2025.11.04
2025年11月4日 更新 こんにちは、街の屋根やさん松本諏訪平店です。今回は松本市笹賀にお住まいのお客様から「屋根の状態を見てほしい」とのご相談。築30年以上経過したセメント瓦屋根で、色あせや棟モルタルの崩れが目立ってきたそうです。私たちは現地で詳細な点検を行い、劣化状況と今後…
屋根葺き替え工事とは、既存の屋根材をすべて撤去し、下地(野地板)や防水シートを新しく整えたうえで、新しい屋根材を施工する方法です。
屋根の構造そのものをリフレッシュするため、雨漏りの根本的な解決や、建物の寿命延長に非常に効果的です。
松本市・塩尻市・安曇野市など寒冷地では、経年劣化に加え「凍結」「雪荷重」「結露」などの影響も大きいため、
築30年前後を過ぎた屋根には葺き替え工事をご提案するケースが増えています。
カバー工法は既存屋根を残して新しい屋根を重ねる方法ですが、葺き替え工事は古い屋根をすべて撤去します。
下地(野地板)や防水シートを新しくできるため、建物全体を根本的に改善できるのが大きな違いです。
| 比較項目 | 屋根カバー工法 | 屋根葺き替え工事 |
|---|---|---|
| 既存屋根の撤去 | 不要 | 必要 |
| 工期 | 約5〜7日 | 約10〜14日 |
| コスト | 120〜180万円前後 | 150〜250万円前後 |
| 下地補修 | 不可(部分補修のみ) | 可能(全面交換) |
| メリット | 廃材が少なく短工期 | 屋根全体が新築同様になる |
| 向いている屋根 | 下地がしっかりしている屋根 | 劣化や雨漏りが進行している屋根 |
→ 「屋根カバー工法とは?松本・塩尻・安曇野など寒冷地で人気の理由」も併せてご覧ください。
屋根材の種類ごとに耐用年数は異なりますが、以下のような症状が見られる場合は葺き替えを検討する時期です。
・雨漏りが頻発している
・屋根の一部が浮いている・割れている
・下地が腐っている、野地板がフカフカする
・以前の塗装がすぐに剥がれた
・築25〜35年を経過している
これらの症状は、見た目では分かりにくいことも多いため、まずは無料の屋根点検をご利用ください。
現地調査・劣化診断
屋根診断士が屋根の形状・勾配・下地の状態を詳しく点検します。
既存屋根材の撤去
古い瓦やスレートをすべて撤去し、野地板を確認。
下地補修・新規ルーフィング敷設
野地板を張り替え、防水シート(ルーフィング)を丁寧に施工。
新しい屋根材の施工
ガルバリウム鋼板や横暖ルーフなど、軽量で高耐久な屋根材を使用。
仕上げ・清掃・完了検査
棟板金・雪止め金具を取り付け、最終チェックを行います。
工期は屋根面積や天候にもよりますが、通常10〜14日ほどです。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、寒冷地に適した高耐久屋根材を採用しています。
・立平ロック:金属屋根の中でも特に軽量でデザイン性が高い
・横暖ルーフ:断熱材一体型で冬も暖かい、省エネ効果あり
・スカイメタルルーフ:石粒付き鋼板で高級感と耐久性を両立
→ 「横暖ルーフとは?耐久性・断熱性能を徹底解説」も参考にどうぞ。
30坪程度の住宅で、費用はおおよそ150〜250万円前後(税込)。
瓦屋根から金属屋根へ葺き替える場合、重量が約1/3になるため、耐震性も向上します。
また、屋根材や野地板の状態によっては、補助金や火災保険の適用が受けられるケースもあります。
長野県中信地域では、冬季の結露・凍結・積雪が屋根劣化の主な原因です。
そのため、葺き替え時には以下の点が重要です。
・雪止め金具を適切に配置
・断熱材入りの金属屋根で室内温度を安定化
こうした施工ノウハウは、地元の気候を知る職人にしかできません。
こんな方におすすめです
・屋根下地までしっかり直したい方
・何度も塗装しても雨漏りが再発する方
・築30年以上で一度も大規模修繕をしていない方
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん松本諏訪平店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.