2026.08.24
2026年8月24日 更新 ALC外壁は高耐久でも「防水性能の維持」が重要です ALC外壁は高耐久でも防水性能の維持が重要です みなさんこんにちは。 街の屋根やさん松本諏訪平店を運営しているイトウ住建です。 今回は、諏訪市周辺の住宅でも使われているALC外壁について解説します。 …

築15年を迎えた頃から、黒く落ち着いた印象だった木質サイディング外壁が少しずつ白っぽく色あせてきたことが気になり始めたそうです。
「木が傷んでしまう前にメンテナンスしたい」とお考えになり、提携企業を通じて弊社へご相談いただきました。
現地調査では、紫外線や雨風による経年劣化で木部の保護性能が低下していましたが、木材自体に大きな傷みはありませんでした。
そのため、木部専用塗料「ガードラックPro」を使用し、木の内部まで浸透させて保護する塗装をご提案しました。





「黒かった外壁が白っぽくなってきて、このまま放置しても大丈夫でしょうか?」
今回は、岡谷市にお住まいのお客様から、このようなご相談をいただきました。
現地調査では、木質サイディング外壁全体に紫外線や雨風による色あせが見られ、防水性能の低下が始まっている状態でした。
木部は一般的な外壁材とは性質が異なるため、表面を塗り固める塗料ではなく、木の内部まで浸透して保護する専用塗料を使用することが重要です。
今回は木部専用塗料**「和信化学工業 ガードラックPro」**を使用し、外壁と天然木ウッドデッキをメンテナンスしました。
| 項目 | 内容 |
| 施工場所 | 岡谷市 |
| 建物 | 戸建住宅 |
| 築年数 | 約15年 |
| 外壁材 | 木質サイディング(1階部分) |
| ご相談内容 | 外壁の色あせ・木部の保護 |
| ご提案 | 木質サイディング・天然木ウッドデッキ塗装 |
| 使用塗料 | 和信化学工業 ガードラックPro |
| 施工面積 | 約78㎡ |
| 工期 | 約10日間 |
| 工事費用 | 約58万円(税込) |
現地調査では、これまで黒く落ち着いた色合いだった木質サイディングが、紫外線や雨風の影響によって全体的に白っぽく色あせていました。
木部は年月とともに表面の保護成分が失われるため、防水性や防虫性も少しずつ低下していきます。
この状態を放置すると、雨水が木材へ浸透しやすくなり、反りや割れ、腐朽菌による腐食の原因になることがあります。
幸い今回は木材そのものに大きな傷みはなく、適切なタイミングでメンテナンスを行えば、木本来の美しさと耐久性を維持できる状態でした。
今回の工事で最も重要だったのは、木質サイディングに適した塗料を選んだことです。
外壁塗装というと、一般的な外壁用塗料で表面を塗るイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし、木部は窯業系サイディングや金属サイディングとは性質が大きく異なります。
木は呼吸をする素材であり、季節や湿度の変化によって水分を吸収・放出しながら伸縮を繰り返しています。
そのため、表面に硬い塗膜を作る塗料を使用すると、その動きに塗膜が追従できず、早期のひび割れや剥がれにつながることがあります。
そこで今回は、**和信化学工業「ガードラックPro」**を採用しました。
ガードラックProは、木の表面を厚い塗膜で覆う塗料ではなく、木材の内部まで浸透し、防腐・防虫・防カビ性能を発揮しながら木そのものを保護する木部専用塗料です。
また、この塗料は下塗りが不要で、浸透させるように2回塗りを行うことで十分な保護性能を発揮します。
木部を長持ちさせるためには、見た目をきれいにすること以上に、木という素材に適した塗料を選ぶことが大切です。
だからこそ今回は、一般的な外壁塗料ではなく、木部専用の浸透型塗料をご提案しました。
| 比較項目 | 一般的な外壁塗料 | ガードラックPro(今回採用) |
| 木への浸透性 | ✖ | ◎ |
| 木の呼吸への追従 | △ | ◎ |
| 木の呼吸への追従 | △ | ◎ |
| 木の呼吸への追従 | △ | ◎ |
| 木の風合い | 塗膜で隠れやすい | 木目を活かせる |
| 今回のおすすめ | △ | ◎ |
木部は湿度や気温によって伸縮を繰り返します。
そのため、表面に厚い塗膜を作るのではなく、木材の内部まで塗料を浸透させて保護することが、長持ちさせるポイントです。
1回目の塗装では、木部専用塗料「ガードラックPro」を木目に沿って丁寧に塗り込みました。
木部塗装ではローラーではなく刷毛を使用します。刷毛を使うことで塗料を木の繊維へ浸透させやすくなり、塗りムラも抑えられます。
木部は「表面を着色する」のではなく、「内部まで保護成分を届ける」ことが重要なため、この工程が仕上がりと耐久性を左右します。
広い面には大きな刷毛、細かな部分や入り組んだ場所には小さな刷毛を使用し、それぞれ塗りやすい道具を使い分けました。
木目や継ぎ目まで塗料をしっかり行き渡らせることで、防腐・防虫成分を均一に浸透させることができます。
こうした細かな積み重ねが、木部を長く美しく保つためには欠かせません。
1回目で木材へ浸透した塗料の上から、もう一度ガードラックProを塗布しました。
木部専用塗料は下塗りを必要とせず、2回塗りによって十分な保護性能を発揮します。
施工後は色あせて白っぽく見えていた外壁に落ち着いた色合いが戻り、木目の美しさもより際立つ仕上がりになりました。
天然木のウッドデッキも外壁と同じように紫外線や雨風の影響を受けやすいため、今回は同時に塗装を行いました。
外壁と同じ木部専用塗料を使用することで、防腐・防虫性能を高めながら木の風合いを活かした仕上がりになります。
色味も変更したことで、お住まい全体の印象が引き締まり、新築時のような美しい外観がよみがえりました。
最後に塗りムラや塗り残しがないかを細かく確認し、外壁とウッドデッキ全体を最終チェックしました。
木部塗装は塗って終わりではありません。
塗料が均一に浸透しているか、仕上がりに違和感がないかまで確認することで、長期間安心してお使いいただける品質を確保しています。
施工後は、白っぽく色あせていた木質サイディングに深みのある色合いが戻り、木目を活かした自然な仕上がりになりました。
ウッドデッキも美しく生まれ変わり、お住まい全体に統一感が生まれています。
木部内部まで保護成分が浸透したことで、防腐・防虫性能も回復し、これからも安心して長く住み続けられる住まいになりました。
岡谷市は、夏の強い紫外線と冬の厳しい寒さによる寒暖差が大きく、木部への負担が非常に大きい地域です。
木質サイディングや天然木のウッドデッキは、色あせが目立ち始めた頃がメンテナンスのタイミングです。
白っぽくなった状態をそのまま放置すると、防水性能だけでなく防腐・防虫性能も低下し、木材そのものの寿命を縮める原因になることがあります。
木部は「塗る」のではなく、「木の内部から守る」ことが長持ちの秘訣です。
適切な塗料と施工方法を選ぶことで、美観だけでなく木材本来の耐久性も維持できます。
今回のお住まいは、木質サイディング・ウッドデッキともに木材そのものは健全な状態でした。
そのため、傷みが進む前に適切なタイミングでメンテナンスできたことが、将来的な耐久性につながると判断しました。
木部は窯業系サイディングや金属サイディングとは性質が異なり、素材に合った塗料を選ぶことが何より重要です。
私たちは建物の状態だけでなく、使用されている外壁材の種類まで確認したうえで、最適な施工方法をご提案しています。
木質サイディングや天然木のウッドデッキの色あせが気になり始めたら、木材が傷んでしまう前に点検することをおすすめします。
適切なメンテナンスを行えば、大切なお住まいの木の風合いを長く楽しみながら、安心して暮らし続けることができます。
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