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茅野市で耐震改修!リビングの窓を小さくして耐力壁を作り屋根工事と合わせて評点を1.15へ

茅野市の耐震診断を受け、「このままでは危ない」と突きつけられた現実。
しかし、家全体を建て替える予算はなく、かといってどこから手をつければいいのかも分からない。
そんな中で、私たちの「数値に基づいた部分補強」の提案に興味を持っていただきました。
「家族が集まるリビングだけでも、まずは絶対に安全な場所にしたい」というお客様の切実な願いが、このリフォームの原動力となりました。
茅野市
ビフォーアフター
工事基本情報
- 使用材料
- サッシ:YKKエピソードNEO Low-eガス入
耐力壁 12㎜厚構造用合板
外壁材 KMEW 金属サイディングはる一番
- 施工内容その他
- 耐震改修工事
「南側の大きな窓が、実は家の弱点だったなんて……」
茅野市で行われた耐震診断の結果、評点0.65という「倒壊の可能性が高い」数値に直面したお客様。
特に日当たりの良いリビングにある2間の大きな掃き出し窓は、開放感がある一方で、地震の揺れに耐える「壁」が圧倒的に不足している状態でした。
前回の屋根軽量化に続き、今回は家の骨組みを根本から強くする壁の補強工事を実施。
光を採り入れつつ、家族をしっかり守れる住まいへの変身過程を詳しくご紹介します。
【結論】窓が大きすぎて壁が不足している場合は、
開口部を縮小して「耐力壁」を新設するのが最も効果的でした。
今回の耐震改修では、まず屋根を軽くすることで評点を0.3向上させ、さらにリビングの窓のサイズを半分に絞って両サイドに強力な壁を作ることで0.2ポイントを上乗せしました。
これにより、当初の0.65から「一応倒壊しない」とされる1.0を大きく超える「1.15」まで数値を引き上げることに成功。
ただ壁を増やすだけでなく、高性能なサッシ「エピソードneo」や金属サイディング「はる一番」を組み合わせることで、耐震性・断熱性・意匠性のすべてを同時に底上げするプランがベストな選択でした。
図面と実地の両面から、揺れの原因を特定しました。
調査の結果、建物の南面に窓が集中しており、地震の力を受け止める「耐力壁」が著しく不足していることが判明しました。
特にリビングにある2間(約3.6m)の掃き出し窓は、開放的ではありますが、ここを支える柱や壁がないことが、評点0.65という低い数字の大きな要因の一つとなっていました。
長野県の積雪荷重も考慮すると、この大開口部を補強なしで維持することはリスクが極めて高い状態でした。
【工程①】ビフォーアフター図面で見る「安心の設計図」
まずは施工箇所の図面を確認します。
Before図面では赤枠で囲った広大な開口部が、After図面では両サイドに壁ができ、窓が中央の1間に集約されているのが分かります。
この「壁の配置バランス」こそが耐震改修の肝。
茅野市の厳しい冬の寒さも考慮し、窓を小さくすることは断熱効率を高めるという副次的メリットも生み出します。
長年使われてきた古いアルミサッシを取り外します。
当時のサッシは単板ガラスで重く、断熱性も低いため、ここを最新のものに入れ替えるだけで生活環境は激変します。
壁の一部を解体し、家の「骨組み」を露出させることで、これから追加する補強材がしっかりと効く土台を整えます。
工程③】家の粘り強さを生む!強力な「筋交い」の取り付け
露出した柱の間に、新しい「筋交い(すじかい)」を設置します。
筋交いは地震の横揺れに対して、家が平行四辺形にひしゃげるのを防ぐ非常に重要な部材です。
ミリ単位で調整しながら、柱と梁に対してガッチリとはめ込んでいきます。
これにより、地震の力を逃がさず受け止める強靭なフレームが完成します。
【工程④】抜けない、ズレない!専用「連結金具」による補強
筋交いや柱を固定するために、専用の耐震金物(ホールダウン金物等)を取り付けます。
大きな揺れが来た際、柱が土台から引き抜かれるのを防ぐのがこの金物の役割です。
目に見えない部分ですが、茅野市の強い揺れを想定し、基準以上の強固な連結を施します。
このひと手間が、家族の命を守る「最後の砦」となります。
【工程⑤】最強の面を作る!12mm構造用合板の設置
筋交いを入れた上から、さらに厚さ12mmの「構造用合板」を隙間なく貼り付けます。
筋交いが「線」で支えるのに対し、合板は「面」で建物を支えます。
この「線と面のダブル補強」により、ただの窓だった場所が、家の中で最も強い「耐力壁」へと生まれ変わります。
これによって耐震評点がさらに0.2向上し、家全体の安定感が劇的に増しました。
窓があった部分を縮小し、YKK APのアルミ樹脂複合サッシ「エピソードneo」を設置します。
外側は耐久性の高いアルミ、室内側は熱を伝えにくい樹脂を採用したハイブリッド構造です。
複層ガラスにより、冬の茅野市の結露問題を解消し、夏は外の熱気を遮断。
外壁には金属サイディング「はる一番」をあしらい、モダンで雨に強い仕上がりを目指します。
最後に室内側の壁にビニルクロスを貼り、内装をきれいに整えて完成です。
見た目にはリビングが少しリニューアルしたようにしか見えませんが、その中身は驚くほど強固。
屋根の軽量化と合わせ、耐震評点は0.65から1.15へ。
「地震がきても、もう大丈夫」と胸を張って言える、最高に安心なリビングが誕生しました。
今回は南面の中心に窓を残し、かつ反射率の高い内装材を選ぶことで、採光を十分に確保しました。
むしろ、窓を小さくしたことで冬の冷気が入りにくくなり、足元の冷え込みが劇的に改善されるメリットの方が大きいです。
リビングの壁補強だけであれば、約1週間から10日程度で完了します。
屋根の葺き替えと並行して行う場合でも、生活への影響を最小限に抑えるよう工程を調整いたします。
耐震評点1.15というのは、どのくらい安全なのですか?
現行の建築基準法で定められた「震度6強〜7程度の地震でも倒壊しない」基準(1.0)を上回る数値です。
大きな地震が来ても、家族が安全に避難できる時間を確保し、建物の致命的なダメージを防げるレベルと言えます。
軽量であることはもちろん、長野県の厳しい凍害に非常に強い素材だからです。
色あせも少なく、長期にわたって壁の強度と美しさを維持してくれます。
はい、もちろんです。
茅野市などの自治体が実施している耐震改修補助金の申請には、複雑な計算書類が必要ですが、当社の建築士がすべて代行・サポートいたします。
「窓を小さくすることに最初は抵抗がありましたが、実際に出来上がってみると部屋がぐっと暖かくなり、驚いています。
何より、診断結果を見てからずっと抱えていた『いつか壊れるかも』という恐怖から解放されたのが一番の収穫です。
屋根も壁も、数値でしっかりと安全を証明してもらえて、本当にお願いして良かったです」
茅野市の厳しい寒冷地環境において、耐震性と断熱性は切り離せない問題です。
今回は、窓という「最大の弱点」を「最強の味方」に変えるリフォームでした。
2間を1間にするという決断は、勇気がいることかもしれません。
しかし、その決断によって得られた「1.15」という数値は、何物にも代えがたい家族の安心となります。
信州の家を知り尽くした私たちだからこそできる、一歩先を行く耐震提案を形にできた現場でした。
茅野市周辺は「糸魚川ー静岡構造線断層帯」が近く、地震リスクが高い地域として知られています。
また、地盤の硬さが場所によって大きく異なるため、家ごとに最適な補強ポイントが異なります。
私たちは単に「壁を増やす」だけでなく、その土地の特性や積雪荷重を計算に入れた「茅野仕様」の耐震工事を追求しています。
冬の凍結防止剤(塩分)の影響を受けにくい金属サイディングの採用も、そのこだわりの一つです。
耐震評点0.65からの完全脱却。 茅野市での「屋根軽量化」と「壁補強」のセットは、古い家を最新の安全基準へ引き上げる最強の処方箋です。
その不安、私たちが数値と技術で解消します。
まずは、あなたの家の「本当の強さ」を知ることから始めませんか?
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします
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