2025年9月23日更新
みなさん、こんにちは。
長野県塩尻市の屋根工事専門店「街の屋根やさん 松本諏訪平店」です。
今回は安曇野市で行った「雪止め設置工事」の現場をご紹介します。
今回のお客様は「玄関前に落ちてくる雪に困っている」とのご相談から工事が始まりました。
玄関は毎日必ず使う場所。
そこに雪が落ちてくるのは危険ですし、不安な気持ちで冬を過ごすのはとても大変ですよね。
お客様からは、
「冬になると玄関前に雪がドサッと落ちてきて危ない。子どもが外に出るのも怖くて…」
とお悩みを打ち明けていただきました。
屋根に積もった雪が一気に滑り落ちる「落雪(らくせつ)」は、長野県の冬にはよくある問題です。
特にガルバリウム鋼板(軽量で耐久性に優れた金属屋根材)は表面が滑らかで雪が落ちやすいため、玄関や駐車スペースの安全を守るには「雪止め」の設置が欠かせません。
今回は、既存の雪止め(Lアングル)があったものの背が低く、落雪を十分に防げなかったため、より高さのある「スノーメルト太陽光パネル用」を追加設置することになりました。
●工事名:雪止め設置工事
●場所: 安曇野市
●屋根材:ガルバリウム鋼板(がるばりうむこうはん:サビに強い軽量金属屋根材)
●使用材料:スノーメルト太陽光パネル用(勾配の急な屋根やパネル設置屋根に適した、高さのある雪止め)
12枚設置
●施工内容:足場を組み、安全に作業を行い、既存の雪止めと組み合わせて設置
●工事費用:320,000円(足場代含む)
現地調査でまず確認できたのは、玄関前に雪が集中的に落ちて積もる危険な状況でした。
屋根はガルバリウム鋼板製で、雪が溜まると一気に滑り落ちやすい特性があります。
既存の雪止め(Lアングル)はありましたが、背が低く積雪を受け止めきれません。
そのため大きな塊のまま雪が滑り落ち、玄関前に積み重なっていたのです。
実際、お客様は過去に「雪が玄関ドアにぶつかり開かなくなったことがある」とおっしゃっていました。
こうした日常の不便さと危険性が、今回の工事の一番の動機でした。
右が標準的な雪止め「スノーエール」、左が今回採用した「スノーメルト太陽光パネル用」。
比べると一目で高さの違いが分かります。
勾配がきつい屋根や太陽光パネルがある屋根では、背の高いスノーメルトが有効です。
お客様も実物を見て「これなら落雪を防げそう」と納得されていました。
安全のために足場を設置し、職人が位置を確認しながら雪止めを取り付けていきます。
雪止めは屋根材を傷めないよう、既存の部材を活かしながら施工しました。
軒先にフックで引っ掛け、上から引っ張り上げて既存のLアングルに固定します。
隣り合った雪止め同士もステンレス針金で結束します。
ひとつひとつ丁寧に結束していくことで、積雪荷重にも耐えられる強固な仕上がりになります。
既存のLアングル部分にステンレス製の針金で雪止めを結束しました。
サビに強く長期間の耐久性があるステンレスを使うことで、雪の重みにも安心。
補強の意味でもしっかり固定してあります。
完成後の屋根には、整然とスノーメルトが並び、見た目もスッキリ。
これで玄関前に雪がドサッと落ちる心配はなく、ご家族も安心して冬を迎えられるようになりました。
「玄関前に雪が落ちるたびにヒヤヒヤしていましたが、これで安心して出入りできます。
もっと早くお願いすればよかったです。
職人さんの対応も丁寧で安心でした。」
今回の安曇野市の工事では「落雪の危険性をどう防ぐか」が最大の課題でした。
屋根材や勾配を考慮し、通常よりも高さのある雪止めを選ぶことで、安全性を高めています。
地域特有の気候や屋根の状態に合わせて、最適なご提案をいたします。
安曇野市は、北アルプスの山並みと清らかな水に恵まれた、美しい自然と文化が息づくまちです。
特に「大王わさび農場」では澄んだ水の流れるわさび田と水車小屋の景観が観光名所となっており、四季折々の風景が楽しめます。
また「安曇野ちひろ美術館」では、絵本画家いわさきちひろの世界を堪能でき、子どもから大人まで心癒されるスポットです。
さらに「烏川渓谷(からすがわけいこく)」や「常念岳(じょうねんだけ)」など、アウトドア派には絶好の自然フィールドも広がっています。
近年は移住先としても注目されており、自然に囲まれながらも松本市街地へのアクセスが良いため、生活と観光の両方が楽しめる地域です。
冬の暮らしをより安心にする屋根リフォームは、そんな安曇野での快適な暮らしを支える大切な要素です。
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