2026.05.01
2026年5月1日 更新 朝霧が晴れ、北アルプスの山々がくっきりと見える塩尻市の現場に、高圧洗浄機の力強い音が響き渡ります。今日から始まる塗装工程を前に、現場に入った職人の眼差しは鋭く、わずかなコケの残りや前回の施工跡も見逃さないという気迫に満ちています。三井ホーム様ならではの気…
検時のデッキ表面は、旧塗膜が剥がれ落ち、そこから発生した赤サビが全体を覆っている状態でした。
鉄が酸素や水分と反応してボロボロになるサビは、目に見える部分だけでなく、縞模様の突起の隙間などにも深く根を張って進行します。
この段階であれば、まだ鉄の厚みは確保されているため、入念な下地処理を行うことで新品同様の強度にまで回復させることが可能です。
塗装の成否を決める「ケレン(錆落とし)」作業では、マジックロンという不織布たわしのような専用工具を使用しました。
ケレンとは、古い塗膜やサビを削り取り、さらに表面に細かな傷をつけて塗料の密着を良くする「目荒らし」を行う非常に重要な工程です。
複雑な凹凸を持つ縞鋼板に対し、マジックロンを押し当てて手作業で隅々まで磨き上げることで、塗料が剥がれにくい理想的な下地が整います。
ケレン後のきれいな鉄肌に、まずは強力な防食性能を持つエポキシ樹脂錆止め塗料を塗布しました。
今回使用した関西ペイントの「スーパーザウルスEXⅡ」は、錆びた箇所にも深く浸透し、酸素を遮断してサビの進行を根元から封じ込める機能に長けています。
これを均一に塗り広げることで、中塗り・上塗り塗料がしっかりと食いつくための、強固で安定した土台が完成します。
錆止めの乾燥後、本塗装の1回目となる中塗り工程として「ダイナミックルーフ」を丁寧に塗り重ねました。
この塗料は、紫外線の攻撃を防ぐ「ラジカル制御」技術を搭載しており、一般的なシリコン塗料よりも遥かに長く美しい色ツヤを維持することができます。
特に松本市は紫外線が強いため、こうした耐候性の高い塗料を選ぶことが、次回の塗り替えまでの期間を延ばす賢い選択となります。
仕上げとなる上塗りでは、中塗りと同じ塗料をもう一度重ねて、厚く強靭な塗膜を作り上げました。
2回重ねることで、塗り残しを完全にゼロにするとともに、鉄部特有の「角」や「端」の部分もしっかりと保護膜で包み込むことができます。
しっとりとした深いツヤが生まれ、雨水を弾く撥水性能も最大まで高まった、完璧な仕上がりとなりました。

ご自宅の階段やベランダの鉄部で、次のようなサインを見つけたら早めにご相談ください。
表面を触ると、茶色い粉(サビ)が手に付く。
塗料が浮いてきて、ポロポロと剥がれ始めている。
凹凸部分に水が溜まり、常に湿っている。
以前よりも鉄の強度が落ちて、踏んだ時にしなる感じがする。
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