2026.09.02
2026年9月2日 更新 セメント瓦を再利用し、傷んだ防水シートを交換して雨漏りを修理 安曇野市の築35年のお住まいから、「天井から雨漏りしているので屋根を見てほしい」とご相談をいただきました。 屋根にはセメント瓦が使われており、表面の塗膜には経年による剥がれが見られました。しか…
北安曇郡松川村のお客様から、瓦屋根の雨漏りについて点検のご依頼をいただきました。
現地で屋根を確認すると、瓦の割れやズレがあり、雨漏り箇所の野地板にも傷みが見られました。
さらに、症状が出ている場所以外でも瓦のズレやモルタルの劣化を確認しています。
部分補修と屋根全体の改修を比較した結果、今回は大屋根の瓦を撤去し、傷んだ下地を直してから金属屋根へ葺き替えることになりました。
街の屋根やさん松本諏訪平店は、塩尻市のイトウ住建が運営しています。
写真は少ない事例ですが、確認できた事実をもとに、工法を選んだ理由をご紹介します。
屋根に上がると、瓦の割れやズレが確認できました。
瓦がずれると、その隙間から雨水が瓦の下へ入りやすくなります。
ただし、瓦の下には防水紙があるため、瓦のズレだけで室内へ雨漏りしたとは断定できません。
今回は室内にも雨漏りが見られたため、瓦の下にある防水紙と野地板の状態を確認する必要がありました。
瓦をめくって内部を確認すると、雨漏り箇所の野地板に傷みが見られました。
野地板は防水紙と屋根材を支える下地です。
傷んだ部分を残したまま屋根材だけを戻しても、十分な固定力を確保できない可能性があります。
雨漏りを止めるだけでなく、新しい屋根を安定して施工するためにも、傷んだ野地板の交換が必要な状態でした。
点検では、雨漏りしている場所以外にも瓦のズレやモルタルの劣化が確認されました。
一部分だけを直しても、別の場所で同様の不具合が起きる可能性があります。
そのため、部分補修と大屋根全体の改修について、お客様と相談しました。
今回は今後の維持管理も考え、大屋根の瓦を撤去して下地から直し、金属屋根へ葺き替える方法を選択しました。
松川村は松本市より積雪が多い地域です。
既存屋根の状態に加え、冬季の積雪や今後のメンテナンスも、屋根材を選ぶ判断材料になりました。
大屋根の瓦を撤去し、雨漏りで傷んだ野地板を交換しました。
その上から構造用合板を屋根全体に施工します。
新しい屋根材を安定して固定するには、下地の強度が重要です。
傷んだ部分を隠さず、屋根全体を平らで固定しやすい状態に整えました。
構造用合板の上には、二次防水の役割を持つチャンピオンルーフィングを施工しています。
屋根材の下へ入った雨水を軒先へ流し、野地板への浸入を防ぐための防水紙です。
仕上げには、天然石を表面にコーティングしたジンカリウム鋼板屋根材「メリッサ」を使用しました。
瓦より軽量なため、屋根全体の重量を軽減できます。
また、天然石粒による凹凸があるため、表面が滑らかな金属屋根と比べて雪が一気に滑り落ちにくいことも、積雪のある松川村で選んだ理由の一つです。
ただし、屋根の勾配や積雪量によっては、別途雪止め対策が必要になる場合があります。
今回使用したメリッサには、施工当時30年の製品保証が設定されていました。
保証対象や適用条件は製品ごとに異なるため、現在の保証内容については見積もり時に確認が必要です。
今回の工事では、雨漏りしている場所だけを直す部分補修も検討しました。
しかし、点検すると雨漏り箇所以外にも瓦の割れやズレ、モルタルの劣化があり、野地板にも傷みが確認されました。
一部分だけを直しても、別の場所で不具合が起きる可能性があります。
そこでお客様と相談し、次の工事を行いました。
築年数や瓦屋根という理由だけで、屋根全体の葺き替えを選んだわけではありません。
雨漏り箇所以外にも劣化が広がり、下地の補修が必要だったことが今回の判断理由です。
瓦に割れやズレがあっても、部分補修で直せる場合と、下地から改修したほうがよい場合があります。
大切なのは、見えている瓦だけで工事方法を決めず、その下にある防水紙や野地板の状態まで確認することです。
イトウ住建では、確認できる範囲で屋根全体を点検し、部分補修・葺き直し・葺き替えなどの選択肢をご説明します。
「瓦がずれているように見える」
「室内に雨漏りや雨染みがある」
「部分修理と葺き替えのどちらがよいか知りたい」
このようなお悩みがありましたら、街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建へご相談ください。
点検を受けたからといって、すぐに工事を決める必要はありません。
屋根全体の状態と必要な修繕範囲を確認することから始めましょう。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん松本諏訪平店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.