東筑摩郡山形村で屋根瓦の補修、積み直し工事を行いました!
今回のご依頼は屋根瓦の補修です。東筑摩郡は山形村のお客様宅へと、伺ってきました。下から見た最初の感じは「キレイそうだけど、どこだろう?」でした。お客様からは、棟が曲がっているように見える、屋根から何かポロポロ落ちてくる、という情報をいただきました。まずは、昇って点検から始めていきましょう!
大棟から降り棟を見た様子です。面戸(棟の側面の土を詰めてあるところ)が崩れて、土がこぼれてきていますね。「何かがポロポロ・・・」の正体はこれでした。降り棟の途中が崩れてきているということは、原因はその上の方に!
もう一つは「棟が曲がっている・・・」について。上から見てみると、蛇行まではしていませんが、一方に(写真左側に)偏っていました。これは部分的に補修というか、棟瓦を一度外して、積み直しになりますね!
大棟(一番高いところの棟)と降り棟(大棟から下がってくる棟)の近辺を調べてみましょう。瓦を揚げてみると・・・土の状態が違っていました。↑の写真で見ると、右の土はまだ塊り状態ですが、左側は・・・
サラサラとした砂のようになっていました。これは瓦のズレや割れ等から水が入り込み、塊りを崩し→乾き→浸水を繰り返し砂状になってしまい、瓦を留める役にはならなくなってしまったのです。
点検・調査の結果から↑写真の範囲で、棟がわらを外して積み直しすることになりました。
外してみると、ポロポロと落ちてきたところや棟が偏っていたところは、瓦を留める土が役を成さずサラサラの砂状になっていました。この後、積み直しをして土ではなく、モルタルで留めて完成となりました。
普段はここまでの点検は、個人ではできないものです。何か落ちていたり、アレッと思うことがあったら、是非ご一報下さい。後々の大事にならないように、初期段階での点検、補修が重要ですね!
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