2026.06.12
2026年6月12日 更新 こんにちは。中央アルプスと南アルプスに囲まれた箕輪町は、冬の寒風が鋭く、お住まいの屋根にとっても非常に過酷な環境にあります。今回ご相談いただいたのは、1999年に竣工してから27年間、一度も屋根のお手入れをしてこなかったというお宅です。屋根材は薄型スレ…
茅野市のお客様より、
「2年前に屋根塗装をしたのに塗膜が剥がれてきた」
というご相談をいただきました。
通常、屋根塗装は適切な施工が行われていれば10年以上の耐久性が期待できます。
しかし今回の屋根では、施工からわずか2年で大規模な塗膜剥離が発生していました。
現地調査の結果、前回塗装時の下地処理不足や下塗り不足など施工上の問題があった可能性が高い状態でした。
お客様とも相談した結果、再塗装ではなくガルバリウム鋼板によるカバー工法を選択し、根本的な解決を図りました。
次のような症状はありませんか?
□ 塗装して5年以内なのに剥がれてきた
□ 塗膜がペラペラとめくれる
□ サビが再発している
□ 塗装前より見た目が悪くなった
□ 業者から保証内容の説明がなかった
□ 塗装後に不安を感じている
一つでも当てはまる場合は、一度専門業者による点検をおすすめします。
お客様からは、
「せっかく塗装したのにどんどん剥がれてくる」
「このまま放置して大丈夫なのか不安」
というご相談をいただきました。
塗装工事は決して安い工事ではありません。
それにもかかわらず、わずか2年で塗膜が剥がれてしまったため、お客様も大変不安を感じておられました。
屋根全体を確認したところ、塗膜の剥離が広範囲で発生していました。
部分的な剥がれではなく、屋根全体で同様の症状が見られます。
通常の経年劣化であれば、ここまで短期間で広範囲に剥離することは考えにくい状態です。
そのため、
・高圧洗浄不足
・下地処理不足
・下塗り不足
・塗料選定の不適合
など、前回塗装時に何らかの施工上の問題があった可能性が高いと判断しました。
ただし、実際の施工状況を見たわけではないため、断定はできません。
あくまで現在の症状から推測できる原因としてご説明しています。
幸いなことに屋根下地には大きな傷みが見られませんでした。
この段階で対策できれば、カバー工法による改修が可能な状態でした。
茅野市周辺は標高が高く、冬場の寒暖差や紫外線の影響を受けやすい地域です。
そのため屋根塗装には十分な下地処理と適切な塗膜形成が欠かせません。
もちろん地域環境だけが原因ではありませんが、過酷な環境下だからこそ施工品質の差が仕上がりや耐久性に大きく影響します。
今回最も重要なポイントです。
実は選択肢としては、
① 再塗装する
② カバー工法を行う
の2つがありました。
費用だけを考えれば再塗装の方が安く済みます。
しかし今回は塗膜剥離が広範囲に及んでいました。
仮に再塗装を行う場合でも、既存塗膜を十分に除去しなければなりません。
そのうえで再塗装しても、将来的な再発リスクが残ります。
お客様も
「今度こそ長持ちさせたい」
というご希望をお持ちでした。
そこで今回は、既存屋根を活かしながら新しい屋根を被せるカバー工法をご提案しました。
カバー工法であれば塗膜剥離の問題を根本から解消でき、今後のメンテナンス周期も大幅に延ばせます。
今回採用したのはガルバリウム鋼板によるカバー工法です。
ガルバリウム鋼板は、
・軽量
・高耐久
・高い防水性能
・耐食性が高い
という特徴があります。
築30年の三晃式瓦棒葺き屋根との相性も良く、下地が健全なうちに施工することで長期的な安心につながります。
また既存屋根を撤去しないため、葺き替え工事と比較すると費用も抑えることができます。
こちらが施工前の屋根全景です。
一見すると大きなサビや穴あきは見られませんでしたが、塗膜の状態に違和感がありました。
屋根診断では単にサビや雨漏りを見るだけではなく、
・塗膜の状態
・過去のメンテナンス履歴
・屋根材の種類
まで確認します。
今回のような塗膜剥離は、屋根そのものではなく過去の塗装工事に原因があるケースも少なくありません。
近くで確認すると塗膜が大きく剥がれていました。
通常の経年劣化であれば、徐々に色あせやチョーキング(白い粉が付く現象)が進行します。
しかし今回は塗膜がめくれるように剥がれており、通常劣化とは異なる状態でした。
ここまで剥離が進むと美観だけでなく、屋根材を保護する機能も失われてしまいます。
塗膜の剥離は見た目の問題だけではありません。
塗膜には屋根材を紫外線や雨水から保護する役割があります。
剥離が進行するとサビの発生や腐食につながり、結果としてより大きな修繕費用が必要になる可能性があります。
部分的な剥離ではなく、屋根全体で同様の症状が発生していました。
もし一部だけであれば部分補修も検討できますが、ここまで広範囲になると局所的な補修では対応できません。
私たちはこの時点で、
「再塗装よりも根本的な対策が必要」
と判断しました。
現在の症状から判断すると、
・下地処理不足
・高圧洗浄不足
・下塗り不足
・塗料選定の不適合
などが考えられます。
もちろん当時の施工状況を見ていないため断定はできません。
しかし、塗装からわずか2年で広範囲に剥離していることを考えると、施工上の問題があった可能性は高いと考えられます。
屋根塗装は塗料の性能だけではなく、見えない下地処理が非常に重要です。
今回の屋根は三晃式瓦棒葺きでした。
一般的な瓦棒屋根とは構造が異なり、心木(しんぎ)がありません。
そのためカバー工法を行う際には、新しい屋根材を固定するための下地を作る必要があります。
この工程を省略すると強風時の浮きや変形につながるため、非常に重要な作業です。
下地が完成したら新しいガルバリウム鋼板を施工します。
ガルバリウム鋼板は軽量で建物への負担が少なく、耐久性や防水性にも優れています。
屋根カバー工法との相性も良く、現在最も採用されることが多い屋根材の一つです。
屋根材施工後は瓦棒キャップを取り付けます。
この部分は雨水の侵入を防ぐ重要な役割があります。
見た目だけでなく防水性能にも大きく関わるため、固定状況や納まりを細かく確認しながら施工を進めます。
最後に棟板金を施工します。
棟部分は風の影響を受けやすいため、固定方法が非常に重要です。
近年は強風被害も増えているため、ビス固定の状態や下地の強度も確認しています。
施工後は見違えるような仕上がりになりました。
剥離した塗膜もなくなり、新築時のような美しい屋根に生まれ変わっています。
もちろん改善したのは見た目だけではありません。
防水性能や耐久性も大幅に向上しています。
施工後は屋根面全体を清掃します。
さらに、
・ビスの締め忘れ
・板金の浮き
・傷の有無
などを確認します。
施工後の点検まで行って初めて工事完了です。
今回のカバー工法により、塗膜剥離の問題は根本から解決されました。
再塗装とは異なり、新しい屋根材そのものが施工されているため、今後長期間にわたり安心してお住まいいただけます。
施工前は塗膜が広範囲に剥がれ、お客様も大変不安を感じておられました。
施工後は、
・美観の回復
・防水性能の向上
・耐久性の向上
を実現しました。
お客様からも
「前回の塗装ではすぐ剥がれてしまって不安でしたが、これで安心して夏を迎えられます」
と喜びのお言葉をいただいています。
工事内容:三晃式瓦棒葺きトタン屋根カバー工法
施工面積:70㎡
使用材料:ガルバリウム鋼板
工事費用:750,000円(税込)
工期:10日
一般的なシリコン塗料であれば10〜15年程度が目安です。
今回のように2年程度で大規模な剥離が発生する場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。
状態によります。
剥離範囲が限定的であれば再塗装も可能ですが、今回のように広範囲に及ぶ場合はカバー工法が有利になるケースもあります。
初期費用は再塗装の方が安くなります。
しかし再発リスクや耐久性まで考慮すると、カバー工法の方が結果的にコストパフォーマンスが高くなる場合もあります。
1社だけで決めず、複数社から見積もりを取りましょう。
工事内容や診断内容を比較することで、信頼できる業者を見極めやすくなります。
「なぜ剥がれたのかを詳しく説明してもらえたので納得できました。」
「ただ工事を勧めるだけではなく、原因をしっかり調べてくれたのが良かったです。」
「これで安心して生活できます。」
今回のようなケースは決して多くありません。
しかし実際に、塗装後数年で剥離してしまうご相談は毎年あります。
だからこそ私たちは、
「なぜその症状が起きたのか」
を徹底的に調査することを大切にしています。
屋根工事は金額が大きい工事です。
工事内容だけでなく、診断内容まで納得したうえで依頼することが失敗しない最大のポイントです。
□ 塗装して数年なのに剥がれてきた
□ 塗膜がめくれている
□ 再塗装かカバー工法で迷っている
□ 他社工事に不安がある
□ 屋根の状態を正しく診断してほしい
□ 長持ちする屋根にしたい
屋根の状態によって最適な工事は異なります。
まずはお気軽にイトウ住建までご相談ください。
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