
2025.10.13
2025年10月13日 更新 「小雨でも天井からポタポタ音がする…」「長押(なげし)に黒い筋が出てきた…」そんなときは、屋根の中で雨水が入り込み始めているサインかもしれません。 今回ご紹介するのは、上伊那郡辰野町の瓦屋根住宅で行った雨漏り調査の様子です…

こんにちは、「街の屋根やさん松本諏訪平店」です。
今回は松本市村井にあるペットショップ様から、「店内の照明器具から水が落ちてきた」「漏電のようで照明がチカチカする」とのご相談をいただきました。
雨漏りが起きたうえに漏電(ろうでん)※電気が漏れてショートすることまで起きてしまうと、ペットたちにも危険が及ぶ可能性があります。
そこで私たちは、屋上防水と排水経路を中心に専門チーム3名で緊急調査を実施。
現地の様子や原因の見極め方、再発を防ぐためのメンテナンス方法を分かりやすくご紹介します。
屋根の中腹には小さなバルコニースペースがあり、ちょうど漏電した照明器具の真上に位置していました。
防水は**シート防水(塩ビ製の防水シートで水を遮る工法)**でしたが、表面の保護剤が色あせ、機能を失っている状態。
この保護剤は、紫外線や温度変化から防水層を守る大切な役割があります。
劣化が進むと防水シート自体が硬化してヒビ割れ、雨水が建物内部に侵入してしまうのです。
➡️シート防水は5年に一度のトップコート塗り替えが理想。
このメンテナンスを怠ると、シートの交換が必要になり、数十万円規模の修繕費用になることもあります。
今回はジョイント(つなぎ目)を一か所ずつ目視点検しましたが、決定的な浸入口は特定できず。
サッシ廻りも含めて、さらに検証を進めることにしました。
今回の松本市村井ペットショップの雨漏り・漏電は、防水劣化と排水不良が複合的に関係している可能性が高い現場でした。
屋上防水は「まだ大丈夫」と思っても、目に見えない小さな劣化が命取りになることがあります。
👉 再発防止ポイント
防水シートのトップコートは5年ごとに再塗装
雨樋・排水口の定期清掃
年1回の無料点検で早期発見
当店では「防水+電気+屋根」の3方向から専門的に調査できる体制を整えています。
「雨漏りが起きる前に点検」――これが一番のコツです。
お客様の声:
「まさか雨漏りで漏電するとは思っていませんでした。
すぐに駆けつけてもらえて安心しました。
営業中でも対応できるよう調整してくれたのが助かりました。」
担当者より:
今回はペットたちの安全が最優先でした。
今後は排水口清掃と防水再塗装をセットで行い、安心して営業できる環境に戻します。
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