2025.10.21
2025年10月21日 更新 「強風のあと、雨樋がぶら下がっている…」そんなトラブルは松本市でも少なくありません。特に風を遮る建物が少ない地域では、突風によって軒樋が外れるケースが多く見られます。今回は、松本市小屋で実際に強風によって破損した雨樋の現地調査を行い、火…
今回雨どいを新設するのは、建物の外壁から片側だけを支えた「差し掛け屋根」。
母屋(おもや)から延長する形で、物置や通路などを雨から守るための簡易屋根です。
しかしこの屋根に雨どいが付いていなかったため、雨水や雪解け水が通路に直接落ち、冬場には凍って滑る危険がありました。
この問題を解消するため、今回は短いながらも効果的な3mの雨どいを新設します。
次に、軒先に沿って横方向に取り付ける「軒樋」を設置。
この部分は雨水を最初に受け止めるため、勾配の精度がとても重要です。
ミリ単位で傾斜を調整し、雪の重みにも耐えられるようビスでしっかり固定しました。
小さな屋根ですが、この一手間で「凍結リスク」は大幅に減少します。
軒樋に溜まった雨水を下に流す「じょうご(集水器)」と「縦樋(たてどい)」を取り付けます。
屋根から流れた水がスムーズに地面へと排水されることで、通路に水が垂れる心配がなくなりました。
短い施工距離でも排水経路を丁寧に設計することで、凍結の再発を防ぐことができます。
施工後は現場から徒歩1分の国宝・善光寺へお参り。
清々しい気持ちで手を合わせた後、地元でも評判の「そば処 元屋」さんへ。
観光地価格ではなく、良心的な価格とボリュームで地元民にも人気のお店です。
現場帰りのちょっとした楽しみも、地域密着で働く私たちの原動力です。
「以前から冬場になるとお蔵へ続く通路が凍ってしまい、滑って転倒しそうになることが何度もありました。
市販の融雪剤をまいたり、朝早くから雪かきをしたりしていましたが、根本的な解決にならず困っていました。
今回、イトウ住建さんに相談したところ、“雨どいを設置すれば水の流れを変えられますよ”と具体的な提案をいただきました。
わずか3メートルほどの工事でしたが、丁寧な現場調査と説明があり、安心してお願いできました。
施工後は水の落ちる位置がしっかり変わり、今では凍結の心配がなくなりました。
ついでにドアホンも交換していただき、留守中の訪問者も確認できてとても便利です。
本当にお願いしてよかったです。」
「今回は“たった3メートルの雨どい”ですが、実はこのような小さな工事こそ生活の安全を大きく左右します。
現場は善光寺のすぐ近くということで、通行人や観光客の方も多く、滑りやすい通路はお客様ご自身だけでなく周囲にも危険を及ぼす可能性がありました。
設置にあたっては建物の雰囲気を損なわないよう、和風建築になじむ垂木横打金具を採用。
強度とデザイン性の両立を意識しました。
また、同時にドアホンも交換することで、防犯面と利便性の両方を強化できたのも今回のポイントです。
私たちイトウ住建は“どんな小さな困りごとでも全力で対応する”という信条で活動しています。
お客様が『これで安心して冬を迎えられる』と笑顔でお話しくださった瞬間が、何よりの励みになりました。」
長野市は、県庁所在地として文化・経済の中心でありながら、四季折々の自然と歴史が共存する魅力的な街です。
その象徴が、全国から多くの参拝者が訪れる「善光寺」。
今回の現場もそのすぐ近くで、冬場は観光客が多い一方で、朝晩の冷え込みが厳しく、屋根の雪解け水が通路で再凍結するトラブルが多く見られます。
標高が高く積雪も多い長野市では、寒冷地仕様の雨どいや樋金具が必須。
一般的な地域と比べ、強度や耐寒性が求められるのが特徴です。
イトウ住建では、長野の風土と気候を知り尽くした職人が、お住まいの立地や屋根形状に合わせて最適な施工方法をご提案しています。
また、地域密着27年の実績を活かし、**「善光寺周辺の街並みに調和する外観リフォーム」**も得意としています。
古くからの町家造りや和風住宅にマッチする金具・塗装色の選定、落雪対策などもお任せください。
観光都市・長野市では「見た目の美しさ」と「安全性」の両立が大切。
イトウ住建はこれからも、地域の景観と暮らしを守るパートナーとして、一つひとつのご依頼に誠実に対応してまいります。
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