2026.07.19
2026年7月19日 更新 松本市で片流れ屋根を遮熱塗装 夏の暑さ対策も考えた屋根リフォーム 松本市にお住まいのお客様より、「屋根の色が変わってしまい、以前どんな色だったか分からないほど色あせている」「夏場の2階が暑くて困っている」とご相談をいただきました。 インターネットで屋根…

今回ご相談いただいたのは、以前からお付き合いのあるお客様でした。
「土蔵の屋根の色あせが気になってきたので、一度見てもらえませんか」とお声掛けいただき、現地調査を行いました。
大切な土蔵をこの先も長く使い続けたいというお気持ちがあり、「傷みが大きくなってから高額な工事になる前に、今できる適切なメンテナンスをしておきたい」とお考えだったそうです。
現地で屋根を詳しく確認したところ、塗膜は経年劣化で失われていましたが、瓦自体はまだ健全な状態を保っていました。
そのため、建物の状態に合わせて塗装による延命をご提案し、安心して使い続けられる屋根へメンテナンスすることになりました。





「土蔵の屋根が色あせてきたけれど、塗装で大丈夫なのか、それとも葺き替えが必要なのか分からない」とお悩みではありませんか。
今回は塩尻市で、築40年の土蔵に使用されているセメント瓦屋根の塗装工事をご依頼いただきました。
現地調査では塗膜は劣化していましたが、瓦自体は十分な強度を保っていたため、浸透性の下塗り材で瓦を補強し、塗装によって屋根を長持ちさせるご提案をしました。
この記事では、塗装を選択した理由と施工のポイントを詳しくご紹介します。
| 項目 | 内容 |
| 施工場所 | 塩尻市 |
| 建物 | 土蔵(築40年) |
| 工事内容 | セメント瓦屋根塗装 |
| 施工面積 | 90㎡ |
| 施工期間 | 5日間 |
| 工事費用 | 35万円(税込) |
| 使用塗料 | 下塗り:水谷ペイント エポックマイルドシーラー 上塗り:水谷ペイント パワーマイルドシリコンⅡ |
| 今回のポイント | 瓦は健全だったため、葺き替えではなく塗装による延命をご提案 |
施工前の屋根を確認すると、長年の紫外線や雨風の影響によって塗膜がほとんど失われ、瓦の表面が露出している状態でした。
塗膜は屋根材を水分や紫外線から守る役割を担っているため、このまま放置すると防水性が低下し、雨水を吸収しやすくなります。
特に塩尻市は夏の強い紫外線と冬の凍結・融解を繰り返す地域のため、塗膜がなくなった瓦は凍害によるひび割れが起こりやすくなります。
しかし、今回詳しく点検したところ、瓦自体に大きな割れや欠け、著しい劣化は見られませんでした。
適切な下地処理を行えば、塗装によって十分延命できる状態と判断しました。
今回の工事で最も重要だったのは、塗膜が傷んでいることではなく、瓦そのものが健全かどうかを見極めることでした。
セメント瓦は、すべてが塗装できるわけではありません。
塗膜がなくなっていても瓦の強度が残っていれば塗装による延命が可能ですが、凍害によって内部まで傷んでいる場合や、ひび割れ・欠けが多い場合は、塗装をしても十分な効果は期待できません。
今回は瓦の状態を細かく確認した結果、基材は健全で強度も保たれていました。
そのため、浸透性の高い水谷ペイント「エポックマイルドシーラー」を瓦内部まで十分に浸み込ませて補強し、その上からパワーマイルドシリコンⅡで保護することで、屋根を長期間守る工法をご提案しました。
もちろん、葺き替えという選択肢もありました。
しかし今回は土蔵であることや、お客様が今後も大切に使い続けたいと考えていたこと、そして瓦自体が健全だったことを総合的に判断し、必要以上に費用をかけず、建物の状態に最も適した塗装工事を選択しました。
このように、私たちは「塗装ありき」「葺き替えありき」ではなく、建物の状態に合わせた最適な工法をご提案することを大切にしています。
今回は瓦の表面こそ塗膜が失われていましたが、打診確認でも浮きは見られず、大きなひび割れや凍害による爆裂、層状剥離も確認されませんでした。
そのため、瓦本来の強度は保たれていると判断し、塗装による延命が可能と診断しました。
高圧洗浄後は、水谷ペイントのエポックマイルドシーラーを使用して下塗りを行いました。
今回のセメント瓦は塗膜が失われていたため、下塗り材を非常に吸い込みやすい状態でした。
そのため、一度塗って終わりではなく、瓦が吸い込まなくなるまで2~3回に分けて塗布しています。
この浸透性シーラーは瓦の内部まで浸み込み、表面だけではなく基材そのものを補強する役割があります。
下塗り材を十分に浸透させることで、上塗り塗料が均一な塗膜を形成しやすくなり、将来的な剥離リスクを抑えることにもつながります。
塗装工事では、この下塗りを十分に行うことが長持ちする屋根への第一歩です。
下塗りが十分に乾燥した後、水谷ペイントのパワーマイルドシリコンⅡで中塗りを行いました。
中塗りは単に色を付ける工程ではなく、防水性能や耐候性を確保する重要な工程です。
均一な塗膜厚を確保することで、塩尻市特有の強い紫外線や冬場の凍結・融解から瓦を守り、長期間にわたって屋根を保護します。
見た目だけでなく、耐久性を高めるためにも欠かせない工程です。
最後にパワーマイルドシリコンⅡで上塗りを行い、塗膜の厚みを確保しました。
中塗りと上塗りを適切に重ねることで塗料本来の性能を十分に発揮し、紫外線や雨風から屋根を長期間守ることができます。
仕上がった屋根は落ち着いた美しい外観を取り戻し、防水性も回復しました。
見た目がきれいになっただけではなく、今後の凍害対策にもつながる屋根へと生まれ変わりました。
施工後は、失われていた防水性が回復し、セメント瓦を再び雨や紫外線から守れる状態になりました。
浸透性シーラーによって瓦自体も補強されているため、塩尻市のように寒暖差が大きく、冬には凍結・融解を繰り返す地域でも、劣化の進行を抑える効果が期待できます。
お客様からも「塩尻市の気候を踏まえた説明がとても分かりやすく、土蔵を安心して使い続けられます」と喜んでいただきました。
必要以上に大掛かりな工事を行わず、建物の状態に合わせた最適なメンテナンスができた施工事例となりました。
今回ご提案したのは屋根塗装による延命工事です。
塗膜は劣化していましたが、瓦本体には大きな割れや欠けがなく、十分な強度が保たれていました。
そのため、高額な葺き替え工事を行うよりも、浸透性シーラーで瓦を補強し、防水性を回復させる塗装工事が最適と判断しました。
私たちは「とりあえず塗装」「とりあえず葺き替え」ではなく、建物の状態や今後の使い方、ご予算を総合的に考えたうえで、その建物にとって最適な工事をご提案しています。
塩尻市は夏の強い紫外線と冬の厳しい冷え込みにより、屋根材への負担が大きい地域です。
特にセメント瓦は塗膜が劣化すると雨水を吸収しやすくなり、冬場の凍結・融解によってひび割れや表面の劣化が進みやすくなります。
しかし、今回のように瓦本体が健全なうちに適切なメンテナンスを行えば、葺き替えをせずに長期間使用できるケースも少なくありません。
大切なのは、塗装できる状態なのか、それとも葺き替えが必要なのかを正しく診断することです。
今回のように、塗膜がなくなっていても瓦自体が健全であれば、塗装によって十分に延命できるケースがあります。
一方で、見た目が似ていても内部まで傷みが進行している屋根では、塗装では対応できないこともあります。
だからこそ大切なのは、「塗装すること」ではなく「塗装できる状態かどうかを正しく診断すること」です。
土蔵や住宅のセメント瓦屋根で色あせや劣化が気になり始めたら、まずは現在の状態を確認してみませんか。
イトウ住建では、お住まいの状況や今後のご希望に合わせて、塗装・カバー工法・葺き替えの中から最適な方法をご提案いたします。
「うちの屋根は塗装できる状態なのか知りたい」
「葺き替えが必要かどうかだけ診断してほしい」
そのような方もお気軽にご相談ください。
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