2026.08.01
2026年8月1日 更新 屋根は「工事」で選ぶのではなく、「症状」で選ぶことが大切です 「屋根塗装とカバー工法、どちらがいいの?」 「雨漏りしたら葺き替えしかない?」 このようなご相談をいただくことがあります。 しかし、屋根リフォームは工事名だけで決めるものではありません。 同じ…

築50年を迎えたご自宅は、瓦自体に割れやズレなど大きな不具合はありませんでした。
しかし近年、大きな地震のニュースを見るたびに「重い瓦屋根のままで本当に大丈夫だろうか」という不安が強くなり、インターネットで屋根リフォームについて調べていたところ、街の屋根やさん松本諏訪平店の施工事例をご覧いただきお問い合わせくださいました。
まだこの家で長く暮らしていきたいというお気持ちがあり、雨漏りしてからではなく、将来の安心のために今できる耐震対策をご希望されていました。





「地震が来てもこの家は大丈夫だろうか…。」
今回は、このような将来への不安からお問い合わせいただいた松本市のお客様の屋根葺き替え工事をご紹介します。
瓦自体には大きな割れや雨漏りはありませんでしたが、築50年を迎えた住まいでこれからも長く安心して暮らしたいというご希望から、重い和瓦を撤去し、軽量な天然石コーティングジンカリウム鋼板「メリッサ」へ葺き替えることをご提案しました。
耐震性向上だけでなく、防水性能も新築同様に更新できた施工事例です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 工事場所 | 松本市 |
| 建物 | 戸建住宅 |
| 築年数 | 約50年 |
| 工事内容 | 屋根葺き替え工事 |
| 既存屋根 | 和瓦 |
| 新しい屋根 | 天然石コーティングジンカリウム鋼板 メリッサ |
| 施工面積 | 90㎡ |
| 工期 | 10日 |
| 工事費 | 180万円(税込) |
| 今回のポイント | 約4,500kgの屋根を約1,190kgまで軽量化し耐震性向上 |
今回の工事で最も重要だったのは、「屋根をどれだけ軽くできるか」という点です。
既存の和瓦は1㎡あたり約50kgあり、90㎡の屋根では約4,500kgもの重量になります。
一方、新しく採用した天然石コーティングジンカリウム鋼板「メリッサ」は約7kg/㎡と非常に軽量です。
さらに12mm構造用合板を全面に重ね張りしても、屋根全体の重量は約1,190kgとなり、従来の約4分の1まで軽量化できます。
| 比較項目 | 既存屋根 | 葺き替え後 |
|---|---|---|
| 屋根材重量 | 約4,500kg | 約630kg |
| 構造用合板 | - | 約560kg |
| 合計重量 | 約4,500kg | 約1,190kg |
約3.3トンもの重量を建物から減らせるため、地震時に建物へかかる負担を大きく軽減できます。
また、瓦屋根はスレート屋根や金属屋根のように上から新しい屋根を重ねるカバー工法が施工できません。
そのため、耐震性を高めながら新しい防水層まで更新するには、既存瓦を撤去して葺き替える方法が最適でした。
瓦を固定していた桟木を取り外すと、野地板には大きな穴が確認できました。
幸い室内への雨漏りは発生していませんでしたが、このまま放置すると将来的に雨水が侵入する恐れがあります。
屋根を解体したタイミングだからこそ発見できた、見えない劣化の一つでした。
既存のルーフィング(防水紙)は経年劣化によって破れや傷みが進み、防水材としての役割を十分に果たせない状態でした。
瓦は一次防水、防水紙は二次防水という重要な役割を担っています。
普段は見えない部分ですが、この機会に新しい防水紙へ交換することで、今後も安心して暮らせる屋根になります。
防水シートの上へ、新しい屋根材である天然石コーティングジンカリウム鋼板「メリッサ」を施工していきます。
軽量でありながら耐久性に優れ、天然石ならではの重厚感ある仕上がりが特徴です。
屋根全体で約630kgと和瓦に比べて大幅に軽量化できるため、建物への負担を減らし、地震対策としても大きな効果が期待できます。
すべての施工が完了した後は、屋根材の固定状況や棟板金の納まり、雨仕舞などを細かく確認し、最終点検を実施しました。
今回の工事では約4,500kgあった瓦屋根を約1,190kgまで軽量化し、防水層も新しく更新しています。
これからも安心して長く暮らせる、重厚感と耐久性を兼ね備えた屋根へ生まれ変わりました。
今回の葺き替え工事によって、防水性能は新築同様に更新され、今後の雨漏りリスクを大幅に軽減できました。
また、屋根重量は約4,500kgから約1,190kgへ軽量化され、建物への負担も大きく減少しています。
お客様からは、
「地震のニュースを見るたびに瓦屋根の重さが気になっていましたが、屋根が軽くなったことで安心できました。
見た目も落ち着いていて、とても満足しています。」
とのお言葉をいただきました。
今回のお客様は、雨漏りではなく「地震への備え」を目的に工事をご決断されました。
実際に解体してみると、防水紙の劣化や野地板の傷みも確認でき、結果として非常に良いタイミングでのリフォームだったと感じています。
屋根は見た目だけでは判断できません。瓦がきれいでも内部では防水層が寿命を迎えていることも少なくありません。
築40年以上の瓦屋根にお住まいで、「まだ工事は必要ないかな」と思われている方も、一度点検だけでも受けてみることをおすすめします。
現在の状態を知ることが、将来の安心につながります。
「うちの瓦屋根はまだ使える?」
「軽量化したほうがいいのかだけ知りたい。」
「葺き替えと補修、どちらが適しているの?」
そんな疑問をお持ちの方も、お気軽にご相談ください。
現地調査では屋根材だけでなく、防水紙や下地の状態まで確認し、お住まいに合った最適な工事をご提案いたします。
売り込みではなく、「本当に今工事が必要か」を分かりやすくご説明いたします。
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