2026.04.09
2026年4月9日 更新 諏訪湖からの風が心地よく吹き抜ける岡谷市の高台で、一軒のお家が新築時のような輝きを取り戻しました。工事を終えて足場が外れた瞬間、お客様が「あぁ、やっぱりこのツヤだね」と目を細めて喜んでくださった姿が、今も心に残っています。木質素材特有の温もりを活かしつつ…

「近いうちに太陽光パネルを載せる予定があるんです」と、安曇野市のお客様からご相談をいただきました。
パネルを設置してしまうと、その下の屋根面は数十年間にわたって塗り替えができなくなってしまいます。
「後悔したくないから、今のうちにしっかり直しておきたい」という、お家を大切に想うお気持ちから今回のプロジェクトが始まりました。





地域: 長野県安曇野市
築年数: 築25年
屋根面積: 100㎡
屋根材: 金属屋根(ガルバリウム鋼板)
今回の屋根は「矩勾配」という、とても急な傾斜でした。
「矩(かね)」とは直角を意味する言葉で、専門的には「10寸勾配(角度にすると45度)」以上の屋根のことを指します。
「45度」と聞くと少し緩やかに感じるかもしれませんが、実はこれ、学校で使っていた三角定規(二等辺三角形の方)の一番尖っていない方の角と同じ角度なんです。 実際に屋根の下から見上げると、壁がそのまま斜めに伸びているような絶壁(ぜっぺき)に見えるほどの迫力があります。
スキー場のジャンプ台を見上げるようなこの角度では、職人がそのまま屋根に乗って踏ん張ることができません。 そのため、安全を確保し、かつ丁寧な仕事をお届けするために、専用の「屋根足場」を設置して施工を行う判断をいたしました。
3階建てかつ矩勾配(かねこうばい)という、スキー場のジャンプ台のような急な屋根のため、まずは「屋根足場」を設置しました。
一般的な足場だけでは職人の足元が安定せず、踏ん張りが効かないため、塗りムラや事故の原因になってしまいます。
安曇野の強風対策も兼ねた頑丈な作業環境を構築することで、どんなに厳しい角度の屋根面でも、平地と同じように精密な作業ができるよう整えています。
向いているケース
安曇野市周辺で、これから太陽光パネルを設置する予定の方。
築20年を超え、一度もしっかりとした屋根メンテナンスをしていない方。
3階建てや急勾配で、他社から「施工が難しい」と言われた方。
向かないケース
築年数が15年未満で、まだ塗膜のツヤがしっかり残っている方。
今回の安曇野市の現場で一番心を砕いたのは、安全と品質の徹底的な両立です。
3階建てで、かつ「矩勾配」という絶壁のような屋根は、職人の足元が安定しないため、どうしても作業が疎かになりやすい条件でもあります。
だからこそ、私たちはあえて手間のかかる「屋根足場」を組み、平地と変わらない品質で一塗り一塗り丁寧に仕上げることにこだわりました。
太陽光パネルを載せてしまうと、その後20年以上は屋根の状態を直接見ることはできません。
「あの時しっかり塗っておいて良かった」と、10年後、20年後にお客様に思っていただけるよう、見えなくなる場所こそ一切の妥協(だきょう)を許さず施工いたしました。
安曇野の厳しい冬を、新しい屋根と一緒に安心して迎えていただければ、これほど嬉しいことはありません。
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