆喰が主として使われる場所は棟部です。葺き土と呼ばれる土を守っています。
瓦屋根の頂上には何段か瓦が積まれている部分があります。これが棟です。棟は屋根の合わせ目を塞ぎ平面側へと雨水を流す役目があります。棟は何段も積んでいますが瓦と瓦を絶妙な角度に調整し排水機能をもたせつつズレない様に重ねる為に土が使われていました。この土を守るのと見た目の美しさで漆喰が使われています。
かと言って漆喰自体に高い防水機能があるわけではありません。漆喰は水をはじきません、むしろ湿気を吸う機能があります。漆喰は壁にも多く使われていました。しかしあくまでも土壁に比べるとはるかに防火性が高いからであり期待されるのは高い防火性にあります。ではこの漆喰がなぜ崩れてしまうかというと、漆喰はもともと調湿性があり水分を吸収したり放出したりしていますが時間と共に固くなっていきます。土も固くなっていきますので剥がれやすくなっていきます。1か所剥がれていたら施工したのは同じ時期ですから全体的に剥がれやすくなっているということです。どのように直すかはこれからお施主様と相談です。
こちらは倉庫の破風板です。こちらの修復もお願いされました。
どんな風になったかまたこのブログでご紹介させてもらいたいと思います。
同じ地域の施工事例
施工事例
屋根カバー工法『立平葺き編』写真で詳しく!解りやすく解説!!
施工事例
松本市波田にてウッドピース屋根に遮熱のフッ素樹脂塗装を施工しました
施工事例
屋根カバー工法「カラーベストカバー工法編」写真で詳しく解説!