安曇野市輸入住宅塗装工事｜窓枠・ドア枠・破風板｜木部塗装の様子をご紹介 | 松本、塩尻、安曇野の屋根工事・雨漏り修繕

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安曇野市輸入住宅塗装工事｜窓枠・ドア枠・破風板｜木部塗装の様子をご紹介

工事のきっかけ

住宅の木部が塗装が剥がれたり水を吸って変色していたりしていました。木部は水を吸ってしまってそのままにしておくと腐食する恐れがあります。塗装による保護をしなくてはなりません。今回は木部専用塗料では老舗の和信化学工業のガードラックアクアを使用しました。水性の木部に浸透させて塗膜を作る木部専用保護塗料です。

安曇野市

ビフォーアフター

工事基本情報

施工期間: 10日間

使用材料: 和信化学工業
ガードラックアクア

施工内容その他: 輸入住宅,木部塗装

築年数: 20年

工事費用: 20万円

安曇野市の輸入住宅のお宅で、木部の塗装と雨樋等の付帯塗装を行いました。
外壁全体はアルミ素地の鎧張りで、アルミ外壁は傷みが無かったので、塗装は見送りました。
ただ、窓枠や破風板などの木製部分、一部木製鎧張り部分が多く、個々の劣化が著しかったため塗装を致しています。使用した塗料は、和信化学工業のガードラックアクアです。この塗料は木部塗料には珍しく水性の塗料です。このガードラックアクアは木部に浸透させ塗膜を作る塗料です。

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2回テラスの内壁、木製の鎧張りのサイディングです。板を重ねて張っていく外壁で見た目から鎧張りと呼ばれています。
塗膜が剥がれて木の素地が露出しています。このまま塗装するとと塗膜が残っている部分と素地が出ている部分で色が変わってしまうので、全体を素地が見えるまで塗膜を削ってガードラックアクアを塗装しています。浸透性なので2回から3回染み込まなくなるまで重ね塗りします。

出窓の窓枠の塗装です。外壁の大きな面の塗装とは違ってローラーではなく刷毛で慎重に塗りこんでいきます。出来るのであれば樹脂素材の窓枠に交換したほうが維持費がかからず断熱性も上がるのですが、輸入住宅ですのでアルミや樹脂のサッシは似合いません！丁寧に手間をかけて塗装仕上げで綺麗に蘇らせました。

鼻隠しの塗装です。国産ハウスメーカーの鼻隠しは板に板金を巻いていることが多いのですが、輸入住宅は板をそのまま露出していることが多いです。
『鼻隠し』とは軒樋が付いている軒先の板の部分です。屋根の骨組みの垂木を隠す、垂木の鼻先を隠すという意味で鼻隠しと言われています。
アフターの写真では軒樋が付いていませんが、ここの軒樋は交換を致しました。軒樋交換工事で既存の軒樋を撤去したスキに塗装をしました。多分雨樋は雨の多い日本の気候に合わせてもともとなかったものを付けたのだと思います。ただ、雨樋が内側に入りすぎていて屋根から落ちてくる雨が雨樋に入らずオーバーフローしていたので、ワンサイズ大きい雨樋に交換しました。

破風板の塗装です。破風板は切妻屋根（きりづまやね　勾配方向が二方向や一方向の屋根）の斜め部分です。破風板は樋が付いていないので雨水や直射日光を直に浴びてしまいます。このためで劣化が早く傷みが出やすい箇所です。こちらのお宅も例外ではなく、色あせが一番進んでいました。この面は道路沿いになりますので目に付きやすく気にされていたと想像できます。しっかりと塗装を施し綺麗になりました。

こちらの窓は、窓枠とサッシの塗装をしました。このような窓が10カ所ほどありました。一つ一つ丁寧に刷毛で塗装を行っていきました。

ベランダへの出入り口のドア塗装です。ドア枠は木製だったのでガードラックアクアで塗装をして、ドアは金属製だったので、日本ペイントのファインシリコンセラを塗装しました。この面の外壁はジョリパッド仕上げでした。前回塗り替えをされた時に施工されたそうで、特にひび割れなどもなく大した劣化が見られなかったのでこちらも塗装は致しませんでした。

軒樋の塗装です。使用いたしました塗料は関西ペイントのスーパーシリコンルーフです。こちらの軒樋は樹脂製でしたので、ナイロンたわしで磨いて敢えて傷をつける目荒らしをしました。塗装面を傷つけることで塗装面積が増え塗料の密着が高まります。下塗りに染Qのミッチャクロンを塗装してトップのスーパーシリコンルーフを塗装しています。樹脂やアルミなど表面がつるつるで塗料が密着しにくいものにはﾐｯﾁｬｸﾛﾝをよく使います。ミッチャクロンは最強の密着性です。

木部は他の塗装面に比べて劣化速度が速い部分です。どんなに良い塗装をしても5年～7年で次の塗装の周期になります。ご自宅で木部が露出している部分があったり、木製のウッドデッキがあれば定期的に塗装する必要があります。木部が劣化して腐食してしまうと修復やリフォームが難しくなるケースもあります。ご注意ください。