2024.09.05
みなさんこんにちはいつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます松本周辺でも人気の高い外壁材ALC(Aotoclaved Lightweightaerated Concrete)、パワーボードの商品名でも知られていると思います。高温高圧蒸気養生された軽…
2階のモルタル部分の塗膜の剥がれがあったため、今回の塗装工事となりました。2階の塗装は足場が必要だったため、足場の有効利用で、1回の窯業系アイディング部分の塗装、屋根塗装も同時に行っています。
まずは屋根塗装です。屋根材はガルバリウム鋼板一文字葺きです。定尺の長さ1820㎜の屋根材をジョイント部分をずらしながら取り付けています。
塗装は3回塗り、左の写真から下塗り・中塗り・上塗り で仕上げます。使用した塗料は下塗りが防錆プライマー、サビ止めを兼ねた屋根面と塗料の密着を高める接着剤の役割を持った塗料です。中塗り、上塗りは同じ塗料を使用します。塗料はAGCコーテックのフッ素樹脂塗料ルミステージ弱溶剤GTです。長野県の屋根は外気温が夏は35度以上、冬はマイナス10度以下と年間で上下50度近い温度差があります。そんな長野県の屋根に水性塗料を使うと気温差についていけずに剥がれてしまうなどの不具合が起きてしまいます。弊社では屋根には必ず弱溶剤(油性)塗料を使います。中塗りで塗料の持つ機能を塗装し、上塗りで機能とともに色つやを塗装します。岡谷市で同時に行った屋根塗装、一方はシリコン樹脂塗料、一方はフッ素樹脂塗料で塗り替えました。その10年後、シリコンを塗った屋根は次の塗り替えが必要だったのに対して、フッ素を塗った屋根は塗りたてのツヤを維持していました。それだけ高耐久の塗料です。
外壁塗装の様子です。2階モルタル部分の剥がれていた塗膜は、剥がれかかった塗膜も剥がしてしまい、エポキシ樹脂を塗装して補修しておきます。
軒天の塗装です。使用して塗料は関西ペイントのワイドグリップ、透湿性があり、軒天や漆喰などに使う塗料です。軒天は塗装面が下を向いているため、塗料が下に垂れてしまいます。外壁を先に塗ってしまうと軒天から垂れた塗料で汚してしまうので、外壁を塗る前に軒天を先に仕上げてしまいます
次に外壁の下塗りです。外壁も屋根同様下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます。下塗りで使う塗料はフッ素樹脂塗料専用のHBサーフェーサーです。こちらも接着剤の役割がある塗料です。補修したモルタル部分は厚めに塗っています。
最後に雨樋、鼻隠し、霧除け、幕板などの付帯部分を塗装します。
※鼻隠し・・・雨樋がついている面です。
※霧除け・・・窓の上の小さな屋根 ひさしともいいます
※幕板・・・主に1階2階の境にあるワンポイント
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