2025.11.20
2025年11月20日 更新 🧽塗装品質を左右する“下地の仕込み”とは 屋根塗装や外壁塗装と聞くと、「色を塗る作業」がメインに思われがちですが、実はもっと大切な工程があります。それが “高圧洗浄による下地づくり” です。 どんなに高…

今回の工事は、協力企業の社員さまからのご紹介でした。
「色があせてきた」「目地が黒ずんで割れてきた」
そんな変化に気づき、不安を感じてお問い合わせくださったとのこと。
外壁材は 窯業系サイディング。
一枚一枚のボードを貼り合わせるため、ボード間の目地シーリングが非常に大切です。
しかし築25年ともなると、紫外線と雨風でシーリングが固くなったり、ひびが入り、隙間ができていました。
「外壁塗装」と聞くと、色を変えるイメージが強いですが、
実は 外壁を長持ちさせる最大のポイントは“シーリングの健全性” にあります。
このタイミングでご相談いただけたことは、本当に良い判断でした。





安曇野市は日中と朝晩の寒暖差が大きく、外壁への負担が非常に大きい地域です。
今回お邪魔したお宅も築25年。
「色が薄くなってきた気がする」「目地がひび割れてきて不安」
そんなお悩みからご相談をいただきました。
外壁は“気づかないうちに進む老化”が本当に多い場所。
特に窯業系サイディングは、目地シーリングの劣化が進むと、そこから雨水が入り内部腐食を招くこともあります。
今回は、耐久性に定評のある 水谷ペイント「ナノコンポジットW」 を使用し、“長持ちする外壁”を目指した工事です。
現場の空気をそのままお届けするつもりで、工程ごとに丁寧にご紹介します。
外壁塗装は、いきなり塗り始めるわけではありません。
最初に行うのは 高圧洗浄。業務用ガソリンエンジンの洗浄機で、外壁にこびりついたカビ・コケ・排気汚れを徹底的に落とします。
「洗浄ってそんなに大事なの?」と思われる方も多いのですが、実は塗料の密着を左右する最重要工程なんです。
どんなに高級な塗料を使っても、表面に汚れが残ったままだと、塗料がしっかり密着せず“早期剥がれ”の原因になります。
この工程では、壁だけでなく軒天・雨樋・サッシ周りなど、塗装する部分すべてを丁寧に洗います。
“ここからが塗装のスタート”と言ってもよい、基礎作りの一日です。
窯業系サイディングにとって、最も重要なのが 目地シーリング。
ここが傷むと、雨水が壁内部に入り、断熱材や下地を腐らせてしまいます。
言い換えると、外壁の寿命を左右する“防水の心臓”です。
今回は劣化した古いシーリングをすべて撤去し、
高耐久で有名な オート化学工業「オートンイクシード」 を使用しました。
イクシードは、一般的なシリコンより 3倍以上の耐久性 を持ち、長期間の柔軟性を保てる優秀な材料。
気温差の大きい安曇野市の気候にとても相性がよいシーリングです。
さらに、職人はただシーリング材を入れるだけではありません。
密着を確実にするために プライマー(専用下塗り材)を丁寧に塗布。
これができるかどうかで、5年後・10年後の持ちが全く違います。
軒天には、関西ペイントの アレス水性ワイドグリップ を使用しました。
低VOCでにおいが少なく、住宅に向いた安全性の高い塗料です。
軒天は、普段雨が直接当たらない場所ですが、湿気がこもりやすくカビが発生しやすい部位。
ワイドグリップは、密着性が高く、つや消し仕上げのやわらかな質感で、落ち着いた印象に仕上がります。
“家をきれいに見せる影の立役者”ともいえる大切な部分です。
下塗りには、水谷ペイントの ナノコンポジットシーラーⅡ を使用。
これは、外壁の微細な凹凸に入り込み、上塗り塗料と外壁をしっかり接着させるための“糊”のような役割があります。
築25年ともなると外壁は乾燥しており、下塗りがどれだけ吸い込まれるかで上塗りの持ちが変わります。
職人は外壁の状態を見極めながら、必要な量を惜しまず丁寧に塗っていきます。
下塗りは「長寿命の外壁を作る土台」。
ここをきちんと行うことで、中塗り・上塗りが最大限の性能を発揮します。
中塗り、そして上塗りに使用するのは ナノコンポジットW。
ガラス質のシリカ粒子をシリコン樹脂で包んだ有機無機ハイブリッド塗料で、
・高耐候性
・防藻・防カビ性
・汚れにくさ
が大きな特徴です。
中塗りは、塗膜の厚みをしっかり確保するための工程。
ここで耐久性のベースが決まるため、職人も慎重に塗り進めます。
最後に、同じナノコンポジットWで上塗り。
中塗りではまだ下塗りの影響でムラが残りますが、上塗りを重ねることで均一で美しい色味に仕上がります。
ナノコンポジットWは「艶が長持ちする」点も大きな魅力。
紫外線に強く、安曇野市の厳しい日差しと冬の寒さに負けない塗膜を作ることができます。
金属の換気カバーには ミッチャクロン を下塗りに使用。
これは、金属や樹脂など塗りづらい素材にも密着しやすい万能プライマー。
素材ごとに最適な下塗り材を選ぶのは、プロならではの判断力です。
塩ビ製雨樋はそのまま塗ると剥がれやすいため、
専用の ビニタイトプライマー を下塗りとして使用。
付帯部は家全体の印象を整える大切な部分。
色だけでなく塗膜の密着性にもこだわり、細部まで丁寧に仕上げました。
外壁塗装は「色を変える工事」ではなく、
家の寿命を伸ばすメンテナンス です。
特に窯業系サイディングの場合、
・シーリングの状態
・下塗りの質
・塗膜の厚み
この3つが外壁の耐久性を大きく左右します。
今回施工したナノコンポジットWは、長期耐候性に優れた高性能塗料。
安曇野市の厳しい寒暖差・紫外線にも適した選択でした。
「そろそろ塗装の時期かな?」と思ったタイミングが、最も良い相談時期。
早めの点検で、お家を長く守りましょう。
「外壁の色が薄くなってきて不安だったので相談しましたが、思っていた以上にシーリングが傷んでいることを知り驚きました。
工程を細かく説明してもらえたので安心してお任せできました。
完成後の艶と色の深みがとても気に入っています。ありがとうございました。」
安曇野市は寒暖差が大きく、外壁・目地への負担が大きい地域です。
今回採用したナノコンポジットWは、性能とコスパのバランスがよく、長く安心してお住まいいただける塗料です。
気になるサインがあれば、いつでもご相談ください。
安曇野市は北アルプスから吹きおろす冷たい風と、日中の強い日射が特徴的。
この“寒暖差の大きさ”が外壁の膨張・収縮を繰り返し、目地シーリングの劣化を早めます。
また、安曇野の広い田畑では土埃が舞いやすく、外壁に汚れが付きやすい環境。
高耐久で防汚性の高いナノコンポジットWは、まさにこの地域にぴったりの塗料です。
外壁は地域の気候と相性の良い塗料を選ぶことが、長寿命のポイントになります。
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