松本市外壁現地調査：モルタル外壁のクラック原因とメンテナンス方法

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松本市外壁現地調査：モルタル外壁のクラック原因とメンテナンス方法

皆さんこんにちは！いつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は松本市に外壁の点検に伺いました。
居ぬきで購入されたお家でモルタルの外壁、クラックがたくさんあるので心配ということでお問い合わせいただきました。
モルタルの外壁はクラックはつきものと言っても過言ではありません。なぜモルタル外壁にクラックが入りやすいのか、そのメンテナンス方法はどんなものがあるのかを含めて外壁点検の様子をご紹介します。

街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

　〇今回の現場　松本市ってこんな街

松本市は長野県のほぼ中央にあり、北アルプス、美ヶ原、上高地などの豊かな自然に囲まれた人口２３万人ほどの都市です。また国宝松本城を中心とした城下町の風情を残し、交通網、商業施設、教育機関、観光施設などがそろい、快適な都市機能も有しています。

まず最初に目についたのが玄関柱のクラック（ヒビ）です。縦に１本上から下まで入っていました。クラック幅もかなりありました。

他にも目地やサッシ廻りなど、比較的弱い部分に数えきれないクラックが入っていました。

クラックが入っているところで一番ひどかったのがここです。

南面一番端のサッシ角に大きな亀裂が入っていて、東面につながっていました。

サッシ周りは爆裂と言ってどこからか入った水が逃げ場がなくとどまり、冬寒くなるとそれが凍って中から壁を壊す現象が良く見られるのですが、この亀裂は爆裂ではなく揺れなどの建物の動きからくるものでした。

他にも出窓下からのクラックもありました。

こういった構造上弱くなっている部分に多くクラックが見られました。
モルタル外壁の場合、サッシとのつなぎ目や、目地、出隅など構造上弱いところにクラックが発生しやすいです。
このクラックのうち、幅が0.3㎜以上、深さが5㎜以上の大き目のクラックは構造クラックと言って表面だけでなく内側からもひび割れが生じている可能性が高く、放っておくとどんどん損傷が悪化します。
一方、0.3㎜以下のクラックはヘアクラックと言って文字通り髪の毛のように細いクラックです。ヘアクラックは塗膜のひび割れだったり、表面だけのひび割れのことが多く、緊急性はそれほどありません。
いずれにしろ、地震や近くを通る車の振動などの揺れが原因のことが多いです。
構造クラックの場合はコーキングで補修するかあまりにもひどい場合は外壁の貼り替えやカバー工法といったメンテナンスになります。
ヘアクラックの場合はこれ以上広げないために塗り替えをして塗料でクラックを埋める方法があります。

壁表面にサビが浮いているところがありました。ラス網と言って細い針金で編んだ網が壁の中にあるのですが、そのラス網がサビて浮いてきたものと思われます。

何か分からなかったのですがビスで開けたような穴がありました。何かを取り外した跡とも思えません。

構造クラックは1か所だけでしたが、ヘアクラックは何か所もありました。クラックの補修をして塗装することも可能でしたが、お施主様は塗装は選択肢になく、外壁のカバー工法でのメンテナンスを検討されていました。外壁のカバー工法は弊社の得意とする工事です。後日お見積りをお届けすることになりました。

屋根によってお悩みやお困りごとは様々だと思います。街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフがそのお悩みやお困りごとに適切な工事をご提案しています。調査、点検、お見積りは無料です。一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。無料点検のご案内は下の左の画像をClick！お問い合わせは下の右の画像をClick！フォームからメールでお気軽にどうぞ