2026.06.10
2026年6月10日 更新 茅野市で築30年の白っぽくなったガルバリウム屋根とサイディング外壁を現地調査!浴室窓下などの「爆裂」やシーリング劣化を見逃さないプロの無料点検 こんにちは! イトウ住建です 「そういえば最近、ご近所のお家が次々とリフォームしているな&he…
こんにちは!
街の屋根やさん松本諏訪平店です。
「しばらく空き家になっていた実家へ戻ることになったので、一度しっかり点検してほしい」
今回のお客様からいただいたご相談です。
お仕事の関係で長期間お住まいを離れていたそうですが、今回塩尻市へ戻られることになり、これから安心して暮らせるよう外壁の状態を確認したいとのことでした。
築25年のお住まいで、外壁はレンガ調デザインの窯業系サイディング。
見た目は比較的きれいに見えましたが、実際に調査を進めると外壁表面のチョーキングだけでなく、サイディングボード同士をつなぐシーリングに劣化が進行していました。
実は窯業系サイディングの場合、塗膜の劣化以上に注意したいのがシーリングです。
シーリングが傷むと雨水の侵入口となり、サイディングの反りや爆裂といった大きなトラブルにつながることがあります。
今回は現地調査で確認できた外壁の劣化状況と、今後必要になるメンテナンスについて詳しくご紹介します。
窯業系サイディングは現在の住宅で最も多く使われている外壁材の一つです。
しかしサイディングそのものより先に劣化する部材があります。
それがシーリングです。
◆紫外線による劣化
シーリングはゴムのような弾力を持っていますが、長年紫外線を浴び続けることで徐々に硬くなります。
◆外壁の伸縮による負担
サイディングは夏の暑さや冬の寒さによってわずかに伸縮しています。
その動きに追従するためシーリングには常に負荷がかかっています。
◆塩尻市特有の寒暖差
塩尻市は冬の冷え込みが厳しく、夏との温度差も大きい地域です。
気温変化による伸縮が繰り返されることで、シーリングの劣化が早まることがあります。
築20年を超えたサイディング住宅では、塗膜よりも先にシーリングが寿命を迎えているケースが少なくありません。
まず最初に確認できたのがチョーキング現象です。
チョーキングとは、外壁を手で触った際に白い粉が付着する現象のことです。
これは塗料に含まれる樹脂が紫外線によって分解され、防水性能が低下しているサインです。
見た目では分かりにくいこともありますが、実際に手で触れてみると外壁表面に白い粉が付着していました。
チョーキングが発生したからといってすぐに雨漏りするわけではありません。
しかし塗膜による防水性能が低下しているため、今後さらに劣化が進む可能性があります。
築25年という年数を考えても、塗り替え時期を迎えている状態と判断できます。
今回の調査で特に気になったのが板間目地のシーリングです。
サイディングボードは一枚ずつ独立して施工されているため、その継ぎ目をシーリングで防水しています。
ところが今回の外壁では、シーリングがサイディングの動きに耐えられなくなり、一部で剥離が発生していました。
一見すると小さな隙間に見えるかもしれません。
しかしシーリングが剥がれると、その隙間から雨水が侵入する可能性があります。
窯業系サイディングはセメントを主成分とする外壁材です。
そのため長期間水分を吸収すると、反りや変形、ひび割れなどの原因になります。
実は外壁塗装のお問い合わせをいただいた住宅でも、実際に問題となっているのは塗膜ではなくシーリングというケースが少なくありません。
今回もシーリングの劣化が今後の大きな課題になると判断しました。
さらに詳しく確認すると、シーリング表面にはひび割れも発生していました。
本来シーリングはゴムのような柔軟性を持ち、外壁の伸縮に追従する役割があります。
しかし経年劣化によって硬化すると、その動きについていけなくなり表面に亀裂が発生します。
今回のシーリングも弾力性がほとんど失われており、触れると硬くなっている状態でした。
こうしたひび割れは見た目の問題だけではありません。
雨水が内部へ侵入する入り口となり、サイディング裏側の防水シートや下地材へ影響を及ぼす可能性があります。
築25年という年数を考えても、シーリング材としては十分に役目を終えている状態と判断できます。
今後も安心して住み続けるためには、既存シーリングを撤去して新しいシーリングへ打ち替えることが必要です。
外壁には黒い筋状の汚れも見られました。
多くの方は単なる汚れだと思われますが、実はこれもシーリング劣化のサインであることがあります。
シーリング材には柔軟性を保つために「可塑剤(かそざい)」という成分が含まれています。
経年劣化によって可塑剤が表面へ流れ出すと、その部分に空気中のホコリや排気ガスなどの汚れが付着しやすくなります。
その結果、黒い筋状の汚れとして現れるのです。
つまり今回見られた黒ずみは、単なる美観の問題ではなく、シーリングが劣化していることを知らせるサインでした。
こうした細かな変化は普段なかなか気付きにくいものですが、現地調査では重要な診断ポイントになります。
私たちは現地調査をしたからといって、すべてのお客様へ工事をおすすめしているわけではありません。
例えば、
・チョーキングが発生していない
・シーリングに弾力が残っている
・ひび割れや剥離が見られない
・サイディングの反りが発生していない
こうした状態であれば、すぐに大掛かりな工事を行わなくても経過観察で十分なケースがあります。
実際に「今は様子を見ましょう」とお伝えすることも少なくありません。
大切なのは必要以上に不安を煽ることではなく、現在のお住まいの状態を正しく把握することです。
一方で、今回のお住まいのように次の症状が見られる場合は早めの対応をおすすめしています。
●チョーキングの発生
塗膜の防水性能が低下しているサインです。
●シーリングの剥離
サイディングの継ぎ目から雨水が侵入する可能性があります。
●シーリングのひび割れ
防水機能が失われ始めている状態です。
●可塑剤の流出による黒ずみ
シーリング劣化が進行しているサインです。
これらを放置すると、
・サイディングの反り
・サイディングの変形
・凍害による爆裂
・下地の腐食
といった大きなトラブルにつながる可能性があります。
今回はシーリングの打ち替えを行った上で、外壁塗装による保護をおすすめしました。
外壁は毎日目にしているようで、実際には細かな劣化に気付きにくい場所です。
特にシーリングの劣化は地上からでは確認しにくく、気付いた時には雨水が侵入しているケースもあります。
私たちは現地調査で撮影した写真をすべてお客様へご報告しています。
「どこが傷んでいるのか」
「なぜ工事が必要なのか」
「まだ様子を見ても大丈夫なのか」
を写真を見ながら分かりやすくご説明することで、納得して判断していただけるよう心掛けています。
塩尻市はワインの産地として有名で、自然豊かな環境と暮らしやすさが魅力の地域です。
一方で冬は厳しく冷え込み、夏との寒暖差も大きくなります。
こうした気温変化は住宅にも大きな影響を与えています。
特にシーリングは伸縮を繰り返すため、寒暖差が大きい地域ほど劣化が進みやすくなります。
築20年以上経過したサイディング住宅では、塗装だけでなくシーリングの状態もしっかり確認しておくことが大切です。
今回の塩尻市の現地調査では、
・チョーキング現象
・シーリングの剥離
・シーリングのひび割れ
・可塑剤流出による黒ずみ
といった劣化症状が確認されました。
特に今回のお住まいでは、塗膜以上にシーリングの劣化が進行していました。
現地調査は工事を急がせるためのものではありません。
これから先も安心して暮らしていくために、お住まいの状態を正しく把握するための大切な機会です。
「築20年以上経っている」
「外壁が白っぽくなってきた」
「黒い汚れが気になる」
「しばらくメンテナンスをしていない」
そんな方は、一度専門店による点検をおすすめします。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、お住まいの状態を写真付きで分かりやすくご報告しております。
無理な営業は一切行いませんので、まずは現在の状態確認だけでもお気軽にご相談ください。
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