2025.12.13
2025年12月13日 更新 屋根材の基本松本地区は標高差が大きく、積雪や強風、夏の強い紫外線など厳しい気候の影響を受ける地域です。屋根材の選び方ひとつで建物の寿命が大きく変わってしまうほど、屋根の役割は重要です。しかし「種類が多くて選べない」「重さってそんなに違うの?」と、多く…

諏訪市のお客様から「夏になると屋根が焼けるように熱くなり、室内もムッとする」とご相談がありました。
瓦棒葺き(三晃式)のトタン屋根は熱を吸収しやすく、直射日光を浴びると50〜60℃以上になることも珍しくありません。
これでは冷房の効きも悪く、光熱費が上がってしまいます。
さらに、長年の風雨で塗膜が劣化し、防錆性能も落ちていました。
「どうせ塗り替えるなら、少しでも快適になる方法でお願いしたい」とのご希望で、高断熱塗料ガイナを使用した屋根塗装を行うことになりました。
諏訪市の気候に非常に相性の良い塗料です。





諏訪市は標高が高く、夏は強い日差し、冬は厳しい冷え込みと、一年を通じて温度差の大きい地域です。
そのため「屋根の暑さをどうにかしたい」「冬の底冷えを少しでも和らげたい」といったお悩みをいただくことが多くあります。
今回ご相談いただいたお客様も、トタン屋根の温度上昇に長年悩まれていました。
そこでご提案したのが 高断熱塗料ガイナ。
ロケット開発技術を応用したユニークな塗料で、ただ色を塗り替えるだけでは得られない “温度環境の改善” が期待できます。
「屋根塗装でそんなに変わるんですか?」と驚かれることも多いのですが、ガイナは従来の塗料とはまったく仕組みが違うため、断熱・遮熱・防音など多くの効果を発揮します。
今回は、諏訪市の気候に合ったガイナ塗装の流れを、写真とともに詳しくご紹介します。
諏訪市のこちらのお宅は、瓦棒葺き(三晃式)の平屋トタン屋根でした。
一見すると大きな損傷はないように見えますが、近づくと表面の退色や微細なサビが各所に確認されました。
諏訪市は強風と寒暖差の大きい地域のため、金属屋根にはどうしても負荷がかかりやすく、紫外線による劣化も進行しやすい環境です。
「まだ塗れるかな…?」と心配される方も多いのですが、今回の屋根は下地の健全性が保たれていたため、高断熱塗料ガイナでの塗装が最適と判断。
ガイナは金属屋根との相性も良く、耐候性・断熱性の両方を高めてくれるため、諏訪市の気候にもぴったりの選択となりました。
今回使用する 高断熱塗料「ガイナ」 は、ロケット開発で有名なJAXAの断熱技術を建物用に応用した、非常に高性能な塗料です。
塗料の中に無数の 中空セラミックビーズ が含まれ、熱を通しにくく冷めにくいのが特徴です。
ガイナを屋根に塗装すると、以下のような効果が得られます。
夏は暑さをカット(屋根温度を大幅に低減)
冬は暖かさを逃がさない(断熱効果で室内温度を保持)
遮音効果(雨音や外部騒音を軽減)
結露抑制
耐久性アップ(紫外線に強い)
諏訪市のように夏は日差しが強く、冬は底冷えする地域では、ガイナの断熱性能が非常にメリットになります。
「塗る断熱材」と呼ばれるほどの実力で、光熱費の節約にもつながる点がお客様にも好評です。
ガイナは下塗りが必要ない特殊塗料のため、さっそく1回目の塗装へ進みます。
まず行うのが “ダメ込み” と呼ばれる細部塗装です。
ダメ込みとは、ローラーでは塗りにくい 角・段差・端部・細かな立ち上がり を刷毛で先に丁寧に塗っていく工程のこと。
これを怠ると後からムラが出たり、塗れていない部分が劣化の原因になったりするため、とても重要です。
諏訪市のこちらの屋根は棟や段差が多かったため、特に念入りにダメ込みを実施しました。
「そんな細かいところまでやるんですね」と驚かれることもありますが、仕上がりの美しさと耐久性を左右する大切な工程です。
ダメ込みが終わると、広い面をローラーで塗装していきます。
ガイナはセラミックビーズを多く含むため、一般的な塗料よりやや粘度が高く“ザラっとした質感”が特徴です。
そのため、塗りムラを防ぐために 一定方向に均等な力で転がす 技術が重要になります。
諏訪市は日差しの変化が激しいため、職人は光の角度を見ながら塗膜が均一になるよう慎重に作業を進めました。
1回目の時点でも色がしっかり乗り、お客様も「こんなに変わるんですね」と驚かれていました。
ガイナは 2回塗りで性能が発揮 されます。
1回目で下地を整え、2回目でより厚みを持たせることで、断熱・遮熱効果が最大限に高まります。
特に重要なのは「均一な膜厚(まくあつ)」です。
ガイナは膜の厚みが効果に直結するため、塗りすぎず薄すぎず、最適な厚さを職人が感覚で調整します。
この工程では屋根全体に美しい光沢が出て、仕上がりの質感がグッと上がります。
諏訪市のように夏冬の温度差が大きい地域では、この2回目塗装が住み心地を大きく左右します。
施工後の屋根は、淡いピンク色の柔らかな印象に仕上がりました。
お客様が選ばれたこの色は、景観に溶け込みやすく、経年劣化による汚れも目立ちにくいというメリットがあります。
ガイナは高耐候性のため、色あせが少なく、長期間きれいな状態を保てるのも魅力です。
諏訪市の住宅街でも「派手すぎず、でも可愛らしい印象」と評判の良い色で、お客様にも大変気に入っていただけました。
機能面だけでなく、見た目も含めて満足度の高い仕上がりになりました。
仕上がった塗膜を近くで見ると、ガイナ特有のザラザラとした表面がよくわかります。
これは 中空セラミックビーズ が均一に配合されている証拠で、この粒子によって熱が伝わりにくく、屋根全体が断熱材のような役割を果たします。
ザラつきはデザインではなく“性能そのもの”。
諏訪市のように夏の直射日光が厳しい地域では、この表面構造が室温の上昇を抑え、屋根裏の熱こもりを軽減してくれます。
「表面がかわっているだけでこんなに違うんですね」と驚かれることも多い技術的ポイントです。
諏訪市の夏はとにかく暑く、午後になると屋根からの熱気で室内が蒸し風呂のようになっていました。
ガイナの塗装をお願いしてからは、屋根を触っても前ほど熱くなく、部屋の温度が確実に変わったのを感じています。
職人さんの作業も丁寧で「今日はこういう工程をしています」と毎回説明してくれて安心でした。
色も優しい仕上がりで、家族みんな気に入っています。
本当にお願いしてよかったです。
ガイナは一般的な塗料とは異なり、セラミック粒子が塗膜として熱を跳ね返す性質を持つため、施工の厚みと均一性がとても重要になります。
諏訪市の屋根は日射量が多く、夏冬の温度差が大きい地域性もあり、断熱塗料のメリットを最大限活かせる現場でした。
お客様が「屋根を触っただけで違う」と驚かれたのがとても印象的で、こちらも嬉しくなりました。
今後も定期点検で状態を確認しながら、長く安心して暮らしていただけるようサポートしてまいります。
諏訪市は標高が高く、夏は強い日差し、冬は放射冷却による冷え込みと、気温変動がとても大きい地域です。
屋根材にかかる負荷も大きく、熱膨張や結露による劣化が進みやすい環境でもあります。
そんな地域だからこそ、断熱性と耐候性を兼ね備えたガイナ塗料との相性が抜群なのです。
夏は室温上昇を抑え、冬は屋根から逃げる熱を減らしてくれるため、年間を通して快適性に優れています。
また、諏訪湖周辺は風が通り抜けやすく、屋根の温度が急激に変わることもあるため、耐久性が高いガイナは長期的なメンテナンス性にも貢献します。
地域の暮らしに寄り添った “実用的な屋根対策” として、多くのお客様から支持をいただいている断熱塗料です。
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