2026.07.15
2026年7月15日 更新 安曇野市でアパートの屋根・外壁を現地調査 塗装で十分維持できる状態でした 安曇野市のアパートオーナー様より、以前工事をさせていただいたご縁から建物全体の状態を確認してほしいとのご相談をいただきました。 今回は駐車場のアスファルト補修工事で現地を訪れた際…

今回の住宅は築約20年。1階は窯業系サイディング、2階はモルタルという異なる外壁材が使われています。
ご相談のきっかけになったのは、2階モルタル部分に見られた塗膜の剥がれでした。
塗膜が剥がれている場合、上から新しい塗料を塗るだけでは下に残った弱い塗膜ごと剥がれる可能性があります。
そこで今回は、剥がれている部分だけを見るのではなく、その周囲に残っている塗膜の状態も確認してから補修することにしました。
また、2階外壁を塗装するためには足場が必要です。
屋根と1階外壁も塗り替え時期を迎えていたため、別々の時期に工事するのではなく、この足場を使って屋根・外壁をまとめてメンテナンスする計画としました。





こんにちは。街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建です。
塩尻市で、築約20年の住宅の屋根・外壁塗装を行いました。
今回ご相談いただいたきっかけは、2階部分のモルタル外壁に発生していた塗膜の剥がれです。
剥がれた部分へそのまま新しい塗料を重ねるのではなく、浮いている既存塗膜を除去してエポキシ樹脂で補修してから塗装しました。
また、2階外壁の工事には足場が必要です。
そこで建物全体のメンテナンス時期も考え、1階の窯業系サイディング外壁とガルバリウム鋼板屋根も同時に塗装することになりました。
屋根にはルミステージ弱溶剤GT、外壁にはルミステージ水性GTを使用。
工事費用は約234万円、工期は約1か月です。
今回は、塗膜が剥がれたモルタル外壁をどのように補修したのか、屋根・外壁を同時に塗装した実際の工程とあわせてご紹介します。
まず重要なのが、今回の工事のきっかけとなったモルタル外壁の下地処理です。
すでに剥がれている塗膜だけでなく、その周囲に残っていた剥がれかかった塗膜も除去しました。
外壁塗装では仕上げに使用する塗料だけでなく、新しい塗膜を支える下地の状態が重要です。
今回は傷んだ塗膜を残したまま覆うのではなく、塗装できる下地をつくってから次の工程へ進めています。
既存塗膜を除去した部分は、エポキシ樹脂を使用して補修しました。
今回のような部分的な塗膜剥離がある外壁では、「剥がれたから塗る」のではなく、傷んだ部分を処理したうえで塗装工程へ進むことが大切です。
補修後は外壁全体を塗装していきますが、モルタル部分については下塗りのHBサーフェーサーも補修箇所へ厚めに塗布しています。
この下地処理を行ってから、仕上げとなるフッ素樹脂塗料を重ねていきます。
外壁工事とあわせて、ガルバリウム鋼板の屋根も塗装しました。
屋根は一文字葺きで、一定の長さの金属屋根材をジョイント位置が重ならないように葺いた形状です。
今回は外壁だけでなく屋根もメンテナンス時期を迎えていたため、設置した足場を利用して同時に施工しました。
屋根と外壁を一緒に施工するかどうかは、単に足場があるからという理由だけで決めるものではありません。
屋根・外壁それぞれの劣化状態や前回のメンテナンス時期を確認し、今回施工する必要があるかを判断します。
今回の住宅では両方のタイミングが合ったため、同時施工となりました。
ガルバリウム鋼板屋根は、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
最初に施工したのが防錆プライマーです。
金属屋根の下塗りとして防錆性を持たせるとともに、屋根面とその後に施工する塗料との密着性を確保する役割があります。
下塗りは完成すると見えなくなる工程ですが、金属屋根を塗り替えるうえでは仕上げ塗料と同様に重要です。
防錆プライマーの乾燥後、ボンフロン株式会社のフッ素樹脂塗料「ルミステージ弱溶剤GT」で中塗り・上塗りを行いました。
中塗りと上塗りに同じ仕上げ塗料を使用し、必要な塗膜を形成していきます。
現行記事では寒暖差と水性・弱溶剤塗料についてかなり踏み込んだ説明がありますが、今回の施工事例で重要なのは「長野県だから必ず弱溶剤」という一般化ではありません。
実際の屋根材がガルバリウム鋼板であることを確認し、今回の屋根にはルミステージ弱溶剤GTを選択して、防錆下塗りを含む3工程で仕上げたことです。
屋根塗装が完了したら、外壁まわりの塗装を進めます。
今回の住宅では、外壁を仕上げる前に軒天を塗装しました。
軒天には関西ペイント「ワイドグリップ」を使用しています。
軒天を先に仕上げてから外壁塗装へ進むことで、取り合い部分も順序よく施工できます。
今回の外壁は1階が窯業系サイディング、2階がモルタルです。
異なる外壁材が使われていますが、どちらも現在の下地の状態を確認しながら塗装工程を進めました。
外壁の下塗りには「HBサーフェーサー」を使用しました。
特に今回の工事で重要だったのが、塗膜剥離を補修した2階モルタル部分です。
前半でご紹介したように、剥がれかかった既存塗膜を除去してエポキシ樹脂で補修。
その補修箇所にはHBサーフェーサーを厚めに塗布し、仕上げ塗装へ進むための下地を整えました。
塗膜が剥がれていた部分をそのまま上塗りで隠すのではなく、既存塗膜の除去、補修、下塗りと順番に処理したことが今回の外壁塗装のポイントです。
下塗り後は、ボンフロン株式会社のフッ素樹脂塗料「ルミステージ水性GT」で中塗り・上塗りを行いました。
屋根には弱溶剤タイプ、外壁には水性タイプと、それぞれの塗装箇所に合わせてルミステージを使用しています。
中塗りと上塗りを重ねて外壁全体を仕上げ、補修した2階モルタル部分も周囲と一体になるよう塗装しました。
今回は「フッ素塗料を使ったこと」だけが重要なのではありません。
塗膜剥離が発生していた外壁だからこそ、仕上げ塗料を塗る前の下地処理を省略しないことが重要でした。
屋根と外壁だけでなく、建物の付帯部もあわせて塗装しました。
今回施工したのは、雨樋、鼻隠し、霧除け、幕板などです。
外壁だけを新しく塗装すると、こうした部分の色あせや傷みが目立つことがあります。
足場があるタイミングで状態を確認し、必要な箇所を施工することで外装全体を整えました。
ただし、屋根・外壁塗装を行うからといって、すべての付帯部を必ず塗装するわけではありません。
素材や劣化状態を確認し、塗装が必要な部分を判断します。
ベランダも外装工事とあわせてメンテナンスしました。
今回はウレタン防水材を2回塗りしています。
ベランダは屋根や外壁とは異なり、床面で雨を受ける場所です。外壁塗装の際には外壁だけを見るのではなく、ベランダ床や防水部分の状態も確認しておくと、外装全体のメンテナンス計画を立てやすくなります。
今回も屋根・外壁・付帯部だけで終わらせず、ベランダまで施工して建物外部のメンテナンスをまとめました。
すべての工程を終え、築約20年の住宅の屋根・外壁塗装が完了しました。
今回の工事は、2階モルタル外壁の塗膜剥がれから始まっています。
剥がれた部分だけを塗り直すのではなく、周囲の弱くなった塗膜を除去してエポキシ樹脂で補修。そのうえでHBサーフェーサーを施工し、ルミステージ水性GTで仕上げました。
さらに、足場を設置するタイミングでメンテナンス時期を迎えていたガルバリウム鋼板屋根と1階外壁、付帯部、ベランダも施工しています。
工期は約1か月、工事費用は約234万円。屋根・外壁の塗装にはメーカー10年保証が付いています。
屋根と外壁を同時に塗装するメリットとして、一般的には足場をまとめられることが挙げられます。
ただ、イトウ住建では「足場を組むから屋根も塗りましょう」と一律に考えているわけではありません。
今回の住宅では、工事のきっかけとなった2階モルタル外壁だけでなく、築約20年を迎えた屋根や1階外壁についても状態を確認しました。
その結果、それぞれがメンテナンスを検討するタイミングだったため、同時施工をご提案しています。
屋根はまだ施工する必要がなく外壁だけで十分な住宅もあれば、その逆もあります。
足場の効率だけで決めず、屋根・外壁それぞれの状態を確認して、工事時期を合わせるメリットがあるか判断することが大切です。
今回、特に注意したのは2階モルタル外壁の塗膜剥がれでした。
外壁塗装というと、シリコンやフッ素といった仕上げ塗料に目が向きやすいのですが、既存塗膜が弱くなっている状態では、どの塗料を使用するかだけでは十分ではありません。
剥がれかかった塗膜をどこまで除去するのか、除去した部分をどう補修するのか、どのように下塗りを行うのかという工程が重要です。
今回も実際の外壁の状態を確認し、除去・エポキシ樹脂補修・下塗りを行ったうえで仕上げ塗装へ進みました。
「外壁の塗膜が剥がれてきた」
「屋根と外壁を一緒に塗ったほうがいいのか分からない」
こうした場合は、まず現在の状態を確認することから始めましょう。
イトウ住建では、塩尻市をはじめ松本・諏訪地域で屋根・外壁の無料点検を行っています。
確認できる範囲で屋根材や外壁材、既存塗膜、劣化状態などを調査し、補修が必要なのか、塗装できる状態なのか、屋根と外壁を同時に施工するタイミングなのかを判断します。
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