塩尻市雪止め設置工事｜隣家への落雪トラブル回避｜ソーラーパネル用雪止め | 松本、塩尻、安曇野の屋根工事・雨漏り修繕

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塩尻市雪止め設置工事｜隣家への落雪トラブル回避｜ソーラーパネル用雪止め

塩尻市で雪止め設置工事を行いました。
隣地への落雪を止めたいというご要望です。
屋根材は金属で一文字葺き、羽型の雪止めが交互に4列付いていましたが、傾斜角45度の急こう配のためこれだけでは止まらないようです。
松本市は豪雪地域ではありませんが、10cmくらいの積雪は年に何回かあります。気温が低くマイナス10度以下になることもしばしば、雪が積もると凍ってしまい、氷の塊が落ちて下にあるものが被害にあいます。
今回は隣地までの距離が狭く、お隣のガレージがギリギリにあるのでそこへの落雪を止めたいということでご依頼いただきました。

設置面の様子です。
お隣との間フェンスまで壁から80cmくらいしかありません。軒の出が60cmなので軒先からお隣の敷地までは20cmです。総2階なので５ｍ以上の高さから45度の傾斜で滑り落ちてくる氷の塊は間違いなくお隣の敷地に落ちてしまいます。そこには車が止まっていますし、ガレージもあります。車やガレージを壊してしまったら大変です。

工事に取り掛かりました。
当日の朝いちばんで足場を組み立てます。総2階の傾斜角45度（矩勾配　かねこうばい）の屋根に雪止め設置なので足場が必要な作業です。
朝一番で足場を設置してもらい、雪止めを取り付けたあと、夕方撤去に来てもらうという段取りを組みました。
壁からフェンスまで80cmしかないため、お隣にお願いして少し越境して足場を組んでいます。

今回設置した雪止めはGB工業のスノーメルトフェンスシリーズからソーラーパネル用のZ-1を使いました。ソーラーパネルからの落雪を止めるために通常のものより背が高く200ｍｍあります。ステンレス製なのでサビることもなく、よっぽどのことがない限り永久に雪を止めてくれると思います。幅910ｍｍのスノーメルトを12台設置しました。

止め方はスノーメルトについているフックを軒先に引っ掛け、既存の跳ね型雪止めにこれもステンレス製の針金で結束します。この際キチキチに止めてしまうと、冬場の針金の縮みで雪止めが起き上がってしまうので、あえて緩めに結束するのがコツです。単独で真ん中と両サイドは隣の雪止めと連結させて、1台につき3か所を針金で止めるので雪の重みで外れることはまずありません。