諏訪市でジンカリウム鋼板天然石吹付屋根材を重ね葺きしています
諏訪市湖南で行っているスレート屋根の上からジンカリウム鋼板の基盤に天然石を吹き付けている屋根材「メリッサ」をかぶせるカバー工法の工事を行っています。前回は下準備からルーフィング(防水シート)を敷き詰める工程までご紹介しました。今回はいよいよ屋根材本体の取り付けです。
前回の工程の現場ブログはこちら👉
軒先にスターター(軒先唐草)を取り付けます。既存の屋根材の軒先をコの字で囲って8cmほど屋根面にかぶせる部材です。これをベースに本体を下から張っていきます。下から張るのは上下の接続部分が下を向くので雨が入らないためです。
右の写真は谷板金です。谷は降りてきた勾配方向が違う屋根材がぶつかるところで、雨が一番集まってくるところです。しっかり板金でカバーして屋根材の下に雨が入らないように取り付ける板金部材です。
下から2枚張ったところで、雪止めを取り付けます。金属屋根や瓦屋根、スレート屋根などとメリッサの大きく違う特徴の一つに、雪が落ちにくいというものがあります。天然石の粒が抵抗になって落ちにくくなるのですが、念のために雪止めを取り付けます。2段目に90cm間隔で取り付け、3段目に45cmずらして上下で千鳥型に取り付けていきます。
三角形と台形、平行四辺形を組み合わせた寄棟造りで斜めの部分が多い屋根です。長方形の屋根材本体を加工しながら設置していきます。加工は板金ばさみで手動で切っていきます。1日作業をすると握力が崩壊するそうです。
換気煙突の外壁部分が壊れていました。前日に外壁部分の窯業系サイディングを撤去しましたが、このままでは雨が降ったら吹き込んでしまいます。
9時~19時まで受付中!
0120-26-1468