岡谷市屋根現地調査｜サビの発生原因は屋根上のアンテナからのもらいサビ | 松本、塩尻、安曇野の屋根工事・雨漏り修繕

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岡谷市屋根現地調査｜サビの発生原因は屋根上のアンテナからのもらいサビ

岡谷市で屋根の現地調査に伺いました。
屋根材はトタンで、一文字葺きです。元の色がわからない暗い塗膜が変退色していて、塗装しなければいけない状態でした。また、今は使っていないというテレビアンテナが残っていて、そのアンテナからのサビが屋根材に移って深いサビになっていました。
今回はその現地調査の様子をご紹介します。

屋根の全景です。多分黒系の色の屋根だったと思いますが、塗膜が変色、褪色していて白に近いグレーになっています。トタンの屋根なので塗装をすることでサビから守らなければいけないのですが、これではその機能は果たしていません。すぐに塗装する必要があります。

屋根の上に今は使っていない古いテレビアンテナがありました。岡谷市を含む諏訪地域はケーブルテレビの加入率が高くテレビアンテナが乗っているお家は少ないのですが、このお家にはアンテナが乗っています。長い間使っていないアンテナということなので、以前はアンテナでテレビを受信していたのでしょう。

このアンテナからのサビが屋根材に移っています。もらいサビと言って、サビにくいガルバリウム鋼板の屋根でもさびたくぎを置いておくとすぐにサビてしまいます。トタンならなおさらです。アンテナの足元は腐食の一歩手前くらい深くサビていました。

アンテナは棟をまたいで南北面にのっていました。こちらは北面の様子です。上の南面と同様アンテナの足元を中心にサビがまわっています。
使っていないアンテナなので、アンテナを撤去してサビをとして塗装をすれば大丈夫かと思います。

ベランダの床も気になるということで合わせて見させていただきました。
ＦＲＰの床面で、表面に防水塗装がされています。その防水塗装の塗膜が劣化して割れていました。ＦＲＰの防水塗装は10年くらいで塗り替える必要があります。少なくともそれ以上は経過している塗膜です。

ベランダの防水はついつい見逃しがちですが、ベランダからの雨漏りは意外と多い事例です。外壁に密着しているので、階下に雨漏りする可能性があります。しかも防水塗膜は10年位で劣化してくるので屋根などよりも耐候年数が少ないということもあります。塗膜にひびが入ってきているようならメンテナンスを検討してください。
また、ベランダのお掃除もこまめにしてください。排水口に落ち葉やごみがたまってベランダがプール状態になって雨漏りしたというケースも何件か見ています。