2025.11.09
横暖ルーフとは? 横暖ルーフとは、金属屋根の内部に断熱材を一体化した高性能屋根材で、「軽い・静か・暖かい」がそろった寒冷地向けの屋根として高い人気を誇ります。メーカーはニチハ株式会社で、正式名称は「横暖ルーフαプレミアムS」など。ガルバリウム鋼板に断熱材(硬質ウレタン…

お施主様は「業者が来てくれない」「電話もつながらない」と不安を抱えていました。
塗装後3年で塗膜が全域剥離。
原因を確認したところ、旧塗膜はチョーキングが進行し、活膜と不活膜が混在している状態。
この上に強力なウレタン塗料を塗ったため、塗料同士が引き合い破断。
再塗装ではまた同じ結果になるリスクが高いため、「塗るよりもかぶせる」屋根カバー工法を採用しました。
屋根面積56㎡、工期10日、概算費用56万円。
“再塗装の繰り返しから解放されたい”という想いに応えた施工です。





「前に塗装してもらったばかりなのに、屋根の塗膜がベロベロに剥がれてきて…」
そんなご相談でお伺いしたのは、安曇野市の築40年のお宅。
3年前に訪問販売業者が塗装したばかりの三晃式トタン屋根でしたが、塗膜はほとんど密着せず、指でめくれるほどに浮いていました。
原因は“下地処理不足と塗料の選定ミス”。
既存塗膜が弱いまま高密着塗料を塗ったため、乾燥時に塗膜が縮み、下地ごと引きはがす「巻き剥がれ」が起きていました。
再塗装はリスクが高いため、軽くて強いガルバリウム鋼板を重ねるカバー工法をご提案。
費用を抑えながらも、今後再発しない耐久構造に生まれ変わりました。
三晃式特有のドブ(谷)形状に合わせて、コの字に加工したオーダー板金をピッタリはめ込みます。
これにより、雨水の通り道を整え、排水をスムーズに。
板金の下端にはシーリングを流し込み、“水の逃げ場”を確保しながらも侵入経路を断ちます。
これでドブに水が溜まる弱点を根本から解消。
キャップ端部に面戸(めんど)=隙間ふさぎ材を設けます。
これにより、
風での吸い上げ
毛細管現象による逆流
虫やホコリの侵入
をすべて防止。
細かい部分ですが、防水精度と美観の両方を左右する重要な工程です。
棟板金は重ね代・ピッチ・接合部をミリ単位で調整。
防水ブチルテープ+シーリングの二重構造で、風雨の吹き込みをシャットアウト。
板金端部は下地と一体でビス固定し、剛性と防水を同時確保しました。
旧塗装の荒れた印象が一新し、
ガルバリウム鋼板特有のマットな艶が落ち着いた存在感を放ちます。
重量は旧屋根の約1/3、耐久年数はおよそ25〜30年。
再塗装不要で、維持コストを大幅に削減できる安心の仕上がりです。
🗣お客様の声
「塗装してもすぐ剥がれるのは屋根のせいかと思っていましたが、原因を写真で説明してもらえて納得できました。
カバー工法で新しい屋根になり、もう心配はありません。
費用面も丁寧に相談できて、本当に助かりました。」
👷♀️担当者より
「三晃式は形状的に“塗り替えの限界点”が早い屋根です。
下地を点で支える構造を“面”で支えるように変えることで、塗膜トラブルを根本から解消できます。
安曇野の寒暖差や風にも強く、軽くて静かな屋根になりました。」
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