2026.09.03
2026年9月3日 更新 割れた和瓦を部分補修ではなく金属屋根へ葺き替えました 安曇野市の築30年のお住まいから、「屋根瓦が何枚か割れているので、この先も安心して住めるようにしっかり直したい」とご相談をいただきました。 現地調査を行うと、平瓦には割れ、屋根の頂部にある棟瓦にはズレ…

長年、廊下天井からの雨漏りにお困りだったことがご相談のきっかけです。
以前にも何度か修理されていましたが、その場では止まったように見えても、強い雨が降ると再び雨染みが広がっていました。
今回は「また漏れている場所だけを塞ぐ」のではなく、なぜ雨漏りを繰り返しているのかを確認するため、室内と屋根の両方から調査しました。





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諏訪市の築43年のお住まいで、瓦棒葺きのトタン屋根を撤去し、SGL鋼板の立平葺きへ葺き替えました。
ご相談のきっかけは、廊下天井で繰り返していた雨漏りです。
これまでにも何度か補修されていましたが、強い雨が降ると再び天井に雨染みが現れる状態でした。
そこで室内の雨漏り跡から屋根まで調査すると、棟板金の木下地が腐食し、瓦棒葺きトタン屋根にも広い範囲で経年劣化が見られました。
一部分をもう一度塞ぐのではなく、既存屋根を撤去して下地からつくり直す葺き替えが必要と判断しました。
既存トタンを撤去すると、その下から昔ながらのトントン葺きが現れました。
これを残して12mm構造用合板で新しい下地をつくり、チャンピオンルーフィング、SGL鋼板の立平葺きへと仕上げています。工事費用は95万円、工期は1週間です。
地域:諏訪市
築年数:43年
既存屋根:瓦棒葺きトタン屋根
お悩み:補修しても繰り返す雨漏り
調査で確認:棟下地の腐食・既存屋根の経年劣化
施工内容:既存トタン撤去・下地補修・屋根葺き替え
下地:12mm構造用合板
防水紙:チャンピオンルーフィング
新しい屋根:SGL鋼板・立平葺き
工事費用:95万円
工期:1週間
今回のポイント:
雨漏り箇所だけを再び補修するのではなく、室内から屋根全体まで調査。
既存屋根と棟下地の劣化を確認したため、トタンを撤去して下地からつくり直し、立平葺きへ葺き替えました。
最初に室内から雨漏りの状況を確認しました。
廊下の天井には、雨水が回ったことが分かる染みが広がっています。
何度か補修しても再発しているため、室内に水が現れている位置だけではなく、その上にある屋根の状態まで確認して原因を探ります。
続いて屋根へ上がり、既存の瓦棒葺きトタン屋根を確認しました。
築43年が経過しており、屋根面には過去に補修された跡も残っていました。
トタンの継ぎ目や瓦棒部分など、雨水が入り込む可能性がある箇所を確認していきます。
今回のように補修後も雨漏りを繰り返している場合、目についた一箇所だけで原因を決めつけないことが重要です。
棟部分を確認すると、板金を固定する木製下地に腐食が見られました。
棟板金は下地へ固定されています。その木材が傷むと固定力が低下し、板金の浮きや隙間につながることがあります。
ただし、今回確認できた劣化は棟部分だけではありませんでした。
そのため、棟だけを交換して今回の雨漏り修理を終えるのではなく、屋根全体の状態を踏まえて工事方法を検討しました。
瓦棒葺きトタン屋根全体を確認すると、一部分だけを修理して維持していくよりも、既存屋根を撤去して新しい屋根へ葺き替える必要がある状態でした。
ここが今回の工事で最も重要な判断です。
「築43年だから葺き替え」と決めたのではありません。
これまで部分補修を行っても雨漏りを繰り返していたこと、棟下地に腐食があったこと、既存トタン屋根全体にも経年劣化が進んでいたことを確認したうえで、下地から施工できる葺き替えを選択しました。
ここから屋根の葺き替え工事です。
既存のトタン屋根を撤去すると、その下から薄い木板を重ねた昔ながらの「トントン葺き」が現れました。
トントン葺きは、薄い木板を重ねながら施工する昔の屋根下地です。
今回のお住まいでは、この既存下地をすべて撤去するのではなく、残した状態で新しい下地をつくります。
この工程は写真が2枚あるため、撤去中とトントン葺きが見えた状態の両方を使えます。
既存屋根を撤去した後、トントン葺きの上から厚さ12mmの構造用合板を施工しました。
新しいSGL鋼板を施工するための野地板となる部分です。
屋根全面に合板を張って新しい下地をつくり、次に施工する防水紙と金属屋根を固定できる状態へ整えていきます。
12mm構造用合板の上には、チャンピオンルーフィングを施工しました。
防水紙は、屋根材の下へ入った雨水を建物内部へ侵入させないための二次防水を担います。
今回のページにはこの工程の写真が複数あるため、単に「防水紙を敷きました」で終わらせず、軒先側から施工していく様子や屋根全体を防水紙で覆った状態など、写真に合わせて説明を配置できます。
防水紙の施工が終わったら、新しい屋根材を施工します。
今回使用したのはSGL鋼板です。屋根の軒先から棟方向へ長尺の鋼板を施工し、隣り合う部分を立ち上げて接合する立平葺きで仕上げていきます。
雨漏りを繰り返していた屋根だからこそ、表面の屋根材だけを新しくするのではなく、既存トタンの撤去、12mm構造用合板、防水紙、新しい金属屋根という順番で屋根全体をつくり直しました。
立平葺きは、屋根面に合わせて鋼板を施工していきます。
完成写真を見ると、軒先から上へ向かって継ぎ目が通り、屋根全体がすっきりと仕上がっていることが分かります。
今回の目的は見た目を新しくすることではなく、何度補修しても再発していた雨漏りに対して、屋根全体の防水性能をつくり直すことでした。
瓦棒葺きトタン屋根からSGL鋼板の立平葺きへの葺き替えが完成しました。
工事期間は約1週間、工事費用は95万円です。
今回のお住まいでは、雨漏りしている場所だけを再び補修するのではなく、室内の雨染みから屋根全体まで確認しました。
その結果、既存屋根の経年劣化や棟部分の木下地の腐食が確認できたため、下地から施工できる葺き替えを選択しています。
今回のポイントは、築43年だから葺き替えたということではありません。
これまでにも補修を行っていましたが、強い雨が降ると再び雨漏りが発生していました。
さらに屋根を調査すると、棟部分だけでなく既存の瓦棒葺きトタン屋根にも経年劣化が見られました。
部分補修で対応できる状態なら、必ずしも屋根全体を葺き替える必要はありません。
一方で、補修を繰り返しても雨漏りが再発している場合は、目に見える一箇所だけを塞ぎ続けるより、屋根材・下地・防水層まで確認して工事範囲を判断することが重要です。
今回もその状態を確認したうえで、既存トタンを撤去し、下地から新しい屋根をつくる方法を選びました。
瓦棒葺きなどの金属屋根は、長期間使用すると塗膜の劣化だけでなく、板金の継ぎ目や固定部分、棟などにも傷みが出ることがあります。
ただし、古いトタン屋根だからすべて葺き替えが必要というわけではありません。
塗装で維持できるのか、部分補修が適しているのか、既存屋根を残すカバー工法が可能なのか、今回のように撤去して葺き替える必要があるのかは、現在の屋根と下地の状態によって変わります。
イトウ住建では工法を先に決めるのではなく、現地調査で確認した状態から必要な工事を判断しています。
今回の諏訪市のお住まいでは、廊下天井の雨漏りを何度か補修していましたが、強い雨が降ると再発していました。
調査で既存の瓦棒葺きトタン屋根や棟下地の劣化を確認したため、部分補修をもう一度行うのではなく、既存トタンを撤去。12mm構造用合板と防水紙で下地から整え、SGL鋼板の立平葺きへ葺き替えました。
「修理したのにまた雨漏りした」
「古いトタン屋根をこのまま使えるか知りたい」
「補修・カバー工法・葺き替えのどれが適しているか分からない」
このようなお悩みがありましたら、街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建へご相談ください。
諏訪市をはじめ諏訪地域・松本地域で、屋根材だけでなく下地や雨漏りの状況まで確認し、現在の屋根に必要な工事をご提案します。
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