本日は、安曇野市穂高に
屋根塗装の下見に行ってきました。
今回のお客様はアパートの屋根の塗り替えをご依頼されております。
使用してこられた年数は10年ほどでした。
見た目には確かにきれいなのですが、
こすってみると塗装が手についたり、所々破損している箇所
があったりと、10年の歳月を感じさせます。
屋根塗装を行わなければ、屋根材は雨風や太陽光(紫外線)によってダメージを蓄積していきます。
結果、屋根が部分的にかけやすくなったり、防水性が落ちて水分を含むようになったりすることで、雨漏りに繋がることもあります。
(余談ですが、雨漏りで屋内の木造構造部分が腐ると、それが原因でシロアリを呼び寄せることにもつながります。)
見た目にはもちろん、お住いの方々にもご安心いただけるようにとの気持ちを込めてのご依頼受け、まずは下見に行ってまいりました。
まずは屋根に登らないことには始まりません。
高いところから見下ろした経験がある方にはご理解いただけると思いますが、
下から見るのと、上から見るのでは、感じ方が全く違います。
また、風が強い日には梯子も不安定になりますし、屋根の上で風に煽られる危険性もあり、計測に登れません。
気候とのタイミングが重要です。
私たちもまた、バランスを崩さないように、細心の注意を払って登ります。
屋根の端から端までの長さ、幅を測ります。
常念岳がきれいに見えますが、景色に見とれてはいけません。
皆さんは決して真似して屋根に登ってはいけませんよ。
反対側も同様に測ります。
ここで注意しなければならないのが、太陽光パネルが設置してある点です。
屋根塗装をする際に太陽光パネルは外しません。
パネルが設置してある部分は塗装せず、それ以外の部分を塗装するからです。
そのため、㎡数を測るときも、太陽光パネルの占める㎡数を減算して測ります。
屋根塗装の下見としては、上記の「1~3の手順」で終了です。
しかし、ご依頼主が予期していない問題がないかを合わせてチェックしていきます。
例えば、屋根の破損具合や劣化の程度、腐食している部分がないか、といった具合です。
こちらの屋根は片側で約70か所の破損が確認されました。
また、屋根を軽くこすると、指に塗料が付着しました。
まだ度合いは重くはありませんし、劣化の進行具合も前述したように、
そのお宅の立地条件、気候の具合で変わります。
ただ目安として、指にこれだけ塗料が付着し始めたなら、
塗りなおしの時期と考えてよいと思います。
もちろん、これらの最後のチェックはご予算とは関係なく行っているものなので、皆様ご安心ください。
以上、安曇野市穂高の「屋根塗装 下見レポート」でした。
塗装の塗り替えタイミングは、一概には言えません。
おおよその目安としては「10年」と言われています。
しかしこの目安の年数は、日照りや雨風の頻度、屋根がどの方角に向いているのか、
といった地域条件を含めた様々な要素で、前後します。
そのため、「まだ10年経ってないから大丈夫」と安心はせず、時々注意して屋根に視線を向けてみてください。
ご不安ありましたら、いつでもイトウ住建はご相談にお伺いさせていただきます。
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