安曇野市：シート防水が破損した鉄骨ガレージの屋根と家屋屋根の現地調査 | 松本、塩尻、安曇野の屋根工事・雨漏り修繕

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安曇野市：シート防水が破損した鉄骨ガレージの屋根と家屋屋根の現地調査

安曇野市でガレージの屋上のシート防水と母屋の屋根の塗装で現地調査に伺いました。
ガレージのシート防水は、もうこれでは防水できないだろうという状態、母屋の屋根は一部塗膜の剥がれが気になりましたが、まだ塗り替えでメンテナンス可能な状態でした。
今回はその現地調査の様子をご紹介します。

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立派なガレージが立っています。
大き目の車でも2台十分止まられるスペースです。アルミの２台用のカーポートはよくありますが、鉄骨で組んでいて屋上をシート防水しているガレージはなかなかお目にかかれません。

屋上の様子です。
シート防水の肝である塩ビシートにしわがよっています。

塩ビシート防水とは、塩化ビニール樹脂を原料としたシートを接着剤や塩ビ鋼板などで固定して、シートとシートの接続部分は融着して１枚の防水層を形成する防水方法です。紫外線、熱に優れた耐久性を持っていて、シートに色がついているので、防水塗装のメンテナンスも不要です。ただ度の防水でもそうですが、永久的ではありません。寿命が来ます。経年により塩ビに柔軟性を持たせる可塑剤というものが抜けてしまうと、シートに柔軟性がなくなり破断やシートの浮きが発生します。

今回のお宅のガレージもこのように固定のディスクから剥がれ、固定されなくなってしまい、しわがよってっしまったり、剥がれてしまったりという現象が起きていました。こうなってしまうと修復は不可能で、シート防水を新しくしなければなりません。

一方母屋の屋根の状況です。
トタンの屋根で材で、一文字葺きです。トタンは鉄の基板に亜鉛メッキを施した鋼板です。
多分黒に近いグレーだったと思いますが、変色、褪色が進み白っぽいグレーになっています。屋根はこの変色、褪色が塗り替えのサインだと思ってください。

屋根なので汚れもついているとは思いますが、チョーキングも発生していると思います。少し指で擦ってみると指先に汚れが付着しました。

一部塗膜の剥がれが見られました。白い部分が塗膜が剥がれて鋼板の素地が見えている状態です。今は白サビが出ている段階だと思います。白サビは亜鉛が鉄の基板を守るために発生するもので、白サビ自体は鉄を腐食するものではありません。赤錆に移行するのを遅らせる作用があります。白サビの効果がなくなると赤サビに移行していきます。
剥がれかかっている塗膜をきれいに落とせば塗装で問題ない状態です。

この後シート防水の貼り替えと、屋根塗装でご契約いただきました。上の写真は別の現場のシート防水の施工後の写真ですが、このように見違えるほどきれいになり、防水性も元に戻ります。
工事まで準備があるため少々お時間をいただきますが、しばらくお待ちください。

街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根の調査、点検、お見積もりは無料で行っています。屋根にお悩み、お困りごと、不安なことがありましたら一度街の屋根やさんにご相談ください。無料点検のご案内、お問い合わせはそれぞれ下の画像をクリック！お問い合わせはフォームからメールでお気軽にどうぞ。