2026.01.02
2026年1月2日 更新 屋根の状態を正しく把握する今回は、松本市梓川で築15年を経過した屋根塗装のお住まいを現地で調査した様子をレポートします。長年の雨・風・紫外線の影響で、屋根の塗膜は徐々に劣化し、塗装の再施工が必要な状態が進行していました。特に日当たり・積雪・凍結の影響が大…
茅野市玉川の、いつもお世話になっているお客様から、今回は温水ルームヒーター交換のご依頼をいただきました。
このお宅は、約10年前に屋根の塗り替え工事をさせていただいて以来、長くお付き合いをさせていただいているお客様です。
当社では、屋根塗装後10年を目安にアフター点検を行っています。
今回は少し早めでしたが、ちょうど良い機会ということで、温水ルームヒーター工事とあわせて、屋根の点検も実施しました。
「10年近く経った屋根が、今どうなっているのか。」
実際の状態を、そのままお伝えします。
今回の屋根点検は、「不具合が出たから」ではありません。
定期的なアフター点検の一環として行ったものです。
屋根は、問題が起きてから確認するのでは遅い場合があります。
とくにモニエル瓦は、施工時の下地処理次第で、その後の状態が大きく変わる屋根材です。
今回は「今後の参考になる点検」として、塗装後約10年が経過した状態を、しっかり確認しました。
ちらが、約10年前にフッ素樹脂塗料で塗装したモニエル瓦の屋根です。
モニエル瓦はセメント瓦の一種で、表面に「スラリー層」と呼ばれる着色層があるのが特徴です。
このスラリー層は、塗装工事において最も注意が必要な部分で、除去せずに塗装してしまうと、下から剥がれてしまい、新しい塗膜ごと劣化する原因になります。
モニエル瓦の塗装は、通常の瓦以上に下地処理の知識と経験が求められる屋根材です。
当時の工事では、モニエル瓦表面のスラリー層を徹底的に除去しました。
3〜4人がかりで、約1週間をかけて下地処理を行ったことを覚えています。
効率だけを考えれば、省略したくなる工程ですが、この作業を疎かにすると、どれほど高耐久な塗料を使っても意味がありません。
約10年が経過した現在もツヤが残っているのは、この下地処理があってこその結果です。
スラリー層を完全に除去した後は、粘度の低い「しゃぶしゃぶ」の下塗り材を使用しました。
下塗り材を表面に乗せるのではなく、セメントに染み込ませるように、吸い込まなくなるまで丁寧に塗り重ねています。
上塗りには、AGCコーテックのフッ素樹脂塗料を採用しました。
フッ素含有量が高く、耐候性に優れた塗料で、屋根のように紫外線や雨風を受け続ける場所には適した材料です。
こちらは2階の大屋根や、細かい部分の状態です。
遮るものがない屋根面でもツヤが保たれ、目立たない細部に至るまで、大きな劣化は見られませんでした。
下地処理、下塗り、塗料選び。
それぞれを丁寧に積み重ねた結果が、約10年後の今、屋根の状態としてはっきり表れています。
今回の茅野市玉川での屋根点検では、モニエル瓦の状態は非常に良好で、大きな劣化や不具合は見られませんでした。
約10年が経過しても、ツヤや防水性がしっかり保たれているのは、施工時の下地処理と工程の考え方が正しかった証拠だと思います。
モニエル瓦の塗装は、塗料のグレードだけで判断するものではありません。
時間をかけてでも、必要な工程を省かないこと。
その積み重ねが、10年後、そしてその先の安心につながります。
10年も前の工事だったので、正直なところ少し心配していました。
でも、実際に屋根を見ていただき、写真で説明してもらえたことで、
今も問題がないことがよく分かり、安心しました。
これからも、何かあった時に相談できる存在でいてもらえると心強いです
屋根工事は、施工が終わった瞬間ではなく、数年、十数年経ってから本当の評価が出るものだと考えています。
とくにモニエル瓦は、下地処理をどこまで丁寧に行ったかで、その後の状態がはっきりと分かれます。
今回の点検結果を見て、当時、時間も手間も惜しまずに施工した判断は、間違っていなかったと感じました。
これからも、10年後に胸を張れる工事を続けていきたいと思います。
茅野市玉川は、寒暖差が大きく、紫外線の影響も受けやすい地域です。
冬の冷え込みや、夏の強い日差しは、屋根材にとって大きな負担になります。
そのため、屋根には防水性だけでなく、耐候性の高さも求められます。
モニエル瓦の住宅も多い地域だからこそ、塗装後の定期点検が、屋根を長持ちさせる大切なポイントになります。
地域の気候を理解した施工と、その後の確認。
この積み重ねが、安心して暮らせる住まいにつながります。
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