2024.09.05
みなさんこんにちはいつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます松本周辺でも人気の高い外壁材ALC(Aotoclaved Lightweightaerated Concrete)、パワーボードの商品名でも知られていると思います。高温高圧蒸気養生された軽…
ご存じの通り、太陽の光には可視光線といわれる赤橙黄緑青藍紫の虹の7色と、その外に目には見えない赤外線と紫外線があります。紫外線は日焼けの効果や塗膜を劣化させるのもこの紫外線です。一方赤外線は発熱の効果があります。遮熱塗料はこの赤外線を反射させることによって、屋根、外壁表面の温度を下げて結果、室内温度も下がるというのが遮熱塗料の大まかな仕組みです。遮熱塗料を販売しているメーカーによってばらつきはありますが、遮熱塗料を塗ると屋根表面温度は20度前後下がるという実験結果が出ています。室内温度は2度~4度下がります。
遮熱塗料
塗料の中の色を出す成分の顔料に赤外線の光を反射させる特殊顔料を使って、温度を上げる赤外線を反射させるのが高日射反射率塗料、一般的に遮熱塗料と言われている塗料です。黒色を出すのに黒の顔料は使わず、色の三原色で黒を出しているので、2回~3回重ね塗りをしないと下の色が透けてしまいます。
塗料メーカー各社同様の塗料を出しています。
熱遮蔽塗料(ねつしゃへいとりょう)
塗料の中に中空ビーズ(セラミックバルーン)を入れて、熱伝導率を低下させた塗料。ガイナがおなじみだと思います。塗膜が厚い厚塗りの塗料のため、塗りムラが出てしまうのがデメリットです
遮熱塗料にもメリットデメリットがあります。メリットとしては夏場の温度がある程度快適に保たれるのでエアコンの電気代を節約することができます。外気の温度が室内に入りにくいのでエアコンの設定温度を少し上げても効果が期待できます。また、塗膜表面の温度が上がらないので熱による塗膜の劣化を防ぐことができます。一方でメリットは冬場に暖かい太陽光の恩恵を受けにくいということがあります。ただ冬場の太陽光の気温上昇は夏場よりも低いので、寒くなるということはあまり感じないと思います。費用が若干割高というところがデメリットだと思います。
遮熱塗料メリット | 夏場の室内温度が快適に保たれる エアコンの電気代が節約できる 熱による劣化を防ぎ長持ちする |
遮熱塗料デメリット | 費用が高い 冬場の保温機能が期待できない |
先日ルミステージの塗料メーカーAGCコーテックさんから、2022年度の表彰を受けました。今回は2部門での受賞で、一つは施工実績中部地区第2位、もう一つはお客様満足度全国第5位です。
施工実績は中部地区で毎年1位か2位をいただいています。愛知や静岡、三重などの大きな都市を抱えた地区での第2位なので価値があるかと思っています。
お客様満足度全国第5位は今回初めていただいた部門の賞です。いい塗料をご提案し、高い技術で施工した実績だと思っております。
ただ、両賞ともまだ1位ではありませんので、1位を取るべくさらに精進したいと思います
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