松本諏訪地区で対候性・メンテナンスの要旨さから人気の天然石コーティングジンカリウム鋼板
2024.04.28
松本地区、諏訪地区の屋根リフォームで今、ジンカリウム鋼板の人気が高まっています。対候性、断熱材、防音性に優れている、落雪の心配がないなどさまざまなメリットがあるためだと思います。そのジンカリウム鋼板について、ジンカリウム鋼板とはどんな素材なのか、メリットデメリットは？工事費用、施…
安曇野市屋根工事｜大屋根はジンカリウム鋼板下屋根はガルバリウム鋼板へ葺き替え
安曇野市 屋根葺き替え,屋根材(瓦),屋根材(金属)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,屋根材(瓦),屋根材(金属)
- 施工期間
- 2週間
- 使用材料
- D'sルーフィング
天然石コーティングジンカリウム鋼板
メリッサ
- 築年数
- 30年
- 保証年数
- 大屋根：30年
下屋根：10年
- 工事費用
- 2,100,000円
既存屋根は厚型セメント瓦、セメントを瓦状に成型して表面を塗装した屋根材です。色あせや割れが目立ってきたこと、耐震性向上が目的の今回でセメント瓦を撤去して新しく金属系の屋根材に葺き替える工事です。
足場を立てるのが困難な立地だったので足場なしの工事になりました。瓦を撤去するには本来なら足場が欲しいところですが、安全と効率を配慮した作業となりました。
今回はその瓦撤去の様子をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
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見えている木材はヌキという棟瓦の下地になるものです。そのわきにあるのが屋根材本体と棟瓦の隙間を埋めるモルタルです。ヌキは木材なので雨に濡れると腐食してしまいますが、モルタルがあったおかげで雨水の侵入が少なかったのか、いい状態でした。ただ、新しい屋根には樹脂のヌキを使うためヌキも撤去します。
瓦は５～6人のバケツリレー方式で外していきます。不安定な屋根上での作業なので安全第一で作業を行っています。
セメント瓦は1枚がおよそ3㎏、1㎡あたり17枚使用するので、1㎡あたりの重量はおよそ50㎏です。今回の屋根は大屋根、下屋根合わせて125㎡、枚数で2125枚、総重量で6375㎏（6.375ｔ）になります。これを人力で下ろすのでかなりの重労働です。
屋根の形状に合わせて加工し、隙間なく張っていきます。
瓦おろしからルーフィングまでを一日で終わらせる必要があります。ルーフィングまで終わらないと野地板だけもしくは瓦を外しっぱなしの状態だと万が一雨が降ったら雨漏りしてしまいます。ルーフィングまで終わっていればその心配がありません。
今回は予算の関係で大屋根と下屋根を材料を替えて葺き替えます。
大屋根にはジンカリウム鋼板に天然石を特殊コーティングした屋根材【メリッサ】を使いました。天然石の効果で断熱性、遮音性に優れた屋根材です。
ジンカリウム鋼板とは鉄の基板にマグネシウムと亜鉛、シリコンをメッキ処理した鋼板で、ガルバリウム鋼板と組成はほとんど同じです。商品名の違いだと考えていただいていいと思います。その鋼板に天然石を特殊コーティングした屋根材がメリッサです。
こちらの屋根材は1㎡あたり4㎏、下屋根は35㎡なので野地板を含めても160㎏くらいです。こちらは元のセメント瓦から10分の1程度の重さになります。
屋根が軽くなり耐震性も上がり、大屋根はメンテナンスフリーの断熱性、遮音性が高い屋根になりました。
下屋根は少々雨音がうるさくなるかもしれませんが、軽量で丈夫な屋根になりました。
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