茅野市宮川、屋根に上って塗替えの下見、棟板金の点検をしました
2月の中旬、屋根の塗り替えの下見と屋根の点検をしてきました。今年の冬は本当に暖かい日が続き、この日も屋根の上で汗ばむくらいの陽気でした。茅野市は諏訪湖周辺6市町村のうちの一つで、本来ならば最低気温氷点下10度を超える厳しい気温の街ですが、今年は氷点下10度以上になった日は数える程度ではないでしょうか。いつもは屋根の塗り替えのお問い合わせは3月末から増え始めるのですが、今年は暖かい日が続くので早めにお問い合わせが増えています。
総2階のお家だったので、直接2階大屋根に梯子を掛けて上りました。周りの建物が平屋の病院や工場、すぐ近くに高速道路が走っていて、あとは畑という場所、ほとんど周りに何もないロケーションだったのでかなり怖かったです。
何とか上って屋根の状況を点検しました。
金属屋根の寄棟一文字葺きという屋根です。屋根自体はサビや塗膜の剥がれもなく比較的いい状態でした。ただ、築15年、そろそろ塗り替えの時期には来ています。
次に棟の点検です。寄棟の屋根は屋根頂上の本棟から四隅に向かって下がり棟という部材が必ず付いています。90度向きが違う屋根材のジョイント部分です。写真はその下がり棟の一番上です。この部材を止めている釘が抜けかかっているのがお判りでしょうか?この部材の中には下地の角材があり、そこに釘止めをするのですが、その角材が雨などで傷んでいると、釘が段々抜けてきてしまいます。このままにしておくと台風などで棟板金が飛んで行ってしまう可能性があります。近くを走っている高速道路に飛んで行ったら大惨事になりかねません。早めのメンテナンスが必要です。
屋根の頂上には換気棟もついていました。換気棟と屋根の取り合いの部分はコーキングで防水処理しています。一番日の当たる場所なのでしょう、そのコーキングが劣化して割れたり切れたりしていました。ここから雨水が入り棟の下地の角材を傷めた可能性があります。ここもメンテナンスが必要です。
お施主様に写真をお見せしながら、説明をしてご納得いただいたうえで、お見積り作成に入ります。
ついでにベランダ防水と外壁も見て欲しいということなので、点検いたしました。
ベランダはFRPです。防水のトップコートがひび割れてきていました。トップコートの塗り替えで十分な状態だったのでそのご提案もします。
外壁は特に傷んでいるところはなかったのですが、色褪せが目立ってきています。早急なメンテナンスは必要ではないのですが、ご提案はさせていただきます。
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