松本市｜三晃式トタン屋根の現地調査と遮熱塗装のご提案
2025.10.27
2025年10月27日 更新 「屋根の塗装はいつすればいいのか」「今の状態は大丈夫？」そんなお問合せは、実はとても多くいただきます。 今回ご相談いただいたお宅は、松本市にある 三晃式（金属長尺）屋根。勾配がゆるく、雪がとどまりやすい形状のため、塗膜が早めに消耗する特徴 があります…
松本市屋根塗り替え：厚型セメント瓦と化粧スレート：同じセメント系屋根材の塗装
離れが厚型セメント瓦、母屋が薄型の化粧スレートの同じセメント系の屋根材でした。両方とも色あせや塗膜の剥離が見られメンテナンスが必要です。築年数から葺き替えやカバー工法も検討していただきましたが、今後の使用年数の予定など諸事情で塗装でのメンテナンスとなりました。
松本市 屋根塗装,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根塗装,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間
- 1週間
- 使用材料
- 水谷ペイント
エポックマイルドシーラー（下塗り）
パワーシリコンマイルドⅡ（トップ）
- 施工内容その他
- 屋根材（厚型セメント瓦）
- 築年数
- 40年
- 工事費用
- 500,000円
- 建坪
- 40坪
母屋と離れがるお宅で、離れが厚型のセメント瓦、母屋が薄型の化粧スレートの屋根でした。同じセメント家の屋根材です。主原料がセメントのため屋根材自体に防水性はなく表面を塗装することで防水しています。
左の写真が厚型のセメント瓦で右の写真が薄型の化粧スレートの塗装前の様子です。
両方とも表面の塗膜が劣化していてメンテナンスが必要な状態でした。葺き替えやカバー工法も検討していただきましたが、今後のライフサイクルなど諸事情で塗装でのメンテナンスを行うことになりました。
各屋根材の塗装工事の様子を左が厚型セメント瓦、右が薄型化粧スレートと同じ工程の写真を並べてご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なプロのスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
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スレートの塗装にはひと手間必要です。
薄型化粧スレートは一段で1枚の屋根材という構造です。上下のスレートの重なりには隙間があります。その隙間は屋根材の下に入ってしまった水を排出するために必要な隙間です。塗装をすると塗料でその隙間がふさがってしまいます。ふさがってしまうと水を排出することができずその水は屋根裏に流れます。雨漏りの発生です。
その雨漏りを防ぐために事前にタスペーサーという部材を隙間にはめ込んでいきます。1枚のスレートに5個くらい入れます。こうすることで塗料が隙間をふさいでしまうことはなくなります。スレート塗装において重要な作業です。
薄型化粧スレートは一段で1枚の屋根材という構造です。上下のスレートの重なりには隙間があります。その隙間は屋根材の下に入ってしまった水を排出するために必要な隙間です。塗装をすると塗料でその隙間がふさがってしまいます。ふさがってしまうと水を排出することができずその水は屋根裏に流れます。雨漏りの発生です。
その雨漏りを防ぐために事前にタスペーサーという部材を隙間にはめ込んでいきます。1枚のスレートに5個くらい入れます。こうすることで塗料が隙間をふさいでしまうことはなくなります。スレート塗装において重要な作業です。
まずは下塗りの様子です。セメント系の屋根材なので、粘度のない水のような下塗り材（プライマー）を染み込ませるように塗装します。塗膜が劣化してしまって水を吸っている屋根材は脆くなっています。ここにプライマーを染み込ませることで屋根材を中から固めて強化します。厚型セメント瓦は3回～4回、薄型化粧スレートは2回～3回、染み込まなくなるまで重ね塗りします。
もちろん中塗りを行って十分な乾燥時間を設けています。
下塗りは今回は屋根材を強化する目的と塗装面と塗料の密着を高めるための役割があります。
中塗りは塗料の持つ防水性や防汚性、遮熱性などの機能を塗るための工程です。
上塗りは塗料の持つ機能とともに、色やツヤを出すための塗装です。
これもまれに2回で終わらせてしまう悪い業者がいますのでご注意ください。
セメント系の屋根材は下塗りで90％決まるといっても過言ではありません。しっかりと下地を作って塗装すればきれいな仕上がりになり、長持ちもします。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根や外壁の点検、調査、お見積りは無料で行っています。屋根、外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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