2024.11.05
茅野市でトタン屋根の塗り替え工事を行いました。茅野市は真夏で最高気温で35度を超え、真冬は最低気温でマイナス10度を下回る日もあり、年間の寒暖差が50度くらいになる気象条件の厳しい地域です。そんな環境のなか屋根は1年中私たちの生活を雨風から守ってくれています。でも、そんな屋根もメ…
弊社が協力業者としてお世話になっている企業の社員さんのお家です。その企業の生協さんのDMに弊社のチラシが入っていたためお問い合わせいただきました。築30年経って木部に傷みが出てきたため塗り替えを検討されていたそうです。モルタル外壁も塗膜の劣化が見られたため、玄関上の差し掛け屋根も含めて今回の塗装工事となりました。
工事の様子です。まずは外壁を洗浄します。
洗浄機は家電量販店やホームセンターなどで市販されている電動の高圧線嘔気ではなく、私たちプロはガソリンエンジンの強力な高圧洗浄機を使用します。電動の洗浄機だと水圧が足りず、ホースの口を限界まで絞って吐水口を細くして水圧を高める必要があります。洗浄面を紙で例えるとボールペンで紙を塗りつぶすイメージです。きれいには塗れず紙の部分が残ってしまいますよね。それと同じように洗浄面に洗浄ムラができてしまいます。私たちが使う洗浄機はもともと水圧が強いのでホースを絞る必要はありません。紙を筆で塗りつぶすイメージです。塗りムラがなくきれいに塗りつぶせると思います。同様に洗浄ムラもなくきれいに洗浄することができます。
木部も一緒に洗浄することになるので、木部が完全に乾くまで十分な乾燥時間を取りました。天気がいい日が続きましたが3日間おいています。
まずは外壁のモルタル部分を塗装します。
木部に塗料を付けたくないのでマスカーというビニールにガムテープがついている養生材で養生をしておきます。
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます。写真は下塗りの様子です。塗料と塗装面の密着を高める接着剤の役割がある塗料を塗装します。今回使用した塗料はRSサーフ、弾性がある塗料なので振動や地震などの揺れにも対応する塗膜ができます。
次に中塗りです。
中塗りと次の上塗りは同じ塗料を使います。使用した塗料は関西ペイントのRSシルバーグロスSi、シリコン樹脂塗料で、紫外線が塗膜に当たると発生するラジカルという塗膜劣化因子の発生を抑制する塗料です。従来のシリコン樹脂塗料よりも対候性が高く、フッ素樹脂塗料には若干劣るという耐候性が期待できる塗料です。
中塗りは塗料の持つ防水性や防藻性、ラジカル抑制などの機能や性能を塗るイメージです。
最後に上塗りです。同じく関西ペイントのRSシルバーグロスSiを塗装します。
RSとはリフォーム・サミットの略で関西ペイントの基準を満たした業者が参画できる組織で、毎月勉強会や講習会を開いて情報交換や技術講習を開催している組織です。RSシリーズはリフォームサミット加盟店でなければ手に入ることができません。また、RS加盟店の中でもさらに上の技術や施工実績がある業者がプラチナ会員に認定され、塗料とその塗料を塗ったお家をロットナンバーで紐づけしてメーカーで管理、外壁の塗膜7年保証を受けることができます。弊社はそのプラチナ会員です。
上塗りは塗料の性能とともに色、ツヤを決める工程です。
木部塗装の様子です。木部には木部専用の塗料を使います。使用した塗料は和信化学工業のガードラックProです。木部表面に塗膜を作る塗料ではなく、木部に染み込ませて防虫、防カビ、防腐効果で木部を保護する溶剤系(油性)塗料です。塗料が染み込まなくなるまで2回~3回塗装します。
最後に差し掛け屋根の金属部分を塗装しました。使用した塗料は弊社で在庫していたフッ素樹脂塗料ルミステージ弱溶剤GTです。面積があまりなかったので、新しく塗料を購入すると余ってしまいます。色の指定はできませんが他の現場で残った塗料を使えば新たに購入して余らすロスを回避でき、在庫を減らすことができます。お客様にもお安く提供できるので双方にメリットがあります。
それぞれに耐候性の高い塗料を使ったのでしばらくは大丈夫です。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根や外壁の点検、調査、お見積りは無料で行っています。屋根、外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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