2026.08.21
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今回ご相談いただいたのは、以前から水回りや内装工事などでお付き合いのあるお客様です。
築20年ほどになり、ガルバリウム鋼板屋根もそろそろ塗装時期ではないかと考え、イトウ住建へご相談いただきました。
その際、お客様が気にされていたのが現在は使用していない太陽熱温水器です。
「もう使っていないけれど、屋根塗装をするときにどうすればいいのか」という点も含めて、屋根のメンテナンス方法を検討しました。





上伊那郡辰野町のお客様から、築20年を迎えて屋根塗装を検討したいとご相談いただきました。
屋根はガルバリウム鋼板で、今回もう一つ気になっていたのが、屋根上に残っていた使わなくなった太陽熱温水器です。
そこで温水器を撤去して屋根全面を確認すると、隠れていた部分にサビが見つかりました。
サビをケレンで除去したうえで防錆下塗りを行い、屋根100㎡をシリコン樹脂塗料で仕上げた施工事例をご紹介します。
※「街の屋根やさん松本諏訪平店」は、長野県塩尻市のイトウ住建が運営しています。
この記事では以下「イトウ住建」と表記します。
使わなくなった太陽熱温水器を屋根に残したまま周囲だけを塗るのではなく、撤去して下の屋根まで確認。
見つかったサビを処理してから屋根全面を塗装しました。
今回の屋根塗装で重要だったのは、塗料選びよりも使わなくなった太陽熱温水器をどうするかでした。
温水器を残したままでも、その周囲を塗装することはできます。
しかし、それでは温水器の下に隠れた屋根面の状態を確認できず、その部分を十分にメンテナンスすることもできません。
また、今回は今後使用する予定のない設備でした。
そのため、屋根塗装のタイミングに合わせて太陽熱温水器を撤去し、これまで隠れていた屋根面まで確認したうえで、必要な下地処理と塗装を行うことをご提案しました。
イトウ住建では同様の太陽熱温水器を撤去して屋根工事を行った経験があるため、温水器の撤去を含めて施工計画を立てました。
足場を設置したあと、最初に使わなくなった太陽熱温水器を撤去しました。
長期間使用していなかったため内部に水は残っていませんでしたが、本体そのものには重量があります。
屋根上で無理に少人数で動かすと、作業者だけでなく既存屋根を傷めるおそれもあります。
そのため今回は複数人で慎重に撤去し、屋根から搬出しました。
不要設備の撤去も、屋根を傷めないよう安全に行うことが重要です。
太陽熱温水器を撤去すると、それまで隠れていたガルバリウム鋼板の状態を確認できました。
温水器で覆われていたため、周囲と比べて塗膜そのものの劣化は目立ちません。
一方で、温水器から流れた水の影響と考えられるサビが発生していました。
この状態は、温水器を載せたままでは十分に確認できなかった部分です。
今回、塗装と同時に撤去したことで、隠れていたサビまで処置できるようになりました。
下塗りには、関西ペイントのスーパーザウルスⅡを使用しました。
金属屋根の下塗りは、仕上げ塗料を塗るための単なる「1回目」ではありません。
防錆性を持たせるとともに、既存の金属屋根とこのあと施工する仕上げ塗料を密着させる重要な役割があります。
特に今回は太陽熱温水器の下にサビが確認されているため、ケレンで下地を整えたうえで、塗り残しがないよう防錆下塗りを施工しました。
次は、関西ペイントのスーパーシリコンルーフ2液型を使って中塗り・上塗りへ進みます。
屋根全面をローラーで塗る前に、細かな部分を刷毛で塗装する「ダメ込み」を行います。
屋根の端部や板金の取り合いなどは、ローラーだけでは十分に塗料が入りにくい箇所があります。
先に刷毛で塗料を行き渡らせておくことで、細部の塗り残しを防ぎます。
広い面をきれいに仕上げるだけではなく、見えにくい部分まで必要な塗膜をつくることが、金属屋根を長く保護するために重要です。
仕上げには、関西ペイントのスーパーシリコンルーフ2液型を使用しました。
2液型塗料は、主剤と硬化剤を混ぜて使用する塗料です。
製品本来の性能を発揮させるためには、メーカーが定める配合や施工方法を守ることが重要です。
そのため施工前に必要量を確認し、主剤と硬化剤を適切に混合してから塗装します。
塗料のグレードだけでなく、決められた施工方法を守ることも屋根塗装の品質を左右するポイントです。
下塗りで金属屋根との密着性と防錆性を確保し、その上に中塗り・上塗りを重ねることで必要な塗膜を形成していきます。
一度に厚く塗ればよいわけではなく、それぞれの工程を適切に施工して塗膜を積み重ねることが大切です。
中塗りを施工したあと、必要な乾燥時間を確保して上塗りを行います。
今回の屋根塗装は、防錆下塗り→中塗り→上塗りの3工程です。
同じ仕上げ塗料を重ねることで塗膜を整え、ガルバリウム鋼板を雨水や紫外線などから保護します。
特に今回は太陽熱温水器の下にサビが見つかっているため、見た目をきれいにするだけでなく、下地処理から仕上げまで一連の工程を確実に行うことを重視しました。
使わなくなった太陽熱温水器を撤去し、約100㎡のガルバリウム鋼板屋根の塗装が完了しました。
温水器を残していれば隠れたままだった屋根面も、撤去したことで状態を確認でき、見つかったサビをケレンしてから塗装することができました。
工期は約1週間、工事費用は72万円です。
今回の工事は単に屋根の色を塗り替えたのではなく、今後使わない設備を整理し、これまでメンテナンスできなかった部分まで含めて屋根全体を保護できたことに大きな意味があります。
太陽熱温水器が屋根に載っていても、現在使用しており、設備や屋根に問題がなければ必ず撤去する必要があるわけではありません。
しかし今回のように今後使用する予定がない設備であれば、屋根塗装のタイミングで撤去することも選択肢になります。
特に重要なのが、温水器の下に隠れている屋根です。
設備を残したままでは、その下の屋根材を十分に確認したり、塗装したりすることが難しくなります。
今回も実際に撤去したことでサビを確認でき、ケレンと防錆下塗りを行ってから仕上げることができました。
「不要だから撤去する」だけではなく、「撤去することで屋根全体を確認・メンテナンスできる」。
これが、今回太陽熱温水器撤去と屋根塗装を同時に行った一番大きなメリットです。
辰野町を含む長野県内では、冬季の低温や積雪、朝晩の寒暖差など、屋根がさまざまな気象条件にさらされます。
ガルバリウム鋼板は耐久性のある金属屋根材ですが、表面の塗膜が劣化したり、今回のように特定の場所へ水分の影響が続いたりすると、サビが発生する場合があります。
そのため金属屋根のメンテナンスでは、「何年経ったから塗る」だけではなく、サビや塗膜の状態を確認して適切な時期を判断することが大切です。
屋根上に太陽熱温水器などの設備がある場合は、その周囲や下にメンテナンスしにくい場所があることも考慮して点検します。
「昔使っていた太陽熱温水器が屋根に残っている」
「屋根を塗装したいけれど、温水器をどうすればいいか分からない」
「温水器の下の屋根が傷んでいないか心配」
このような場合も、まずは屋根と設備の状態を確認するところからご相談ください。
イトウ住建では、確認できる範囲で屋根材の塗膜・サビ・設備周辺・温水器撤去の必要性・塗装でメンテナンスできる状態かなどを確認し、現在の状態に合った方法をご提案します。
今回のように、太陽熱温水器の撤去と屋根塗装を一緒に行うことも可能です。
「うちも撤去した方がいいのか知りたい」「まだ塗装で大丈夫なのかだけ確認したい」という段階でも、お気軽にイトウ住建へご相談ください。
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