2026.07.13
2026年7月13日 更新 築20年で相談したから、屋根も外壁も塗装で守ることができました 安曇野市で、築20年のALC外壁とガルバリウム鋼板屋根を塗装しました。 外壁にはクラックや北面のコケ、屋根には色あせが見られましたが、外壁材や屋根材そのものに大きな損傷はありませんでした。…
「散歩から帰って屋根を見上げたら、以前より白く見える気がする。」
このようなご相談をいただき、築25年のスレート屋根を点検しました。
調査の結果、塗膜の劣化や一部屋根材の欠けは見られましたが、お客様のライフプランまで考慮した結果、今回はカバー工法ではなく塗装による延命をご提案しました。
今回は、太陽光パネルが設置されたスレート屋根の調査結果と、その判断理由をご紹介します。
屋根には太陽光パネルが設置されており、さらに矩勾配(かねこうばい)の急勾配屋根だったため、安全面を考慮し、はしごから確認できる範囲で調査を行いました。
確認できた範囲では、屋根全体に塗膜の色あせや白化が見られ、防水性能が低下している状態でした。
一部では塗膜の剥がれや屋根材の欠けも確認しました。
築25年のスレート屋根であることから、アスベストを含有している可能性も高く、補修方法や今後のメンテナンス方法は慎重に判断する必要があります。
このまま放置すると、防水性の低下から屋根材の劣化が進む恐れがあります。
屋根の北面ではコケが発生していました。
北側は日当たりが悪く湿気が残りやすいため、塗膜の防水性が低下するとコケが発生しやすくなります。
コケ自体がすぐに雨漏りの原因になるわけではありませんが、塗膜の劣化が進んでいるサインの一つです。
雪止めLアングル周辺も確認しました。
積雪の影響を受けやすい部分ですが、今回は矩勾配屋根だったこともあり、雪が長期間残りにくく、大きな損傷は確認できませんでした。
同じスレート屋根でも、屋根形状によって劣化の進み方が異なることが分かります。
現地調査を終え、屋根全体をあらためて確認しました。
塗膜の劣化や一部屋根材の欠けは見られましたが、現時点では屋根全体を交換しなければならない状態ではありませんでした。
一方で、防水性は低下しており、このまま放置するとスレート屋根が雨水を吸収し、凍結や乾燥を繰り返すことで劣化が進行する可能性があります。
今回は屋根の状態だけではなく、お客様のライフプランやご予算も踏まえ、カバー工法ではなく塗装による延命が最適と判断しました。
現地調査では建物だけを見るのではなく、お客様にとって最も納得できる方法をご提案することが大切だと、あらためて感じた現場でした。
今回の屋根は、築25年という年数だけを見ればカバー工法をご提案しても不思議ではない状態でした。
しかし、現地でお話を伺うと、お客様は「できるだけ費用を抑えたい」と考えられていました。
また、ご高齢で、お子様が将来この住宅に戻られるかどうかも分からないとのことでした。
住宅リフォームは、建物だけを見て決めるものではありません。
これから何年住まわれるのか、ご家族の将来設計、ご予算なども大切な判断材料です。
そこで今回は、浸透性の屋根強化プライマーで屋根材を補強したうえで、シリコン樹脂塗料による塗装をご提案しました。
屋根を新しくすることが最善とは限りません。
そのご家庭に合った方法を選ぶことも、私たちの大切な役割だと考えています。
今回は、浸透性の関西ペイント 屋根強化プライマーで劣化したスレート屋根を補強し、その上からシリコン樹脂塗料で仕上げる塗装工事をご提案しました。
屋根材の寿命を延ばしながら、お客様のライフプランにも合ったメンテナンス方法です。
上伊那郡箕輪町は冬の積雪や寒暖差の影響を受けやすい地域です。
塗膜の劣化したスレート屋根は雪解け水を吸収しやすくなり、凍結と融解を繰り返すことでひび割れや欠けにつながることがあります。
そのため、色あせや白化が気になり始めたら、早めの点検をおすすめします。
今回の現場では、建物だけを見るとカバー工法も選択肢の一つでした。
しかし、お客様のご希望や今後のライフプランまで考えると、今回は塗装による延命が最適だと判断しました。
住まいのメンテナンスに正解は一つではありません。
「あと何年住む予定か」「どこまで費用をかけるか」によっても最適な方法は変わります。
屋根が白く見える、色あせが気になるという方は、「塗装で済むのか」「別の工法が必要なのか」を知るだけでも構いません。お気軽にご相談ください。
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